更新日:2023年7月3日

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農薬の適正使用

千葉市では、市が率先して農薬等の適正使用を推進するため、千葉市の施設等における農薬・殺虫剤等薬剤の適正使用に係る指針(PDF:128KB)(平成21年)を定めました。

その取組みの一環として、住宅地などでの農薬散布をする場合の注意点や、公共施設等での農薬等薬剤の使用状況調査結果について、公表しています。

住宅地などでの農薬散布

農薬は飛散すると、人の健康、特に子供や妊婦、化学物質過敏症の方などに悪影響を及ぼすおそれがあります。
個人や建物の管理者などで農薬を使用する可能性のある方は、農薬の飛散を原因とする健康被害が生じないよう、できるだけ農薬を使用しない管理を心がけましょう。また、農薬を散布せざるを得ない場合でも、必要最小限に留め、農薬の飛散防止に努めるなど、周辺の方に十分な配慮をしましょう。
農薬には、作物や樹木に発生する病害虫の防除を目的に散布するものの他に、ガーデニングや家庭菜園用のスプレー式の殺虫剤や殺菌剤、芝生などの雑草対策で使用する除草剤なども含まれます。

農薬を散布する前に

  • 農薬散布観察や見回りなどを行い、病害虫や被害の早期発見に努めましょう。
  • 農薬以外の物理的な防除(害虫の捕殺や被害を受けた部分の剪定、防虫網の設置など)を優先しましょう。
  • 病害虫に強い作物や樹木、品種を選ぶ、病害虫が発生しやすい樹種を植えないなど、栽培前によく検討しましょう。
  • 病害虫の発生や被害の確認をせず、定期的に農薬を散布することは止めましょう。

物理的防除の例

やむを得ず農薬を散布する場合は周辺の方へのご配慮を

  • フェロモン剤による誘引、塗布、樹幹注入や粒剤など、飛散の少ない農薬を活用しましょう。
  • 害虫が発生した箇所のみ、必要最小限の散布に留めましょう。
  • 風向きやノズルの向きなどに注意し、風の弱い日や人通りの少ない時間帯を選びましょう。
  • 対象の植物に適用のある農薬を、ラベルに記載された使用方法・注意事項を守って使いましょう。
  • 農薬を使用する目的・散布日時・農薬の種類などを事前に周囲に住んでいる方などへ十分周知しましょう。
  • 近隣に学校・通学路がある場合は、学校や保護者などへの連絡も忘れず行ないましょう。
  • 看板やコーン等で区分けすることで、散布区域に気付かず人が立ち入ることのないよう配慮しましょう。
  • 飛散した農薬によって頭痛・不整脈等の症状が出る方もいます。農薬をまくときは農薬に敏感な方に十分配慮しましよう。

被害防止のための例

関連リンク

公共施設等における農薬・殺虫剤等薬剤の使用状況

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環境局環境保全部環境保全課

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ファックス:043-245-5557

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