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更新日:2020年3月12日

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農家紹介(椎名英貞さん)

椎名英貞さん

名前

椎名 英貞さん

畑の場所

若葉区佐和町

品目

ソバ、ニンジン、サトイモ、小麦、ブドウなど

メッセージ

芸術家北大路魯山人の生き方に感銘を受け、自分の栽培した新鮮なソバを趣味の陶芸で製作した器で食べてもらいたいと、定年後、ソバを栽培しながら週末限定のソバ店をオープンしました。

しかし、ソバの生産が追い付かず、まずは農業に専念することに決めました。


現在栽培しているのは、まぼろしのソバと言われる千葉市の在来種「野呂在来」とニンジン、サトイモ、小麦です。
また、倒れやすく、実が落ちやすいソバの倒伏を防ぐため、ブドウ棚の間にソバをまく方法にも取り組む予定です。この方法は、ヨーロッパでブドウ棚の間に小麦を栽培している事例を参考に考えました。


もともと農家でないため農地を借りる必要がありましたが、千葉市の農地は比較的小さい畑が多いため、大規模に栽培しないと収量が上がらないソバを育てるには不向きでした。そこで市役所に相談し、広くまとまった面積がとれる遊休農地を紹介され、そこを再生利用することにしました。
再生利用するにあたり、草刈り、抜根の作業をしましたが、抜根作業以外は全て自分で行ったため、かなりの時間を要しました。ただ、ソバは荒れ地でも比較的栽培しやすいため、再生作業後最初の作物として適していると感じました。


今後もソバの栽培に力を入れ、十分収量を確保できるようになったらソバ店を再オープンしたいです。一緒に栽培しているブドウでワインも作りたいですね。


<椎名さんから遊休農地の再生利用を考えている方へのアドバイス>
再生利用するためには、まず土づくりに時間がかかるため、長期計画で考える必要があります。
荒れ地でも栽培しやすい麦やソバから始め、野菜等を栽培するなら2~3年後にすると良いと思います。

 

 

※千葉市では、遊休農地等の利活用を推進するため、「農地銀行」事業を実施しています。

  詳細は農地銀行事業をご覧ください。

放棄地(前)
再生前の遊休農地
放棄地(中)
再生作業中
放棄地(後)
再生作業後。きれいに耕うんされました
ぶどう
ブドウ棚を作るための畑。ブドウ列の間にソバをまきます。

このページの情報発信元

経済農政局農政部農政センター農業経営支援課

千葉市若葉区野呂町714-3 千葉市農政センター内

ファックス:043-228-3317

keieishien.AAC@city.chiba.lg.jp

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