道路に関する災害復旧のとりくみ

東日本大震災からの道路復旧について

1.千葉市内の道路被災の概要

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、千葉市内では震度5強から5弱の揺れが観測され、市内では埋立てされた美浜区を中心に液状化現象が発生し、道路の沈下、隆起、破損など多くの地域で被害が生じました。

表-1.東日本大震災による市内の道路被害

写真-1.被害状況

（ひ別ウインドウで開く）

被害状況は千葉市災害記録誌（道路災害復旧編）2013年3月をご覧ください。

被災後の初動調査における、土砂噴出状況図（美浜区）は千葉市災害記録誌（道路災害復旧編）参考資料6-48に掲載しています。本図は、地震直後の初動調査において土砂が道路に堆積するなどの何らかの変化を確認した箇所を示しており、直接的な地震被害の有無や被害の大小をあらわすものではありません。

2.道路災害復旧事業

災害復旧事業は、道路などの公共土木施設の早期復旧を目的として公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法などに基づき国庫負担を受け、災害復旧事業を実施しました。国庫負担額の決定に際しては国土交通省による災害査定が行われました。その後、災害復旧工事を実施し、地元住民の方々の協力を得て平成24年9月末に道路の災害復旧工事が完了しました。

図-1.道路復旧までのフロー

写真-2.道路復旧後の状況

3.千葉市災害記録誌（道路災害復旧編）平成25年3月

東日本大震災の発災から道路復旧までの約1年半にわたる記録誌を作成いたしました。

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