更新日:2012年2月2日
-私は許しません!-
こども未来局長の河野です。
昨年11月の児童虐待防止推進月間の際に、児童虐待に関するお話をしましたが、今年に入っても、愛知県で母親が育児に悩み、7カ月の長男を抱えて飛び降り、長男を殺害。また、福島県では、男が交際相手の5歳の長男に8か月にわたり劇薬の入った目薬を差し、失明させる。東大阪市では、母親が長女を包丁で刺し、殺害するなど、信じられない痛ましい事件が続いています。
皆さんはどのようにお感じでしょうか?
虐待は、最も卑劣な犯罪です。私は、こんな悲惨な出来事を決して許すわけにはいきません。
本市の児童相談所にも、児童を保護し、また、一時預かりをしなければならないような、虐待と思われる事案件数が増加しており、憂うべき状況にあります。
その原因は、様々であり、また、複合的に絡んでいますが、すべては大人の未熟な心、身勝手な行動からです。
簡単にストレスが原因だとして片づけてはいけません。「甘えるな」と言いたいです。
自覚のない未熟な人間が親となり、親という強い力で、抵抗することができない子どもという弱い力をねじ伏せる。小さな子どもの心やからだを傷つける。
そういう大人を親と呼べるでしょうか?そういう親は、社会に必要ありません。
私は、悲しさと同時に、怒りがこみ上げ、許せない気持ちでいっぱいです。
しかしながら、私たちの支援や、専門家の指導で、未然に防ぐことも、立ち直らせることも可能なのです。
子どもたちの目の輝きや、明るい笑顔を、そして子どもたちの将来を奪わないようにすることが、私たち大人の責任です。
そこで、私たちは、何をすべきか。何ができるのか。
それは、まず、「あなたの気づき」です。
子どものSOSに早く気づくことです。
あなたの気づきが子どもを守るのです。
(1) いつも、叱りつける声と泣き声が聞こえる。
(2) 子どもに不自然なあざやケガがある。
(3) 夜遅くまで遊んでいたり、家に帰りたがらない。
こういう子どもを見つけたら、ぜひ、ご連絡ください。
あなたの「もしかして虐待では?」の気づきが、子どもや育児で悩む親を救うかも知れません。
大人が「しつけ」という理由で行うことも、子どもに著しい苦痛を与えたり、子どもの成長に悪影響を及ぼす場合は虐待にあたります。
私は、どうしてもそのような親が、許せないのです。
子どもの笑顔を、目を見てください。手のぬくもりを感じてください。神様がくれた、こんな素晴らしい宝物はありませんよ。
虐待の通告は誰でも出来ます。もちろん匿名でもかまいません。通告は、干渉でも、告げ口でもありません。地域に住む みんなの義務です。
どうぞ、「おやっ」「何かおかしいな」と気づいたら、児童相談所や各区の保健福祉センターこども家庭課にご連絡ください。
疑いを抱いたら迷わず、すぐにご連絡、ご相談ください。
児童虐待は、してはいけない。させてはいけない。見逃してはいけない。この世にあってはならないものなのです。
皆さんの手で、痛ましい児童虐待を、今すぐにでも、この世から、なくそうではありませんか。
児童虐待を、完全に撲滅することが、私たちの使命です。
皆さんのご協力をお願いいたします。