更新日:2017年3月26日

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学校における安心な教育環境の整備

平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故に関連して、市内の学校において、児童生徒にとって安心な教育環境の整備を進めるよう、次のように取り組んでいます。

児童生徒にとって安心な教育環境の整備について

東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所の事故以来、放射性物質による健康への影響が懸念されています。大気や水道水については、県による定期的な検査に加え、本市も独自に検査を行い、その結果について専門家からのコメントを得て、児童生徒に対する教育活動が通常どおり行える状況であることが確認されています。しかしながら、落ち葉や砂、泥などがたまりやすい雨どいや雨水桝、側溝、吹きだまりなどについては、放射線の空間線量が高くなる傾向があるとの報道がなされております。

児童生徒の学校生活をより安心したものとするという観点から、教育環境の整備について各学校の実情をふまえ、適切な対応に努めております。

1.雨どい出口付近や雨水桝、吹きだまりの清掃について

  1. 敷地内の校舎や体育館周りの雨どい出口付近や雨水桝、吹きだまりにある砂・泥・落ち葉等の塵芥は、清掃により可能な限り除去する。
  2. 清掃により除去した砂・泥・塵芥等については、次のように処理する。
    1. 落葉等の可燃物→可燃ゴミとして通常処理する。
    2. 砂、泥等→可能であればビニール袋に入れるなどしたうえで、穴を掘って埋める(今後の清掃等においても同様の処理とする。)。一時保管する場合は、そのまま風雨にさらさないようシートで覆うなど、児童生徒が直接触れることがないよう適切な措置を講ずる。

2.遊具類の清掃について

鉄棒や滑り台、ジャングルジム等の遊具類については、雑巾でほこりを拭い落とす、或いは放水によりほこりを流し去るなどの方法により清掃する。

3.腐葉土等として使用するために落葉を集積している場合の対応について

福島第一原子力発電所の事故に伴い、周辺県で堆肥等から放射性物質が検出され、本市では、当面、落葉や樹皮などから作られた腐葉土について使用の自粛を呼びかけていることから、堆肥等にするために落葉等を集積している学校については、次のような対応を図る。

  1. 集積した落葉等が飛散しないようシート等で覆うとともに、児童生徒が直接触れることがないよう適切な措置をする。
  2. 当面、校内の樹木の落葉の処理については可燃物として処理する。

4.配慮事項等

  1. 上記の清掃作業等は、学校の実情に合わせ、可能な範囲で順次実施する。
  2. 児童生徒には、作業をさせない。
  3. 特定の職員だけに作業させることのないよう、また、暑さ対策等、健康管理にも配慮して実施する。

お問い合わせ先

千葉市教育委員会

学校教育部学事課

電話:043-245-5926

このページの情報発信元

教育委員会事務局学校教育部学事課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所新庁舎高層棟10階

gakuji.EDS@city.chiba.lg.jp

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