ホーム > 小中台南小学校で発生した学校給食異物混入について
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更新日:2017年4月27日
市立小中台南小学校において、平成28年9月7日(水曜日)に提供した給食の「のりごはん」に、ポリウレタン製の異物が混入しました。混入原因などの詳細、今後の対応について、お知らせいたします。
平成28年9月7日(水曜日)12時30分頃
千葉市立小中台南小学校(稲毛区小仲台8-15-1)
9月7日(水曜日)、給食で提供した「のりごはん」(きざみのりを醤油等で味付けし、ご飯に混ぜ込んだもの)に、黒いゴム状の異物が混入していたことに、3年生児童が気づき、担任に報告。他のクラスでも同様の異物が混入していることが判明したため、全校でご飯の喫食を中止するようにした。(喫食を開始していた一部のクラスでは、のりごはんを食べ終えた児童もいた。)
のりごはんは、学校の調理室にて、炊き上がったご飯に、味付けされたきざみのりを混ぜ込んで、調理した。調理工程の際、きざみのりに異物が混入していたことに気づかずに、そのまま作業を行ってしまった。
(1)きざみのり納入業者 公益財団法人千葉県学校給食会(千葉県美浜区新港)
(2)きざみのり製造業者 千葉県漁業協同組合連合会のり加工事業所(富津市富津)
(1)小中台南小学校への対応
・スクールカウンセラーの派遣
・教育委員会職員による現地確認及び調理指導等
(2)その他
・すべての小学校及び学校給食センターに対して、きざみのりの使用を当面の間、禁止する旨を通知するとともに、学校給食における異物混入防止についての通知文を発出
・納入業者である千葉県学校給食会に対して、原因調査及び再発防止についての依頼
10月上旬に、納入業者及び製造業者から、発生原因や再発防止策についてヒアリングを実施しました。
市教育委員会からは、両業者に対して、学校給食で使用する食品を製造・納入しているという意味を改めて認識し、取り組んでいただきたい旨を申し入れいたしました。
10月24日に、市教育委員会職員3名で製造工場の現地調査を実施し、きざみ海苔の製造工程を点検するとともに、再発防止策や異物混入対策等の確実な履行及び従業員の勤務状況等について確認しました。
異物の発生原因及び対策
ヒアリング及び現地確認の結果、異物はきざみのりの加工工程で棒状の異物が混入し、海苔と一緒にきざまれた可能性が高いものの、混入が故意または過失によるものかは不明とのことでした。しかしながら、保健所等の指導の下、従来の作業工程を見直し、作業員の複数配置や新たな作業工程の追加などにより、適切な異物混入防止策を講じていました。
栄養教職員や調理員に対しては、安全安心で魅力ある学校給食であるために、同様の異物混入が発生しないように、研修時に異物混入防止の取組についての指導を行いました。また、調理業務委託校に対しては、巡回指導実施時に、異物混入防止についての指導等を実施しております。
のり加工事業所が製造する食材については、以下のとおり必要な対策等が取られ、学校給食で使用するにあたっての安全性が確保されていると認めらるため、平成29年4月から使用を再開することとしました。
(1)のり加工事業所の再発防止策
ア 製造工程の変更及び作業人員の増員
イ 従業員及び機器メンテナンス業者等の工場内への持ち込物品の管理
ウ 従業員に対する異物混入に関する研修の実施等
(2)納入業者による対応
納入業者である公益財団法人千葉県学校給食会は、定期的にのり加工事業所への立入調査を実施し、安全性を確認している。
なお、給食会は、給食会による立入調査や保健所・製造業者の対応等を総合的に判断し、10月から商品の取扱を再開しております。なお、現時点までで、異物等の問題は発生していないとの報告を受けております。
このページの情報発信元
教育委員会事務局学校教育部保健体育課
千葉市中央区問屋町1番35号 千葉ポートサイドタワー11階
電話:043-245-5942
ファックス:043-245-5982
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