ホーム > 花見川区役所 > 花見川区の紹介 > 花見川区の組織 > 花見川区 地域振興課 > 平成30年度花見川区地域主体型防災訓練を実施しました!
ここから本文です。
更新日:2018年9月6日
9月2日(日曜日)に第39回九都県市合同防災訓練の一環として、花園中学校において避難所開設・運営訓練を実施しました。
今回は花園中学校、花園小学校、花園公民館の3つの避難所運営委員会が主体となり、発災から公的機関が支援に入るまでを想定した避難所開設・運営訓練を行いました。
花園地区周辺の自治会を中心に、地域の皆さんが訓練会場である花園中学校に到着し、参加者全員の無事を確認したのち、施設の安全を確認したうえで、参加者自らの手で避難所を開設しました。また、避難者カードを一人ひとりに配布し、回収、集計の取りまとめも参加者の皆さんが行いました。
避難所運営委員長による避難所開設宣言後は、災害ボランティアである「千葉市SLネットワーク」の皆さんの指導により、三角巾を使った応急救護訓練、災害時に役立つダンボールで簡単に作れる簡易トイレ、同じくダンボールで作れる間仕切りの作り方が紹介されました。
特に簡易トイレは、災害により水洗トイレなどが使用不能となった場合に、衛生状況の悪化による伝染病の蔓延といった二次災害を防ぐなどの理由により、とても重要です。
また、試食用の備蓄食糧の配布も行いました。
避難所開設に向けた準備の様子 |
ペットも訓練に参加しました |
搬入された支援物資の受け渡しの様子 |
備蓄食料の配布 |
約200名のご参加をいただきました |
花見川区長も応急救護の知識を習得しました |
今回の防災訓練は、災害が起きたときに「個人ができること(自助)」「地域ができること(共助)」と「自治体がすべきこと(公助)」の連携に重点を置く、より実践的な内容となりました。
実際に災害が起きた場合、避難される市民の皆さんよりも早く、すべての避難所に職員を配置するのは困難です。そこで、今回のような避難所運営委員会が主体となった訓練を行うことで、「自分たちで何ができるのか」を、今一度考え直す機会になったとすれば幸いです。
最後に、防災訓練の実施に際し、企画・運営にご協力をいただきました花園中学校、花園小学校、花園公民館避難所運営委員会の皆様と、ご協力をいただきました関係団体の皆様、また、ご参加いただきましたすべての皆様に心から感謝申し上げます。
なお、その他の訓練の様子は花見川区長室にも掲載しておりますので、合わせてご確認いただければ幸いです。
今後も、花見川区では、自助・共助・公助の観点より、各種防災事業を推進して参ります。
このページの情報発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください