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地下水は,飲料水,工業用水,農業用水などに幅広く用いられ,貴重な資源となっていますが,近年,トリクロロエチレン等の有機塩素系化合物に加え,硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による地下水汚染が問題となっています。
(1) 地下水汚染の現状
平成12年度における地下水の水質調査結果では,有機塩素系化合物については,調査井戸56本のうち18本が,六価クロムについては,調査井戸628本のうち17本が,ひ素については,調査井戸59本のうち10本が,また硝酸性窒素等については,1,287本のうち299本が環境基準を超えています。
(2) 地下水汚染対策
水質汚濁防止法の改正により,有害物質を含む排出水の地下浸透の禁止,自治体による地下水の常時監視の実施,地下水の汚染原因者に対する浄化措置などの規定が盛り込まれ,段階的に規制の強化が図られています。
本市においても,平成4年に「千葉市地下水汚染防止対策指導要綱」を策定し,有機塩素系化合物を使用している事業者に対して自主検査の実施等について指導を行っています。
また,汚染が確認された地区の対策として,井戸使用者への飲用指導の徹底を図るとともに,上水道への転換を促進するため,上水道配水管布設に伴う住民負担分の補助を行っています。また,硝酸性窒素等による汚染に対応するため,平成12年4月から,上水道への転換補助に加え,浄水器設置の際に係る費用に対する補助を行っています。
さらに,平成11年4月には,「千葉市地下水浄化事業推進基金条例」を制定し,事業者からの寄附金と市の財源を原資とする基金に基づき,地下水汚染が確認されている長沼地区において,地下水浄化施設の整備を進めています。
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