千葉市中央区青葉町1273-2
内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、神経内科、血液内科、精神科、児童精神科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻いんこう科、アレルギー科、麻酔科、救急・集中治療科、リハビリテーション科、歯科、病理科
380床(一般314床、精神60床、感染症6床)
千葉市立青葉病院は平成15年5月1日の開院以来、緑につつまれた市民の病院として親しまれ、高度の医療情報システムを完備し,千葉市のみならず周辺地域をカバーする地域の中核病院として機能しています。
平成16年度から千葉大学医学部附属病院への協力型病院として、初期医師臨床研修を開始し、17年度からはこれと併行して、青葉病院独自の研修プログラムによる研修を開始しました。当プログラムは、協力型病院として千葉市立海浜病院、および地域医療研修の協力施設として千葉市医師会などの組織で行われるもので、希望に応じて両市立病院をローテートする研修が可能です。
青葉病院での初期研修2年目である今年度、選択期間は7ヶ月ありましたが、私は内科4ヶ月、救急・集中治療科2ヶ月、皮膚科1ヶ月をローテートしました。来年度からは他科に進むにも関わらず、必修・選択あわせて10ヶ月も内科をローテートしたのは、将来どこの診療科に進むにせよ、当院の内科研修は初期研修医にとって大変有意義であると考えたためです。
当院は急性期病院であり、また内科が総合内科であるため、急性期疾患から慢性疾患、common diseaseから専門性の高い疾患まで、半年間のローテートの間だけでもかなり多岐にわたる症例を経験できます。また、初期研修医も単独で主治医となり新入院の患者さんを受け持つため、主治医としての責任感やプライマリケア医としての診断・治療能力、そして、すべて上級医からの指示待ちではなく、上級医に相談する前にまず自分で調べ、考えようという姿勢が自然と身についてくると思います。もちろん有意義なのは内科研修だけではありません。380床という中規模病院だからこそ各科の垣根が低く、他科の上級医にも相談しやすいことも、当院の大きな特徴の一つです。また、必修でない診療科も含めた各科の上級医による研修医講義の内容が、研修医の希望に沿って決まっていることや、昨年から研修医が始めた勉強会に、今や多くの上級医の先生方にご参加いただき、臨床経験を踏まえたフィードバックをいただいていることなどからわかるように、研修医の勉強したいという姿勢に真摯に応えてくれる上級医が揃っています。
初期研修医は1、2年目が全員ひとつの研修医室で、毎日和気あいあいと過ごしています。もちろん医師同士だけでなく、コメディカルともコミュニケーションが多く、病院全体が非常にアットホームで、とても居心地のよい病院です。当院でなら楽しくそして実り多い初期研修ができることを約束します。是非一度見学にいらしてください。
当院の内科は消化器、循環器、呼吸器、血液、内分泌代謝、神経内科の各専門医がいますが、総合内科という形をとっており、内科研修は専門分野ごとにローテートするのではなく、内科として半年間研修するという特徴があります。そのため偏りなく各分野のcommon diseaseを経験できるとともに、疾患を診断から治療、退院まで一貫して診療でき、専門性の高い疾患に関しても充分に勉強することができます。手技に関しても上部消化管内視鏡や腹部超音波を半年間継続して経験できることもメリットの1つです。
また、当院は千葉市周辺の医療の中核を担う病院であり、年間3000台以上の救急車を受け入れており、救急も充実しています。週2回の救急当番に加え、月3-4回の救急当直があり、入院となった場合には主治医として受け持つことになり、primary careだけでなく、治療、退院まで診療できるため、自分の初期判断の評価もできます。中心静脈カテーテルや胸腔ドレーン挿入などの手技もかなり経験できます。
内科、救急だけでなく、各科の先生とも研修医の指導に非常に熱心で、感染症、輸液、心電図、縫合・結紮の仕方など研修医講義を月に1,2回行っていただいています。研修医のニーズに合わせて、脱臼、骨折の対処、眼底の見方など必修科となっていない科の先生にも講義していただきました。研修医で企画し、英語論文と症例検討を行う研修医勉強会も行っていますが、研修医だけでなく先生方も積極的に参加していただき、教科書の知識だけでなく、臨床経験も含めて議論していただきました。
私は、研修の内容は勿論、研修医の先生方の充実している様子を見学の際に見て、この病院で働きたいと感じました。興味のある方は是非一度見学にいらして下さい。
青葉病院では平成17年度から管理型研修病院として“自前”の研修医一学年2名の採用を始め、20年度には4名に増員しましたが、それでも病院の規模からみると、こぢんまりしたプログラムです。その訳はあまり多数の研修医を採用して、個々の研修の中身が薄れるのを恐れるためです。研修医が何十人もいる一部の大病院を、流れ作業的「訓練所」に例えれば、私達の処は研修医一人ひとりをじっくり手塩にかけて育てる、いわば「私塾」的立場を守っています。病院内各部署、診療科間の垣根が低く、誰にでも気軽に質問・相談ができる環境にあり、このため、ローテーション先の診療科だけでなく、その他の科のスタッフからも同時に色々な指導を受けることができ、研修医の積極性に応じて各々ぐんぐん延びて行くといった仕組みが出来ています。病院の規模は中規模ですが、協力研修病院である海浜病院と共に、千葉市民93万人の健康を支える中核病院として機能しており、いわゆるCommon diseaseから高度専門的医療まで幅広い症例を多数経験できる環境にあります。初期臨床研修の主眼であるプライマリケアを中心に、幅広く医師として必要な診断能力を身に付けるという観点からは、まさに最適な研修環境であると思います。
私自身は大学卒業後すぐに渡米して、PhiladelphiaのEpiscopal病院という処のrotating internから研修を始めました。下町の危ない地区のど真ん中の病院でしたが、ここが私の医師としての原点になっています。研修を終わって各々の心に一生の宝として残るような指導・教育を目指しています。
青葉病院の内科研修の特長としては、「垣根の無い内科」と、「救急外来の充実」、の二点が挙げられます。当科には消化器、循環器、呼吸器、血液、内分泌代謝、神経内科の各専門医がおりますが、各分野の垣根を極力低くし、各領域の専門家がお互い意見を出し合い、研修医が専門医に気軽に相談できるシステムができており、これは初期研修の指導には大変うまく機能しています。患者さんを全体として診(Generalist)、更に個々の専門性(Specialist)を加え、専門以外の分野に関しては他の専門医にコンサルトしながら、すべての患者さんに全人的な医療を提供するというやり方を徹底しており、電子カルテをその実践に最大限活用しています。当院は年間3000台以上の救急車を受け入れており、内科入院の約半数が救急からの入院です。上級医師との救急当直が月3-4回あり、救急での診断・手技を研修する機会には事欠きません。
青葉病院は千葉市の地域中核病院としての役割を担っており、その中で私達外科スタッフは専門的、かつQOLを重視した治療方針のもとに、コメディカルスタッフとの連携による患者さん中心の医療を行っています。約半数は癌手術ですが、根治性を目指すとともに諸機能を温存することを重視し、約2割を占める救急外科手術においても腹腔鏡手術を多用し、侵襲の軽減、術後の早期回復を図っています。朝夕のカンファレンスで、すべての入院患者さんの病態をスタッフ全員が把握し、チームのコンセンサス統一を図っています。研修初日からこのチームの一員として、患者さん全員の状態を知り、診断・治療のプロセスを共有してもらいます。熱意と使命感をもった外科研修を通じて、医師としての仕事のやりがい、喜びを分かち合えれば、この上ない幸せです。