更新日:2012年5月1日
ポリオ予防接種について
ポリオ予防接種は、ポリオウイルスの感染が原因で起こる小児まひを防ぐ予防接種です。
日本では、1994年以降、野生株ウイルスからの感染は報告されていませんが、ポリオが流行している国からのウイルスの輸入により感染が広がる恐れがあるため、必ず接種しましょう。
リンク:
ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省HP)
リンク:
ポリオワクチンリーフレット(厚生労働省HP)
※昭和50年~52年生まれの方の中には、ポリオワクチンの抗体価が低い人がいるといわれています。詳しくは
コチラをご覧ください。
●生後3か月を過ぎたら、「三種混合」(百日せき・ジフテリア・破傷風)予防接種を先に受けましょう。
●「BCG」予防接種は、生後6か月になる前に受けましょう。ポリオ予防接種と「BCG」予防接種が重なった場合は「BCG」を優先しましょう。「BCG」は4か月児健康診査のときに受けられます。
●1歳になったら「麻しん風しん混合」の予防接種を先に受けましょう。ポリオ実施月に1歳を迎える場合には、「麻しん風しん混合」を優先しましょう。
●一度もポリオの予防接種を受けていない兄弟姉妹がいる場合は、一緒に受けましょう。
ポリオ 集団予防接種の実施月
中央区・緑区
4月
9月
花見川区・美浜区
6月
◎24年6月花見川区・美浜区ポリオ予防接種の日程
10月
稲毛区・若葉区
7月
3月
*実施月の前月に掲載します。
ポリオの症状
ポリオの感染は、ヒトの糞便中に排出されたウイルスが経口又は咽頭から侵入することによって感染します。潜伏期間は4~35日間です。
ほとんどは症状が出ませんが、約5%~10%の人は夏かぜ症候群と呼ばれる軽症の上気道炎又は胃腸炎症状が出て、夏期に流行します。
感染者の1,000人~2,000人に1人に麻痺が出て、一部のものは永久に麻痺が残ります。
予防接種の効果
ポリオの予防接種をして、ワクチンに含まれる3種類の型のウイルスが十分に増殖すると、経口接種後4~6週間で終生免疫が得られます。
1回の接種では3つの型すべての免疫を得ることができないため、2回の接種が必要です。
副反応について
主な副反応は、下痢(1回目を接種した者のうち約4.6%、2回目を接種した者のうち約3.8%)や、37.5℃以上38.5℃未満の発熱(1回目を接種した者のうち約1.7%、2回目を接種した者のうち約1.3%)、38.5℃以上の発熱(1回目を接種した者のうち約1.6%、2回目を接種した者のうち約2.0%)、嘔吐(1回目を接種した者のうち約1.6%、2回目を接種した者のうち約2.0%)です。これらの症状は、接種後1~3日の間に多くみられます。
稀に生じる重い副反応としては、約486万回接種当たり1人の割合で、接種から4~35日に弛緩性麻痺が生じます。また、ワクチン接種後1か月半の間排泄されるワクチンウイルスによりポリオに感染することがあり、789万回接種当たり1人の割合で、弛緩性麻痺が生じます。
接種時期
| 実施期間 |
対象者 |
標準接種年齢 |
接種方法 |
4月・9月
中央区・緑区
6月・10月
花見川区・美浜区
7月・3月
稲毛区・若葉区
|
生後3カ月以上
90カ月未満
|
生後3カ月~18か月 |
41日以上の間隔を
おいて2回接種する。
この間隔はいくら
あいてもよい。
|
接種費用
無料。
持ち物
(1)母子健康手帳
(2)住所、年齢、氏名が確認できるもの(健康保険証等)
※予診票は、手元にない場合は会場に置いてあるものをお使いください。また、保健所感染症対策課、各区保健福祉センターにも置いてありますし、下のリンクからダウンロードしてお使いいただくこともできます。
■予診票をダウンロード(pdf)(182kb)
※予防接種は保護者の同伴が必要になります。保護者以外の方が連れていく場合は
委任状が必要となります。
接種にあたっての注意事項
予防接種の実施においては、体調の良い日に行うことが原則です。お子様の健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。
また、以下の場合には予防接種を受けることができません。
(1)明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)がある場合
(2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合
(3)受けるべき予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある場合
(4)明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する場合及び免疫抑制をきたす治療を受けている場合
(5)その他、医師が不適当な状態と判断した場合
(6)お母さんが出産を1か月半以内控えている方は、生まれてくるお子さんの二次感染防止に為に、今回のポリオ予防接種は見合わせましょう。
(7)麻しん、風しん、おたふくかぜ、みずぼうそうにかかった方は、治癒後4週間以上経過してから接種してください。
(8)突発性発疹、手足口病等、インフルエンザ等のウィルス性感染症は、治癒後2週間以上経過してから接種してください。
(9)熱性けいれんの既往がある方は、初回の熱性けいれんから2か月経過をしていないとポリオ予防接種は受けられません。また、2回目以降の熱性けいれんの場合は、1か月経過していないとポリオ予防接種は受けられません。
(10)ひどい下痢をしている方は、ワクチンの効果が弱まるのでポリオ予防接種は受けられません。
予防接種を受けた後の一般的な注意事項
(1)予防接種を受けた後30分間は、医療機関でお子様の様子を観察するか、医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。急な副反応がこの間に起こることがあります。
(2)接種後、4週間は副反応の出現に注意しましょう。
(3)接種当日は、激しい運動は避けましょう。
(4)接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
(5)ポリオ投与の前後30分間は飲食しないでください。
接種会場
実施月前月の市政だよりに掲載されます。また、
コチラからもご覧いただけます。
予防接種による健康被害救済制度について
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障害が治癒する期間まで支給されます。
ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
ポリオ生ワクチン2次感染対策事業について
定期の予防接種によって経口生ポリオワクチンの接種を受けた家族等に接触することにより、ポリオウイルスに2次感染した者に対し、平成16年から救済事業が実施されています。
詳しくは、下記の厚生労働省のHPをご覧ください。
ポリオ生ワクチン2次感染対策事業実施要綱(厚生労働省HPリンク)