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更新日:2018年4月2日

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平成30年度のスタートにあたって

 

経済農政局長の今井です。

昨年度に引き続き、経済農政局を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 昨今の経済状況につきまして、景気は緩やかに回復していると言われていますが、その一方で企業においては人手不足が大きな課題となっているなど、先行きは楽観できないものと考えておりますので、今年度も気を引き締めて取組みを進めてまいります。

 

 そこで、今年度の新たな取り組みとして、観光・農業・流通分野といった、経済部と農政部の横断的な活動により、経済農政局としての更なる強みを発揮できる新たなフィールドへ積極的に挑戦していくことを中心として、地域経済の活性化へ向けて様々な事業を企画・実施してまいりたいと考えております。

 

■グリーンツーリズム

 千葉市の里山をもっと楽しみ・滞在していただくことを目指して、「緑」「里」「農」などの豊かな地域資源を、近隣自治体との連携も活用して「観る」「食べる」「体験する」といった観光資源としてブラッシュアップしていきます。具体的には、特区民泊施設の認定の促進を図るとともに、泉自然公園やグリーンビレッジ3施設や、「富田さとにわ耕園」に隣接する乳牛育成牧場の魅力を向上させ、戦略的なプロモーションなどを積極的に展開することで集客力の向上を目指します。

 

■市内農産物のブランド化と販路開拓

 市内農産物の品質やブランド力の向上などを通じた高付加価値化を目指すとともに、東京という大消費地に近く、市内はもちろんのこと県東南地域にも農産物の生産地が広がっている本市の立地特性を活用して、魅力的な農産物の生産・流通拠点として都内や全国への販路開拓をすすめて参ります。また、地産地消の視点から、市内産農産物を気軽に食べられる飲食店を広げていく「つくたべプロジェクト」などを通じて、さらなる地産地消の輪を広げていく取組みを進めていきます。

 

■ナイトタイムエコノミー

 夜間における、魅力的な経済・文化振興に資する様々な取組みを通じて、市民の皆様はもちろんのこと、市外にお住いの方や観光客の皆様にとっても、東京をはじめとした他の大都市とは異なる、千葉市ならではのブランドイメージを持っていただけるよう、街の魅力の向上を目指してまいります。

 

■250競輪の実現へ向けて

 自転車競技の国際ルールに準拠した新しい競輪「(仮称)250競輪」の実施に向け、民間活力を導入し、現在の千葉競輪場を、屋内に国際ルールに準拠した周長250mの木製走路を有する多目的な利用が可能なスポーツ施設「(仮称)千葉公園ドーム」として再整備します。

 (仮称)千葉公園ドームでは、(仮称)250競輪以外にも、国際的な自転車競技大会や様々なイベントも行えるようになります。新しい施設が、市民の皆さまに親しまれる施設となるよう、また、新たな競輪の実施に向けて、今年度から経済企画課内に「250競輪準備室」を設置し、精力的に取り組んで参ります。

 

■企業の人手不足への対応

 企業の大きな経営課題となっている人手不足へ対応していくため、今年度から新たに「雇用推進課」を設置し、生産性の向上や魅力的な職場づくりを通じた人材採用力向上へ向けた支援を行うとともに、小・中・高校生などを対象とした将来の産業人材育成などにも取り組んでまいります。

 

 これらの取り組みを通じて、地域経済の活性化を目指すとともに、更に魅力的な千葉市になることを目指して、経済農政局一丸となって取組みを進めて参りますので、市民の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

このページの情報発信元

経済農政局経済部経済企画課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟7階

ファックス:043-245-5558

keizai.EAE@city.chiba.lg.jp

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