緊急情報
更新日:2016年6月1日
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この度、小学生向け福祉冊子「やさしい気持ち」(副題「今の自分にできることから考えよう」)を作成し、配布しました。
この冊子を作成した趣旨ですが、高齢社会が急速に進展する中で、介護職を始めとする福祉人材不足への対策が重要な課題となっており、計画的な人材育成が必要とされています。まずは、核家族化など生活環境の変化により人間関係の希薄化している現状を鑑み、幼少期から人の気持ちを理解し、互いに支え合うことの大切さを学び、地域を支えていく大人になってもらえるよう、市内の小学4年生の児童に周知をはかるため、無償で配布しました。
発行者は、千葉市社会福祉協議会で、本市も高齢福祉課と教育委員会の指導課が編集に協力しました。
A4版の34ページの冊子で、内容は、タッチー君という男の子が、お年寄りや身体が不自由な人、小さい子供を連れた母親などの方たちの周りで起こる出来事について、自分に何ができるかを考えていくことやその人たちの立場になって考えてみるというものです。
この冊子を通じて純粋な心を持つ子供たちに福祉の心を理解してもらい、将来の福祉人材を育てていきたいと考えています。
市内各小学校の4年生全員に無償で5月中に配りました。
小学校では、道徳や総合学習の時間を活用して、子どもたちが相手の気持ちや自分のできることについて話し合うようにしています。
今後は、今年の活用状況を踏まえ、基本データや内容の見直しを行いながら、毎年度の発行を考えています。さらに、中学生向けの冊子についても検討する予定です。
この冊子についてのご意見やお問い合わせは、
千葉市社会福祉協議会 地域福祉推進課 千葉市ボランティアセンター
電話 043-209-8850
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