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更新日:2023年9月14日

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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関する基本的な情報

 

重症熱性血小板減少症候群とは

重症熱性血小板減少症候群とは、2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気で、主に西日本で発生しています。
主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し死亡することがあります。
国立感染症研究所のまとめによると、2020年5月27日時点で、累計517人の患者が発生し、うち70人が死亡しています。

感染経路~どうやってうつるのか~

ウイルスをもったフタトゲチマダニ等のマダニに咬まれることによって感染します。
マダニは、森や林や草むらなどの屋外に生息しており、市街地でも見られます。
マダニは食品等に発生するコナダニ、衣類や寝具に発生するヒョウヒダニなど屋内に生息するダニとは種類が異なります。

予防方法~よぼうするには~

マダニに咬まれないようにすることが重要です。マダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。

  • 草むらなど、マダニが生息する場所にはいる場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが大切です。これは、重症熱性血小板減少症候群だけではなく、国内で毎年多くの報告例がある、つつが虫病や日本紅斑熱など、ダニが媒介する他の疾患の予防のためにも有効です。屋外活動後はマダニに刺されていないか確認して下さい。
  • SFTSウイルスを媒介すると考えられるマダニ類は全国に分布するので、現時点で患者の発生報告がある地域が他の地域に比べて特に危険だということではありません。全国どこにおいても発生し得る感染症と考えられます。
  • マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いもので10日間)吸血します。無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、吸血中のマダニに気が付いた際は、できるだけ病院で処置してもらってください。
  • マダニに咬まれた後に、発熱等の症状が認められた場合は、病院を受診して下さい。

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部健康危機管理課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5643

kenkokikikanri.HWM@city.chiba.lg.jp

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