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更新日:2020年7月18日
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生産者による出張授業は、地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」に対する理解と関心を深めるために実施しています。
小学校給食への地場農産物の導入日に、その日に使われる地場農産物の栽培方法や流通、千葉市の農業の概要、栄養などについて、生産者、JA職員、農政課職員などが小学校に出向いて説明するとともに、児童と一緒に給食を食べて交流を深めています。
花島小学校の3年生を対象に、キャベツを生産している幕張地区の生産者が直接小学校へ出向いて授業を行う予定でしたが、当日生産者の都合により、今回は急きょJA職員が対応してくださいました(写真は幕張地区のキャベツ畑)。
実施日 | 平成24年11月16日(金曜日) |
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実施校 | 花島小学校(花見川区花見川8-1)、3年生1クラス(32名) |
使用地場農産物 | キャベツ |
給食のメニュー | ひじきごはん、牛乳、キャベツと高野豆腐の五目煮、サツマイモスティック、花みかん ※赤字は地場産キャベツ使用メニュー |
今回の生産者出張授業の題材となる地場農産物は、花見川区幕張地区(武石町、長作町、天戸町など)で栽培された「キャベツ」です。花見川区はキャベツの産地です。
授業は、3年生1クラスだけで2階の多目的室に集まって行われました。「学年だより」による事前の呼びかけで、保護者の方も2名参加されていました。幕張地区出荷組合連合会キャベツ部会部会長の小川さんに代わって、JA千葉みらい幕張支店の販売担当の須藤さんが急きょキャベツの栽培、収穫から出荷までの作業について話しくださり、さらにJA(農協)の仕事や出荷、流通の役割なども話していただきました。
幕張地区出荷組合連合会キャベツ部会 部会長 小川さん 当日の朝葉付きのキャベツをご用意いただき、出張授業の準備をしていましたが、残念ながら急きょ都合がつかなくなってしまいました(写真は平成23年度の授業の様子)。 |
JA千葉みらい幕張支店 須藤さん(販売担当) 出荷のお話が担当でしたが、急きょ生産者に代わってキャベツの生産についても話してくださいました。 |
花島小学校の栄養士の松澤先生からは、キャベツの栄養について説明がありました。農政課職員からは、千葉市の農業の概要について説明をしました。また授業では、ホワイトボードに種まきから給食に届くまでの過程をパネルにした24枚の写真を貼り付け、同時に50型のテレビに同じ映像を大写しにし、栽培や収穫、出荷などについて、JA職員及び農政課職員で説明しました。
また、実際に使われているキャベツの種や肥料、そして当日の朝収穫したばかりの葉付きキャベツを直接児童に手に取って見てもらいました。クラス代表で7名の児童に持ってもらいました。授業中に持つことのできなかった児童には、後で持ってもらうことにしました。
授業の最後に設けた児童からの質問の時間には、質問がいくつも出され、JA職員を中心に答えて下さりさらに理解が深まりました。
花島小学校・栄養士 松澤先生 キャベツの栄養と効用を紹介 | 皆さんの住んでいる近くでも野菜が作られているんですよ。 | キャベツの種を興味津々で観察していました。 |
キャベツの肥料って初めて見たよ。 | 畑のキャベツって本当はこんなに葉っぱとが大きんだね、すごい。 (小川さんが朝収穫したキャベツです) |
最後の質問の時間には多くの児童が手を挙げ、質問してくれました。 |
4時限目の授業が終わったあとには、JA職員、農政課職員、教育委員会職員が、児童と一緒にキャベツのメニューの給食を食べながら、交流を深めました。
当日のメニュー(ひじきごはん、牛乳、キャベツと高野豆腐の五目煮、サツマイモスティック、花みかん) | 生産者が来れなかったのは残念でしたが、JAの須藤さんが代理を務めてくれました。 | 3年生は1クラスだけですが、この日はにぎやかな給食となりました。 |
地元で採れたキャベツをみんなでいただきました! | お弁当持参で別メニューの児童のお弁当箱にもキャベツが入っていましたよ。 | 給食でキャベツを食べるまでには生産者のこんな苦労があるんです。 |
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