更新日:2020年7月18日

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平成23年秋冬ニンジン出張授業

生産者による出張授業は、地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」に対する理解と関心を深めるために実施しています。
小学校給食への地場農産物の導入日に、その日に使われる地場農産物の栽培方法や流通、千葉市の農業の概要、栄養などについて、生産者、JA職員、農政課職員などが小学校に出向いて説明するとともに、児童と一緒に給食を食べて交流を深めています。

23年秋冬ニンジン出張授業

実施日 平成24年1月27日(金曜日)
実施校 金沢小学校 3年生4クラス(125名)
使用地場農産物 秋冬ニンジン

今回の出張授業の題材となる地場農産物は、千葉東部地区(若葉区富田町、中田町、御殿町、川井町、大広町、中野町、緑区平川町、高田町など)で栽培された秋冬ニンジンです。給食の「生揚げと里芋のみそ煮」と「だいこんとわかめの和え物」に使われました。
授業は、3年生4クラスがワークスペース(1、2組)と多目的室(3、4組)に集まって行われ、千葉東部地区出荷組合連合会の石原会長、深山ニンジン部会長、嶌田さんの生産者3名とJA千葉みらい更科支店の林支店長、高橋さんに講師をしてもらいました。

千葉東部地区出荷組合連合会
会長 石原さん(中央)
千葉東部地区出荷組合連合会
ニンジン部会長 深山さん
千葉東部地区出荷組合連合会
嶌田さん(中央)
学校栄養士
黒川先生
JA千葉みらい更科支店
林支店長
JA千葉みらい更科支店
高橋さん

秋冬ニンジンの出張授業は今回で5回目になります。授業は黒板に掲示した24枚の写真のパネルを見ながら、ニンジンの栽培、収穫から出荷までの仕事、栽培の苦労話、食の大切さなどについて、生産者の方たちから話をしてもらいました。話の途中には、ニンジンの種や肥料の他、収穫したばかりの葉付ニンジンを実際に児童に配り、直接手に取って見てもらったりしました。今シーズンは冬の寒さが厳しかったため、当日の朝生産者が畑から採ってきたニンジンの葉っぱは傷んでいましたが、ニンジンは寒さに耐えしっかり育っていました。また、JA千葉みらいの林支店長と高橋さんから農協の仕事や流通の役割などを話してもらい、学校栄養士の黒川先生からはニンジンの栄養などについて話してもらいました。
児童からの質問時間には、どのくらい作業しますか?との児童の質問に、12時間ぐらいで、忙しい時には朝の5時から夜の10時まで仕事をしているとの生産者の答えにみんなビックリしていました。暑さ、寒さの中、おいしいニンジンを届けるために、働いている生産者の苦労が児童にも伝わったことと思います。

掲示資料 タネはまきやすいように丸くしてあるよ
肥料はこんなのだよ ニンジンの中身の色ってちがうんだね

授業が終わったあとには、生産者、JA職員、農政センター職員、教育委員会職員が児童と一緒に給食を食べながら、質問や歓談をして交流を深めました。

今日のメニュー 会食風景1 会食風景2

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