緊急情報
更新日:2016年1月8日
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今回は、地域包括ケアシステムをどのように構築していくのかについて、お話しします。
現在、本市では、団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年の千葉市の高齢社会の将来像を見据えて、今後10年間に何をしなければならないかという観点から、中長期的な視点で、市が推進すべき総合的な超高齢社会対策の指針の策定を進めています。
この指針では、取組みの4つの大きな柱として、
を掲げ、それぞれの項目の中で具体的な施策と10年後の目標、そして実現までのスケジュールを示しております。
最初の項目として「地域包括ケアシステムの構築・強化」を掲げており、最重要な課題としています。
この中では、まず、主要施策として、以下の4つの項目を示し、その項目ごとに施策の展開を図り、その施策ごとに10年後の目標を設定し、その目標達成のための具体的な取組みについて記載しています。
主要施策
主要施策の取組方針としては、まず、「在宅医療・介護連携の推進」では、様々な団体や連携のための協議会を有機的に結びつけた24時間365日の在宅医療・介護提供体制の確立を進めます。
次に、「認知症施策の推進」では、認知症の方が住み慣れた環境で暮らし続けられるよう、認知症の早期発見・ケアの仕組みの確立を図ります。
また、医療従事者及び市民向けの研修を充実し認知症に対する知識の向上を図ります。
また、「生活支援サービスの充実・強化」では、高齢者の在宅生活を支えるため、新たに配置する生活支援コーディネーターを活用し、多様な事業主体による重層的な生活支援サービスの提供体制の構築を図ります。
さらに、「あんしんケアセンターの機能強化」では、あんしんケアセンターの増設や職員配置の充実・資質向上など、その機能強化を図ります。
この取組方針に沿って、10の施策の展開を図り、それぞれ10年後の目標を掲げ、さらに、54の目標達成のための具体的な取組内容について、目標達成のスケジュールも示しながら、説明をしています。
詳細につきましては、現在、「千葉市中長期的な高齢者施策指針の案」を、1月15日まで、パブリックコメント手続きを実施しておりますので、市のホームページ等でぜひご覧ください。
市民の皆様からのご意見を聞かせていただき、より良い指針の策定につなげていきたいと考えています。
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