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更新日:2018年9月19日

2018年度 

9月18日(火)晴れ

空気がだいぶ清々しくなり過ごしやすい気候になってきました。まさに発掘日和です。

さて、先週まで続いていた早稲田大学の考古学実習が、16日に終了しました。

多くの学生に混じって外国からお客様がいらっしゃいました。はりー

ハリー・ロブソン博士(イギリス ヨーク大学)。海外の貝塚を研究されていて、学生と一緒になって発掘をされていました。

海外の方にも注目されている加曽利貝塚、2年後のオリンピックの頃には外国の方で溢れかえっているかも!?

9月15日(土)雨

本日も昨日に続いての雨のため、現場作業は中止です。これに伴い、本日予定していた「ふるいがけ体験」も中止となりますので、来館される方はご注意ください。

9月14日(金)雨

本日は雨のため発掘調査は中止となっております。

博物館は通常通り開館しております。

9月13日(木)曇り

16日(日)までの予定で、早稲田大学考古学研究室の学生さんが発掘調査に参加しています。

縄文時代晩期の土器が含まれている層の掘り下げを実施しており、土の変化を見極めながら慎重に掘り下げています。

発掘初日に比べると、だいぶ移植ゴテ(スコップ)の使い方が上達してきました。

早稲田

土器の破片がパラパラと見つかってきました。

土器

9月12日(水)晴れ

昨日に引き続き、Ⅳトレンチの調査区西側で確認した土坑を調査しています。ようやく底面まできれいに掘りあがりました。

土坑の形状から、縄文時代中期のフラスコ状土坑と考えられます。

フラスコ状土坑とは、穴の下のほうが膨らんでいる形状の土坑で、理科の実験などに使うフラスコに形状が似ていることからこのような名前がついています。

ドングリなどの貯蔵用と考えられています。

ふらすこ 

9月11日(火)晴れ

これまでの暑い日から一転、今日は涼しい中で発掘作業を順調に進めることができました。
現在、現場ではⅣトレンチの調査区西側で確認した土坑(昭和39年度調査で確認した遺構)2基を調査しています。そのうちの1基について、一部底面を確認しました。
調査区内の遺構の確認作業と、出土した土器などの記録作業も行いました。
20180911

9月8日(土)晴れ

本日は一日中風が強くて、現場の土が乾いているので砂埃がすごい状態でした。

現場内には、作業している地面にも多くの土器があります。

どき1

どき2

あちらこちらにあるので、作業中も気を付けないと…「バリンっ!!」と踏んで割ってしまうかもしれないので注意が必要です。

9月7日(金)晴れ

本日は面白いものが発掘されました。

土坑1

昭和39年調査のⅤトレンチの埋め戻し土を掘り下げていたところ、調査区際の位置で、トレンチとほぼ同じ径2mの土坑が発見されました。

この場所はすでに調査されてはいるものの、当時の図面がなく、調査成果が分からない状態でした。そのためすでに掘られていたこの土坑も、これまで未確認。

土坑2

すでに掘られていたものなので、遺物はほとんど見つかりませんでしたが、径約2m、深さ約1.5mと大型の土坑であることが分かりました。

このように昔の調査区を掘っていても、新しい発見があるのです。

9月6日(木)晴れ

昨日の日誌で、早稲田大学の実習についてふれましたが、総勢30名近くの学生が来ています。

そんな人数が現場に!?と思われるかもしれませんが、実は全員が現場の補助ではありません。

わせだそくりょう1

およそ10名ほどの学生さんは、北貝塚の測量調査をおこなっており、写真のような測量機材を使用して、北貝塚の地形を測量しています。

わせだそくりょう2

貝塚の地形の違いを正確に読み取れるよう、細かな測量をおこなっています。

9月5日(水)晴れ

台風が去った本日は強風と暑い日差しの中の現場作業でした。

そんな加曽利貝塚の発掘現場には、9月2日から早稲田大学考古学研究室の実習で、学生の皆さんが大勢来ています。

わせだじっしゅう2

10数名の学生が発掘に参加しました。

早稲田大学は、昭和39年に実施された南貝塚の発掘にも参加しているのですが、約50年後のいま、同じ場所を同じ大学の学生が発掘しているのは、なにか感慨深いものがあります。

わせだじっしゅう1

発掘担当者による現場の解説を熱心に聞いている様子は、50年前と変わらない風景かもしれません。

9月4日(火)雨のち晴れ

本日の発掘調査は雨天中止です…が、晴れてきましたね。

調査担当者の気持ちを考えると、「(中止にするのは)早まった!!」といった感じでしょうか。

担当者は、朝方の天気と雲の動きを見て、現場を止めるか、続行するかを判断します。現場には作業員さん(補助員さんとも呼びます)がいますので、中止の場合は朝6時半から7時くらいの間に連絡網で流さないといけません。

作業開始の9時まで数時間あるので、途中で晴れてきてしまう場合もよくありますが、一度中止にした日は、いくら晴れても基本はお休み。今日のような天気の日は悔しい気持ちになります。

とはいえ、本日は台風の影響で風も強く吹いていますので、現場を止めたのは正解といえるでしょう。

晴れているからといって必ずしも現場が稼働しているわけではありませんので、見学に来られる際はご注意ください。

9月1日(土)晴れ

今日は、今年2回目の「ふるいがけ体験」がおこなわれました。昭和39年度調査の埋め戻し土を、実際に参加者の方に土をふるってもらうと…

「縄文土器だ!」「これは?」「えっ…骨?」と、様々な声が!

そうです。縄文人が食べたり、加工した痕跡のある動物の骨が見つかりました!

きれいに洗ってみないと正確にはわかりませんが、小動物の肩の骨や指の骨だと思われます。

運が良いと石のナイフや矢じりなどが見つかることも!

「ふるいがけ体験」は発掘調査期間中(11月末頃まで)の毎週土曜日14:15から15:00に開催します。どなたでも参加出来ますので、ぜひふるってご参加ください。 

 hurui4

何が見つかるかなー。 

hurui3

土器みつけたー!

hurui

動物の骨だー!

8月31日(金)晴れ

今日で8月も最終日。引き続き旧Ⅳトレンチの掘削を行っています。

ところで、旧Ⅳトレンチと言われてもピンとこない方も多いと思います。下の写真をご覧ください。

昭和39年調査の時の航空写真です。南貝塚全体の様子を確認するため、幅2mのトレンチが設定されました。

白い円の箇所が今掘っている旧Ⅳトレンチになり、この写真の撮影された2年後に博物館が開館します。

現在の公園入口側の道路向かいには落花生畑が広がっており、収穫した落花生を干すボッチも見られますが、今は住宅地になっています。

39年調査空撮

昭和39年南貝塚の調査(航空写真)

8月30日(木)晴れ

今日も昨日に引き続き、旧Ⅳトレンチの再発掘を行っています。昭和39年度の埋め戻し土を除去していると、写真のとおり大きな落ち込みが出てきました。この落ち込みは、竪穴住居跡の壁面の可能性が考えられ、トレンチの断面で観察できる住居跡の堆積土には縄文時代晩期の土器が含まれています。複数の竪穴住居が存在する可能性もあり、今後の調査の進捗が期待されます。

トレンチ

8月29日(水)曇り

今日は昭和39年の調査で発掘され、一度埋め戻されていた旧4トレンチの再発掘に着手しました。

昭和39年の調査は限られた短い期間での調査であり、埋め戻された土の中には小さな土器のかけらなどが多く含まれています。

この小さな土器のかけらなどを回収するために、すべての土のふるいがけを行っているのですが、なんと、びっくりする発見がありました!土の中にたくさん含まれている貝殻の中に、「貝刃」(かいじん)と呼ばれる貝殻を加工した道具が含まれていたのです。

ハマグリの殻の先端をギザギザに打ち欠いたもので、魚のウロコ取りに使われたと考えられています。

この道具、実際に使ってみると、驚くほど良くウロコが取れる優れもの。こんな発見があるとうれしいですね。

4トレ

旧4トレンチ掘削の様子

貝刃

先端がギザギザに加工された「貝刃」

8月28日(火)晴れ

今日は遺構・遺物の検出作業(竪穴住居などの遺構や土器などの遺物を探す作業)が行われました。ジョレンを使って、土の表面を平らに削っていきます。まだ作業は始まったばかりですが、土器がパラパラと見つかっています。

ふと見ると、カマキリも発掘現場を見学?していました。

発掘現場は毎日公開していますので、ぜひ見学にお越しください。

遺構検出

遺構検出の様子

土器片

見つかった土器片

カマキリ

発掘現場を見学?

8月25日(土)晴れ

本日は土曜日!週に一度の「ふるいがけ体験」の日です!!

せきぞく

こちらの写真は、ふるいがけをして発見された小さな「石鏃(せきぞく)」(石を材料として作られた矢じりのこと)です。
手の大きさを考えるとおよそ1cmの小さな遺物ですが、大きな発見です。

どきどき

土器もこんなにたくさん!! 

どんな文様があるのか見るのも楽しみの一つです。土器ドキ、ワクワクしながら体験してみてください。

8月24日(金)晴れ

本日は蒸し暑さに加え、台風の影響で現場には強風が吹き荒び、砂嵐状態の中、作業をおこないました。

砂嵐

大変な状況ではありますが、考古学の発掘現場ではごく当たり前の光景です。

作業は、昭和39年調査のⅤトレンチの続きを掘り下げています。

さらにこのトレンチに交差するⅣトレンチの様子を、ジョレンがけにより確認できました。

トレンチ

トレンチの長方形のかたちが見えますでしょうか?

トレンチ線あり

わかりやすく線を入れてみました。およそ2m幅のトレンチがくっきりと確認できます。

トレンチの埋め戻し土には貝がたくさん確認できます。当時、土と一緒に貝も埋め戻していたことが分かります。

来週にはこのトレンチの埋め戻し土も「ふるいがけ」していきますので、ひょっとしたら面白い遺物が見つかるかもしれません。

8月23日(木)晴れ

本日も暑い中、発掘作業がおこなわれました。

ふるいマシーン

加曽利貝塚の発掘では出た土のふるいがけを行っており、一般のボランティアさんも参加して進められています。人力による作業なので、暑い気候のなかでは忍耐力が必要です。

今回はボランティアさんに加え、心強い仲間が登場!

「ふるいがけマシーンッ!!」

自動で土のふるいがけをしてくれる頼もしい存在です。

それでも遺物をみつけるのは人の目です。忍耐力に加え集中力も必要な根気のいる作業が続きます。

8月22日(水)晴れ

昨日のジョレンがけも一段落。表面がきれいになりました。

じょれん1

写真ではよくわからないですが、無数の竹串が刺さっています。

じょれん2

ジョレン掛けをして出てきた土器などの位置が分かるように、竹串を指して目印にします。

出土位置を記録することはとても重要!誤って蹴とばしたらものすごく怒られてしまいます。

発掘現場の中に入る機会がもしあったら、歩くときは下を見て、慎重に歩きましょう。

8月21日(火)晴れ

 住居半分1

昨日までの秋のような天気はどこへやら、また蒸し暑い日が戻ってきました。

さて、先週まで続いていた埋め戻し土の除去も終了し、昨年調査した住居跡が露わになりました。

住居半分2

昨年度の発掘の様子はこちら

作業はジョレンによる遺構確認に変わりました。

※ジョレン(鋤簾)とは、発掘現場では土の表面を平らに削るために使用する道具のことです。

じょれんがけ

前日に少し雨が降ったのですが、今日の暑さで土の表面が乾いて、サラサラになっています。

夏場の現場は、上からの日差しと、下からの熱気の板挟みの中おこないます。休憩と水分補給をしっかり取って、無理なく作業を進めます。

8月18日(土)晴れ

本日は今年初の「ふるいがけ体験」が行われました。天気にも恵まれ、多くの方に発掘現場の見学

と体験をお楽しみいただけました。

皆さん夢中になって土をふるい、小さな土器のかけらなどを見つけるたびに、歓声があがっていました。

「ふるいがけ体験」は、調査期間中の土曜日14:15~15:00に実施しますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

ふるい 何が見つかるか土器ドキ!

ふるい笑顔 見つけたー!

8月17日(金)晴れ

0817発掘

今日は日差しは強いものの、少しひんやりと秋の風が吹いており、比較的作業のしやすい1日となり

ました。昨年度の埋め戻し土の除去がおおよそ終わり、少しづつ発掘現場らしくなってきました。

明日は今年初めての、「ふるいがけ体験」を行います。掘った土を再度ふるいにかけることで、ちい

さな土器の破片や、石器の破片などを見つけることができるかもしれません!

調査期間中の土曜日14:15~15:00に実施しますので是非ご参加ください。

 ふるいがけ体験

見学者が実際の発掘で出た土のふるいがけを体験することができます。

(1)開催日時

8月18日(土)~調査期間中の土曜日14:15~15:00
※雨天中止。
(2)内  容  
土の中に含まれている細かい土器や石器などを探します。
(3)場  所
発掘調査地点脇(専用の作業スペースを設置)

(4)参加方法

事前申込不要。実施日時に直接、発掘現場へお越しください。

8月16日(木)晴れ 

お盆休みも明け、今日から発掘調査再開です。

作業は、昨年度の埋め戻し土の除去作業を継続しています。

今日は、埋設電源ケーブルを発掘しました。このケーブルは、昭和39年調査で調査されたトレンチ調査区を利用し、南貝塚貝層断面まで伸びる電源ケーブルをトレンチに埋め込んだものです。

※トレンチとは、発掘の際に掘る「試掘坑(しくつこう)」のことを指します。このトレンチを掘ることで、地下にどんな遺構(住居や土坑など)があるかを確認することができます。

加曽利貝塚は大切に保存されているので、すでに調査の終わっている地点を利用して工事を行うこ

とも、遺跡を保存するうえで大事なことなんです。

また、今日は木更津市から20名ほどの団体見学があり、皆さま興味津々に見学されていました。

埋設ケーブル 団体

8月11日(土)晴れ 時々 雨

発掘現場は本日から束の間のお盆休み。

お盆明けは、いよいよ本格的な調査開始となります。

現場休止期間:8月11日(土)から8月15日(水)

なお、博物館は13日(月)を除き、お盆期間中も開館しておりますので、ぜひご来館ください。

                                 かそりーぬ 笑顔

 

8月10日(金)晴れ

 はた

台風が去って快晴の加曽利貝塚で、2日ぶりに発掘調査をおこないました。

今年度は写真のようにのぼり旗を立てて、遠目でも発掘していることが分かりやすくなっています。

発掘実施日の14時~14時15分には、発掘担当者による現地解説をおこなっています。事前予約は不要ですので、この機会にぜひ生の発掘調査をご覧ください。

あつさたいさく

なお、発掘をご覧になる際は、帽子をかぶる・水筒を持参するなど暑さ対策を万全にしてお越しください。

8月9日(木)雨

残念ながら本日も発掘調査は中止です。

加曽利貝塚の発掘調査では、昨年度に引き続き、「ふるいがけボランティア」を募集しています。

発掘をして出た土の中には、土器の小破片や小さな遺物が残っていることがよくあります。

ふるいがけ

「ふるいがけボランティア」では、写真のように出た土をふるって、小さな遺物を探していただきます。

せきぞく

もしかしたらこんなお宝が見つかるかも!?

※ふるいがけで見つかった遺物を持ち帰ることはできません。

「ふるいがけボランティア」の詳しい案内はこちら! 複数日参加可能な方、大歓迎です!!

8月8日(水)雨

本日の発掘は、台風接近に伴い朝から雨のため中止となりました。

さて、昨日から開始した発掘ですが、今年度の発掘地点についてご紹介します。

ちてん

昨年の発掘地点をご存知の方は「あれ?」と思ったかもしれません。今年度の発掘地点は、昨年とほぼ同じ範囲を調査します。

昨年の調査で発見された縄文時代晩期の竪穴住居跡は、半分がまだ未調査でしたので、今年度も引き続き発掘を行います。また、昨年よりも南側を拡張して調査するので、この図面だとあまり変化を感じませんが、調査面積は若干大きくなっています。

はっくつのようす

さて明日は台風の影響はどうなるでしょうか。昨年の調査写真のように、すっきりと晴れた天気を期待したいところです。

8月7日(火)曇りのち雨

本年度の発掘調査がついに開始されました。

初日からあいにくのお天気で小雨が降る中でしたが、ここ数日の猛暑を考えると、かえって恵みの雨でした。

初日の作業は、昨年度おこなった発掘の埋め戻し土の除去です。

発掘1

写真で見えているブルーシートは、遺構面の保護のため埋め戻しの際にかけたものです。

また、埋め戻した場所がすぐにわかるという意味でも、作業をスムーズに進めるうえで大変重要といえます。発掘といってもまだ準備段階ではありますが、ここで注意しないと、下の遺構を壊してしまう恐れがあるので、迅速かつ慎重に作業を進めます。

発掘2

また、本日は報道関係者への説明会をおこないました。新聞やテレビなど多くのメディアの方に集まりいただき、加曽利貝塚が注目されていることを実感しました。

平成29年度の発掘調査日誌はこちら
平成30年度の発掘調査の概要はこちら 

 

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教育委員会事務局生涯学習部文化財課加曽利貝塚博物館

千葉市若葉区桜木8丁目33番1号

電話:043-231-0129

ファックス:043-231-4986

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