更新日:2023年10月16日

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カラス被害に関するQ&A

Q1.カラスの巣を見つけたので、撤去してほしいのですが。

A1.威嚇されるなどの被害が発生した場合は、巣の中に卵やヒナがいなければ巣を撤去することができます。巣の撤去は、土地所有者や施設の管理者が自ら行うこととなります。巣のある場所の管理者を確認し、管理者に被害状況を説明して、巣の撤去を依頼してください。
⇒市の施設管理者はこちらをご覧ください。
⇒電柱の場合は、東京電力パワーグリッド(0120-995-007)またはNTT東日本(電話0120-444-113)へお問い合わせください。
⇒個人宅などの民有地での巣の撤去については、土地所有者が民間業者等へ直接巣の撤去を依頼してください。

※なお、鳥獣保護法により許可なく卵やヒナを捕獲し処分することは禁止されています。やむを得ず、卵やヒナを処分する場合には事前に許可が必要となります。千葉県自然保護課(TEL:043-223-2058)にご相談いただき許可を得るか、専門の駆除業者に依頼してください。
なお、駆除業者に心当たりのない方へは、千葉県害虫防除協同組合(電話043-221-0064)をご案内しております。

樹木に巣を作られないために

カラスは巣を外から見られないように枝葉の茂った大きな樹木などに好んで巣を作ります。このような樹木は、毎年巣を作られることがありますので、巣を作りにくくするために、枝を剪定して見通しを良くしたり、カラスが止まれないようにテグスを張るのが良いでしょう。

Q2.カラスのヒナが落ちているのですが、どうしたらいいですか。

A2.巣立ったばかりのヒナは、まだうまく飛ぶことができず、地面に落ちてしまうことがよくあります。親カラスはこのヒナを守るために、ヒナに近づく人を威嚇することがありますので、なるべく近づかない方が良いでしょう。ただし、道路や歩道などにヒナが落ちていて、通行に支障がある場合などは、道路の管理者にご相談ください。

Q3.カラスを捕まえたいのですが、何か方法はありますか。

A3.カラスに限らず、すべての野生鳥獣は、鳥獣保護法により、許可なく捕獲したり処分したりすることが禁じられています。「鳴き声がうるさい」、「迷惑だから」といった理由でむやみに捕まえることはできません。
ただし、巣の撤去と同時に卵やヒナを処分する場合や農作物などに被害が生じた場合で、かつ追い払いや防除対策などをしても被害がなくならないときは、有害鳥獣捕獲の許可を受けて捕獲することができます。
しかし、多くの場合、一度捕獲しても、また別の場所から他のカラスが集まって来てしまうため、捕獲は必ずしも効果的な対策とはなりません。まずは、カラスが集まって来ないような環境を整えることが大切となってきます。
⇒市の施設等に巣があり、被害が生じるおそれのある場合は、こちら

Q4.けがをしたカラスを助けてあげたいのですが。

A4.けがをしたり、弱っているカラスを助けてあげたいという気持ちを抱くことがあるかもしれませんが、現在カラスは生息数が増えすぎて、様々な被害をもたらしています。このため、残念ながらカラスを保護することはできません。もし、けがをしたカラスを見かけてもそのまま見守るか、草むらなど緑の多い所へそっと放してあげてください。

このページの情報発信元

環境局環境保全部環境保全課自然保護対策室

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5553

kankyohozen.ENP@city.chiba.lg.jp

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