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更新日:2015年12月8日
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心の輪を広げる体験作文
千葉市最優秀賞受賞 作品
【小学生部門】
「おじさんとぼくの夏休み」
古畑 柊弥
(千葉市立宮野木小学校 5学年)
ぼくは、毎年夏休みにおじいちゃんの家に遊びに行きます。そこで、いつも必ず会いに行くおじさんがいます。おじさんは、体に障害を持っているため、自由に動いたり、話をすることができません。でもぼくたちが遊びに来るのをすごく楽しみにしてくれて、ぼくたちが、いっしょうけんめいにがんばった事を報告すると、うれしそうに聞いてくれます。おじさんは、移動をする時、車いすを使います。車いす専用の車に乗って出かけて一緒に買い物をします。その時にいつも皆でおじさんの手助けをします。障害のある人と一緒に行動をして感じたことがあります。ぼくたちにとって何でもないちょっとした段差や坂道をわたったり、物をとったりすることがそれだけでも障害者にとってどれだけ大変なことなのかということをおじさんを通して感じました。そこでぼくは、そういう人たちの手助けをしてあげられるようになりたいと思いました。まず、おじさんのように言葉を話すことができない人には、手話をつかったり、体が不自由の人には、文字盤をつかってゆっくり、ゆっくり、くり返しながら一文字、一文字、指さすことで会話をすることができます。ぼくも最初は、おじさんと会話をするとき、なかなか会話を理解することができなくて何度もおじさんにききかえしてしまいました。そして車いすで移動するときは、いすを押してあげたり、段差が、あるときは、スロープなどを利用しながら少しでも、障害者の人に不安をあたえないように気をつけてあげたいと思いました。ぼくは、障害者のおじさんを通して障害者の人が少しずつふつうの生活ができるように努力しがんばっていることを知りました。だから、ぼくたちのように今、健康な人は、そういう人たちを応えんし、手助けをしてあげることで皆があたたかい気持ちになれると思うし、逆の立場だったら、自分もうれしいと思いました。たとえ今は、不便なところも少しずつ便利に変えられるようになればなーと障害者といっしょに行動して思いました。そして一つそこに手すりがあること、スロープがあることだけでもとてもありがたいことだと思います。
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