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更新日:2006年12月28日
千葉市国際理解・帰国児童生徒教育研究推進協議会長
国際化、情報化、科学技術等が日々進展する変化の激しい社会においては、良き日本人となることと同時に、良き国際人になることが求められています。良き国際人となるための資質や能力の育成を全教育活動を通じて一層推進し、国際感覚を身につけさせることが急務であり、かつ重要となっています。
これからの社会を生き抜く子どもたちに、国際的な広い視野を持って異文化を理解させ、共に生きていく資質や能力を身につけさせることや、相互に理解し合うことの大切さを教えていくことが、重要な課題であるといえます。
国際理解教育は、各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間等、学校教育全体を通して推進されるべきものです。また、この教育を実りあるものにするためには、単に知識理解にとどまることなく、体験的な学習や課題解決学習を取り入れて、実践的な能力や資質、態度を育成していくことがねらいとなります。そのために、友達や周りの人々、そして、世界の人々とコミュニケーションを取り合い、お互いを理解し合って仲良くしていくことが、これからの国際理解を進める上で重要になります。
これらのことから、各学校において国際理解教育を推進する上で重要なこととして、次の点が挙げられます。
1 「人間理解・人権尊重」
自分と異なる生き方・考え方をする他者の存在を認め、それらを尊重することのできる能力や態度を育てる。他者への思いやりや生命の大切さなどを深く理解し尊重する態度を育てる。
2 「自国文化の理解」
日本人としての自覚を育てるために、我が国の歴史や文化、伝統を理解し、それらを大切にする能力や態度を育てる。
3 「他国の異文化理解」
諸外国の歴史や文化に関心をもち、自国文化との共通性や異質性を理解し、尊重することの出来る能力や態度を育てる。それぞれの歴史や文化、伝統にはどれにも優れた価値があることに気付かせ、大切にする心を育てる。
4 「表現力・コミュニケーション能力」
自分の考えをはっきり表現し、互いの意見や思いを通い合わせることのできる能力や態度を育てる。英語などの語学力の問題だけでなく、自分の考えをしっかりもち、議論する力を育てる。
千葉市では、平成14年度から小学校6学年において、学級担任と外国人講師のティームティーチングによる「英語活動」を全国に先駆けて実施しました。更に平成18年度から全小学校の第5学年にも拡大し、1クラスあたり年間35時間の英語活動を行っています。これは、国際理解教育の一例として千葉市が全国に誇れるものです。
言うまでもなく、国際理解教育の充実と推進は「生きる力」の育成につながるものであり、国際貢献や世界平和への寄与等を視野に入れたものでなくてはなりません。
子どもたち一人一人が日本人としての誇りを持ち、世界に目を向け夢や希望を持った生き方ができるよう、各学校での更なる取り組みを期待します。
千葉市の国際理解・帰国児童生徒教育の基本方針
1 学校教育のねらいを踏まえ、国際化の進展に応じた国際理解教育の拡充と推進を図る。
2 帰国児童生徒及び外国人児童生徒への適応指導及び特性を伸長させるための指導の充実を図る。
3 外国語指導助手による語学指導を充実させ、コミュニケーションを図る態度や能力の育成に努める。
《事業内容》
○国際理解・帰国児童生徒教育研究推進協議会の実施
○姉妹校・交流校等による交流活動の推進
○帰国児童生徒等及び外国人児童生徒在籍校へ指導協力員の派遣
○外国人児童生徒指導教室の設置
○語学指導を行う外国青年招致(ALT)事業の推進
○小学校英語活動事業の推進
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