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更新日:2020年7月18日
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生産者による出張授業は、地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」に対する理解と関心を深めるために実施しています。
小学校給食への地場農産物の導入日に、その日に使われる地場農産物の栽培方法や流通、千葉市の農業の概要、栄養などについて、生産者、JA職員、農政課職員などが小学校に出向いて説明するとともに、児童と一緒に給食を食べて交流を深めています。
鶴沢小学校の3年生を対象に、キャベツを生産している幕張地区の生産者が直接出向いて授業を行いました。
実施日 | 平成26年11月11日(火曜日) |
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実施校 |
鶴沢小学校(中央区鶴沢町21-1)、3年生2クラス(62人) |
使用地場農産物 | キャベツ |
給食のメニュー | テーブルロールパン、牛乳、キャベツとじゃこの和風スパゲッティ、もずくと野菜の和え物、柿 ※赤字:キャベツ使用メニュー |
今回の生産者出張授業の題材となる地場農産物は、花見川区幕張地区(武石町、長作町、天戸町など)で栽培された「キャベツ」です。花見川区はキャベツの産地です。
今回は幕張地区で生産されたキャベツが、給食では「キャベツとじゃこの和風スパゲッティ」に使われました。授業は、3年生2クラス合同で図工室に集まって行われました。幕張地区出荷組合連合会キャベツ部会長の小川五郎兵衛さんとJA千葉みらい幕張支店の須藤さんに講師をしてもらいました。
小川さんからはキャベツの栽培、収獲から出荷までの仕事、栽培の苦労話、食の大切さなどについて話してもらい、須藤さんからはJA(農協)の仕事や出荷、流通の役割、市場を通して小学校に届くまでを話してもらいました。
幕張地区出荷組合連合会キャベツ部会長 小川さん |
JA千葉みらい幕張支店 須藤さん 出荷されたキャベツの箱がどのように届けられるかを説明してもらいました。 |
鶴沢小学校の栄養士の湯本先生からは、キャベツの栄養と効用について説明がありました。農政課職員からは、千葉市の農業の概要について説明をしました。また授業では、黒板にキャベツの種まきから給食に届くまでの過程をパネルにした24枚の写真を貼り付け、栽培や収獲、出荷などについて、掲示した写真や50インチのテレビを見ながら生産者、JA職員及び農政課職員で説明しました。また、実際に使われているキャベツの種や肥料、そして当日の朝収獲したばかりの根と外葉付きキャベツを直接児童に手に取って見てもらいました。代表で4人の児童に持ってもらい、持つことのできなかった児童も後で持つことができました。保護者の見学もありました。
授業の最後に設けた児童からの質問の時間には、様々な質問がありましたが、生産者の小川さんが1つ1つ答えて下さりさらに理解が深まりました。
鶴沢小学校・栄養士 湯本先生 キャベツの効用を紹介 | 千葉市は県内の中でも農業が盛んです。 | キャベツの種は小さいね。 |
キャベツの肥料は灰色なんだね。 | 思ったより重たい! | キャベツについて様々な質問がありました。 |
授業が終わったあとには、生産者、JA職員などが3年の2クラスに分かれて、児童と一緒に地元産キャベツの入った給食を食べながら、質問や歓談をして交流を深めました。授業で学んだ地元産キャベツをみんなで味わうことができました。
当日のメニュー(キャベツとじゃこの和風スパゲッティ他) | 生産者との会食風景(3年1組)。生産者と一緒にキャベツ入りのスパゲッティを食べました。 | 給食風景(3年1組) |
給食風景(3年2組) | 給食風景(3年2組) |
給食風景(3年1組) 給食後に授業中持てなかったキャベツを持つことができました。 |
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