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更新日:2016年2月18日

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新たに男性不妊治療に対する助成を開始します

今回は、2月から拡充実施する特定不妊治療費助成事業について、お話しします。

WHO(世界保健機関)が行った不妊症の原因調査では、原因が男性のみにある場合は24%、女性のみにある場合が41%、男女ともにある場合が24%、原因不明が11%と報告されているそうです。

このことから、不妊で悩むケースの約半数は、男性にも何らかの原因があると考えられます。

  

これまで男性不妊治療費に対する助成は、行ってきませんでしたが、不妊の原因が、女性だけでなく男性側を原因とするケースも多く見られ、また経済的な負担も大きいことから、喫緊の課題と捉え、年度当初から、検討を進めておりました。

 

このような中、タイミングよく、国が、本年度の補正予算において、男性不妊治療を対象に加えるなど特定不妊治療費助成制度の拡充を行ったことから、本市においても、以下の制度拡充を行いました。

  

  1. 体外受精等の治療費の助成上限を、初回のみこれまでの2倍となる30万円に増額(2回目以降は、15万円)
  2. 男性の不妊治療のうち、特定不妊治療の一環として精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術を行った場合に、1回の治療につき15万円まで助成

なお、拡充となった制度の対象者は、平成28年1月20日以降に治療が終了した方です。

  

現在特定不妊治療を行っている方やこれから治療を行おうと考えられている方は、2月15日から受け付けを開始しておりますので、詳細について、市ホームページで確認をいただき、各区保健福祉センター健康課まで申請をお願いします。

  

特定不妊治療費の助成制度の拡充は、国が進める「一億総活躍社会の実現」で掲げられた「希望出生率1.8の実現」を進めるための施策であり、本市としても、少子化対策や母子保健対策、人口維持対策などにつながり、都市の活力の向上を図るものなので、今回の制度拡充の効果を検証しつつ、活用しやすい制度となるよう、さらなる制度充実の必要性などについて、引き続き検討してまいります。

このページの情報発信元

保健福祉局 保健福祉総務課

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