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更新日:2015年4月21日

教育委員メッセージ(平成26年度)

教育委員;小西朱見【2015年3月18日】


『ルール』について考える

「この『ルール』は守らなくてよい。」
そのようなことを言えば、学校の先生方から怒られるかもしれません。
集団生活が行われる学校では『ルール』はとても大切です。始業式は何時に始まり、そこではどういう態度をすればよいのか、今日の授業は何を持って行くのか…学校生活は『ルール』なしには成り立ちません。
同様に、私達の住む社会も『ルール』がなければ安心して暮らせません。『ルール』はとても大切なものです。

しかし、ときには、『ルール』の代表格とも言える法律でさえ「守らなくてよい」とされることがあります。
つい最近まで、民法という法律には「結婚していない男女の間に産まれた子どもの相続分は、結婚している男女の間に産まれた子の相続分の半分にする。」という規定がありました。
しかし、家族や結婚に関する国民の価値観が多様化する中で、最高裁判所は、平成25年9月、「この規定は平等の原則を保障した憲法に違反するものであり無効である。」と判断しました。
これは、民法という法律に規定されている、ある『ルール』を、最高裁判所が「守るべきルールではない。」と判断したものです。

私達は、法律だけではなく、学校の校則、スポーツのルール、町内会のルール、会社の規則、家庭での門限など、生まれたときから本当にたくさんの『ルール』の中にいます。
その中で、良い『ルール』というのは、自由や平等、安全など私達の大切なものを守ってくれています。
しかし、逆に、私達や周りの人の自由や平等を脅かすような悪い『ルール』があるとすれば、そのような『ルール』は守るに値しません。変えていかなければならないはずです。
『ルール』を守るということ以上に、そもそも『ルール』が何を守ろうとしているのか、それを考えることがとても大切だと思います。
子ども達にも「ルールなのだからとにかく守りなさい。」と叱るだけではなく、「どうしてルールは守らなければいけないのだろう。」と考えさせてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、子ども達が、『ルール』の背後に、自分や家族、友達の自由や平等といった大切なものがあるということに気づいてくれれば嬉しいと思います。

私の所属する千葉県弁護士会法教育委員会では、毎年、ジュニアロースクールを開催し、小・中学生の子ども達に「ルール作り」や「ルールに基づいた模擬裁判・模擬調停」を体験してもらっています。ご興味のある方は是非、千葉県弁護士会(TEL:043-227-8431)へお問い合わせください!
(小西朱見;2015年3月18日)

 


 

教育委員;明石要一【2015年2月4日】

akashiiin

加曽利貝塚を特別史跡に!!

 

1月24日から2月22日まで,千葉市最大の縄文イベントちば縄文フェスタが
開催されています。これは市民の皆様を初め多くの方に千葉市の貝塚の
魅力を知っていただくイベントです。
千葉市は加曽利貝塚を国の特別史跡に指定すべく様々な努力をしています。
今回のイベントもその一つですが、市民の皆様にわかってもらえるツールとして、
キャラクターをつくりました。それが「かそりーぬ」です。遺跡から発掘されたイヌを
モチーフにしたもので、加曽利貝塚から出土した土器を頭に載せています。全国で
募集し、審査の結果決まったキャラクターです。
縄文時代は文字のない時代ですが、「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」という
気持ちをどんな言葉で伝えたのでしょうか。それから、「あなたが好きです」という
プロポーズはどうしていたのでしょうか。想像するだけでワクワクします。
小学三年生の社会科で加曽利貝塚を学びます。六年生は歴史で縄文時代を
学びます。そこでの発展学習として、縄文言葉を子供たちに創造してもらうのは
どうでしょうか。子供たちの柔らかい発想で言葉を作ってもらうのです。幸いに
小学校は113校あります。きっとユニークな縄文言葉が出てくるでしょう。その中から、
子供たちの代表が集まり言葉を選出し、それをかそりーぬに発表してもらうのです。
もう一つは、縄文時代のお酒はどんなものだったのでしょうか。日本酒はお米の
弥生時代からでしょうが、縄文時代はどんなお酒だったか,興味深いです。発掘
された遺跡から推測できないのでしょうか。もし特定できれば千葉市の縄文酒
として町おこしに使えるのではないでしょうか。
千葉市埋蔵文化財調査センターは今も調査研究をしています。学術的な成果も
みられます。それを今回のイベントで発表もします。しかし、それだけでは,なかなか
皆さんに伝わりません。
そこで、縄文時代の世界の魅力をより知ってもらうための工夫が必要です。
市民の皆さん、一緒に考えていただけないでしょうか。
(明石要一;2015年2月4日)


 

 

教育委員;内山英夫【2015年1月21日】

 


生活習慣について考える

自分の毎日の生活を振り返ると、習慣になっている事柄がいくつかあります。
朝起きて食事前に顔を洗う。思えば、小さい頃親に言われたことを続けています。
私は、一市民ランナーとして、日々走ることを続けた時期があります。勤務の関係で走る時間帯を何度か変えましたが、ある時、早朝実施を思い立ち、4時半に起床し、約13km走ることを日課にしました。帰宅が遅く睡眠時間が短い時も、また雨・雪等も関係なく続けました。
続けているうちに、自分の1日のスケジュールで、当たり前のことのようになりました。
高齢になった今、そのような訳にはいきませんが、天気が良く、気分の良い日には、自然と身体が動き出します。
数年前、町内自治会に関わるようになり、会長さんから、防犯パトロールへの参加を勧められました。ビールがおいしくなるとの誘いでしたが、躊躇しました。私は、夕食を始める時間が早く、週2回とは言え、生活のリズムに合いそうにない気がしたからです。
「まあ、一度様子を見てみるか」、と出向き、数名の方々の参加で名前を知らない人がいらっしゃいましたが、気にすることなく加わりました。
これも続けるうちに、時間になれば当然のように出掛けるようになり、パトロール中の参加者との会話を楽しみに続けています。
参加者の中には子どもたちもいて、今3年生の男子児童は、4歳くらいから私たちの防犯パトロールに興味を持ったのか、アパートの3階から合図を送ってくれるようになり、当時は参加者全員の心和むひと時でした。
その子は1年生になってからは懐中電灯を持ち、パトロールに加わるようになり、自宅周辺の数分の短い時間ですが、参加者との何気ない会話を楽しんでいるように思えます。
もう一人の子は、今1年生の男子児童ですが、小さい頃は自宅前でパトロール隊の到着を待ち、会うと元気よく会話をする、これも参加者の喜びのひと時でしたが、1年生になって出てこなくなりました。何か心の内に変化があったのでしょうか。
私自身、安易な方に流れてしまい勝ちで、反省することが何度もあり、特に、習慣にしていたことを何かの理由で止めてしまい、止めるのは簡単ですが、元に戻すことの困難さを感じてきました。
子どもたちは生活の中で、それぞれに習慣的に繰り返される毎日を過ごしていることでしょう。
登校する時刻になると、当たり前のように出掛けます。
その時刻をみると、50分も早い子ども、ぎりぎりの子ども、遅れて来る子ども、それぞれ生活のリズムがあるように思えます。
いつも遅れて来る数名の子どもに、毎日声を掛けているうちに、今ではみんな時間内に登校するようになりました。
千葉市の子どもたちは、読書冊数では全国に誇れるレベルで、中学では、朝読書を行っている学校があります。
授業開始前、誰に言われるでもなく、自然と本を広げる、わずかな時間でも毎日続ければ、大きな蓄積になるでしょう。
同じように、登校後10分ないし15分程度運動をすることを奨励している学校もあります。
私の考えですが、読書の週と運動の週とを交互に行い、「今週は運動だ!」と気持ちに変化を持たせることにより、意欲・継続性を高めることができるのではないか、と思っています。
私は、小学校の入学式で、「挨拶をしましょう」と話をします。これについては、当たり前のことになるように、先生方が折に触れて繰り返し促すことで根付くのではないでしょうか。
千葉市の自慢である約25,000人のセーフティウォッチャーの方たちによる声掛けも、良い結果につながっていることでしょう。
育ち盛りの子どもたちが、興味を持ち、自分で取り組もうと思ったことを始めて、続けるうちに習慣になれば、と思います。
スポーツや文化の個人的レッスンや、団体に所属して放課後や休日に参加すること、中学生の部活動などは身近な事例でしょう。
子どもたちが、それぞれの生活習慣を通して生きる力を高めていくことを願っています。
(内山英夫;2015年1月21日)


教育委員;中野義澄【2014年12月18日】


千葉市中学校生徒会交流会で感じたこと

11月5日(水曜日)千葉市教育センターで行われた「千葉市中学校生徒会交流会」に出席した。
市内の中学校が近隣の4~6校の11グループに分かれ、各学校の生徒会長を中心に生徒会活動について話し合い、そのグループでのまとめを最後の全体会で発表した。今回の参加者は女子の方が男子より少し多く、女子のいるグループの方が活発な話し合いが行われていたように感じた。
テーマは「生徒自らのよりよい学校・地域づくりを目指して~他校の生徒会活動からの学びを通して~」であった。自分の学校での活動を発表し、他校の活動を聞いて共通点や違いをお互いに確認し合って、他校の良い点は積極的に取り入れようとする姿勢は好感が持てた。近隣であっても普段は生徒会同士の交流はあまり行われていないようであった。
話し合いの内容で興味のあった点について述べてみる。どの学校もボランティア活動には熱心で、ペットボトルキャップの回収をしている学校が多く、その他に、街のゴミ拾いや施設訪問など地域の人たちと連携して活動しているのが分かった。こうした中学生たちの地域との交流はとても大切である。中学生も地域の一員であり、そうした活動ができるのは市立中学校ならではの良い点であり、住みよいまちづくりの大きな力になると思われる。
また、いじめ問題に対しては「いじめ0宣言」や「いじめはしません宣言」などを掲げて活動している生徒会や、教員まかせでなく、自分たちが中心になっていじめ問題を解決しようと活動している生徒会など、この問題に対しては生徒たちの関心も深いようである。その他、生徒会が部活動や委員会活動などを紹介した“これがあれば中学生活は大丈夫”というような新入生向けの冊子を作っている学校もあった。色々な問題に対して生徒自らが考えて行動していることが分かり、これは学校生活の充実の結果と考えられ、嬉しく感じた。
生徒会代表という学校を代表する中学生の集まりであり、その他色々な問題についても積極的に話し合っていた。この活動が各学校で全体に広がっていけば、素晴らしい学校、生徒たちの集まりとなり、国の将来も安心と思わせる交流会であった。交流会の初めに熊谷市長が交流会の大切さを熱く生徒たちに説いていたが、皆その主旨をよく理解しており、今後の交流をお互いに約束していた。顧問の教員の努力があってのこととは思うが、久しぶりに中学生の熱心な議論に接して頼もしく感じた。
(中野義澄;2014年12月18日)


教育委員長;和田麻理【2014年11月19日】


天高く馬肥ゆる秋

芸術の、読書の、スポーツの、学問の秋。秋はとても欲張りです。
これらの表現からもわかるように、秋ほど人間の活動に適した季節はないようです。
爽やかな晴天が続き、身体も軽く集中力が増すのかもしれません。文化祭を始めとする、日頃の成果を発表するさまざまな催しも目白押しです。
市内小中学校の研究指定校で研究報告会が行われるのも、多くがこの時期です。
指定校は研究主題を設定し授業実践を積み重ね、公開授業や講演、ディスカッションなどを通じて、これまでの成果を報告し参加者に学びの場を提供します。当日は多くの教員が集まり、熱心に耳を傾けメモを取り、いつもの教える立場から教わる立場に変わって、開催校で学んだことを各自の学校に持ち帰っています。
この研究報告会には、私たち教育委員もたびたび参加しています。若い教員からベテランの教員まで、これまで児童・生徒と共に積み上げてきた集大成を、その日の授業で昇華させている様子に胸が熱くなることもしばしば。子ども達は活発に、そして堂々と自分の意見を述べ、小学校高学年や中学生になると発言が激減すると思い込んでいたのは完全に間違いだったと、認識を新たにしたことも一度や二度ではありま
せん。
また、当日、学校周辺や校内の案内などで保護者の皆さまに多大なご協力をいただいています。いろいろな形で、地域の皆さまに手助けいただいていることも忘れてはなりません。学校はたくさんの方々に支えられており、子ども達はたくさんの目に見守られてこそ成長していけるのです。
このような公開授業を始め、学校の様子や素晴らしい可能性を持った子ども達の姿を、いつもお世話になっている保護者や地域の皆さまにはもちろんのこと、多くの市民の皆さまにご覧いただきたいと考えています。今月初めて「学校体感デー」を開催しました。給食を食べて公開授業に参加していただき、私たち教育委員も意見交換の時間を持ち、より開かれた学校・教育委員会を体現する場となりました。これからもさまざまな機会を作ってまいりますので、ぜひ皆さまも積極的にご参加ください。

この度、私は委員長に再選されました。市民の皆さまに「千葉市の教育、なかなかやるじゃないか」と思っていただけるよう、他の5人の委員や事務局職員と共に、これまで以上に力を尽くしてまいります。どうぞ、皆さまも教育行政に目を向けていただき、叱咤激励(お叱りの言葉は真摯に受け止め今後につながり、お褒めの言葉は明日への活力になります)
くださいますようお願い申し上げます。
(和田麻理;2014年11月19日)


教育委員;小西朱見【2014年10月15日】


この度、平成26年10月1日付で、千葉市教育委員に就任いたしました。
私は、千葉県弁護士会に所属しており、千葉市中央区で弁護士として働いています。
これまでの弁護士業務の中で、子どもや家庭、学校をめぐる法律相談を受けてきましたが、子ども達を取り巻く環境や問題は、年々、複雑多様化していると感じます。
子ども達が犯罪の被害者・加害者になる事件は後を絶たず、離婚家庭が増える中、辛い思いを強いられる子どもも多く見受けられます。学校でのいじめの相談を受ければ、今の子ども達が、私達大人以上に周りの空気を必死に読みながら生きている、そう感じます。
このような複雑な現代社会の中で、私達大人は、子ども達に対し、学校、家庭、地域の中で、「自分の頭で考える力」、ひいては「生き抜く力」を身につけさせることがとても大切であると考えています。
これまで、弁護士会の委員会活動として、主に小中学生を対象に、ルール作り、模擬裁判や模擬調停、選挙授業等の法教育に取り組んできました。
その中で、子ども達には、世の中には正解のない問題がたくさんあること、正解のない問題に対して、他人の意見に耳を傾けながら、自分の頭で考え抜き、自分達で問題を解決していくこと、その大切さや面白さを伝えてきました。
また、子どもの権利に関する委員会では、中学生・高校生を対象に、「いじめ予防出張授業」を行っていますが、そこでは、いじめられる側の心情や傍観者の行動の重要性などを伝え、実際に過去に起きたいじめ自殺事件を題材に、子ども達自身に「何故、いじめはだめなのか?」について自分の頭で考えてもらっています。
子ども達には、学力向上と共に、「生き抜く力」を習得して欲しいと強く思います。

私は、現在、2人の子どもを育児中の「現役子育て世代」です。
私と同様に仕事と育児を両立する共働き世帯の増加や、核家族化が進む中で、「両親が仕事をしている間、子ども達が、安心できる環境の中で、できるだけ多くの経験を積み、多くのことを学んで欲しい。」と望む方は多いかと思います。
子ども達は、これからの日本を支える宝であり、1人でも多くの大人が、子どもの教育や成長に関わるという視点は重要ですし、今後、益々、学校、地域住民、関係機関との多様な協働が求められると思われます。
「現役子育て世代」、「働くママ」という視点から、学校・家庭・地域の相互連携の重要性を意識し、執務に励んでいきたいと考えています。

現在、教育委員会制度は大きな変革期を迎えようとしています。そのような重要な時期に委員を務めさせていただく職責の重大性を十分に認識し、千葉市の子ども達がすばらしい未来を切り開くことができますように、全力で活動に取り組んでいきたいと思います。
4年間どうぞよろしくお願いいたします。

(小西朱見;2014年10月15日)


教育委員;篠原ともえ【2014年9月24日】


千葉市教育委員会と千葉県公安委員会との意見交換会

9月3日に、千葉県公安委員会の委員との意見交換会を初めて行いました。元千葉市教育委員で、現在千葉県公安委員をなさっている岩沼静枝様氏の取り計らいにより、実現しました。「公安」と聞くと堅苦しい感じがしますが、警察の民主的・中立的な管理を司ることを目的として昭和22年の警察法の制定により設けられた一種の行政委員会であり、今回とてもよい機会を与えていただいたと思います。
以前は、学校に警察が介入することなど考えられず、学校の問題は学校内で解決すべきという考えが根強くありましたが、そのようなことを言っていられない事件が近年多々あることは、皆様ご存知の事と思います。
本市では、平成17年3月から「児童生徒の健全育成に関する学校と警察との相互連絡制度」が運用されるようになりました。現在、健全育成の一環として、交通安全教室や防犯教室等を実施しており、「地域ぐるみの学校安全体制の整備事業」「学校セーフティウォッチャー」など、千葉市警察部や千葉市内の警察署の方々にご尽力いただいております。
今回は、千葉市内の少年非行概況、県警との連携、スクール・サポーターの活動について話を聞き、意見交換をしました。昨年に比べると少年犯罪による検挙人数は減少しているものの、非行の入口になりやすい万引きや自転車泥棒などの窃盗犯が増加しているとのこと。
また、補導された少年の83%が深夜徘徊や喫煙等の不良行為だそうです。このような問題行動が深刻化する中、学校からの要請に対応して校内の問題に対処してくださるのが、スクール・サポーターであり、現在28人(元警察官26人・元少年補導専門員2人)で活動されています。今年は千葉市からの派遣要請は出ていませんが、県内で活動されている3人の方が現状をお話しくださいました。学校内での喫煙などは、吸い殻の状況を把握し先生方と対策をとることで、1か月くらいで、無くなったそうです。また、養護教諭やスクールカウンセラーとの情報交換によって改善できた例も報告がありました。しかし、まだまだ学校と一丸となって対処するまでには至っておらず、どうしても一部の教諭だけの関わりに留まってしまうことが問題点であり、校長がしっかりリーダーシップを執っている学校は早く解決する傾向があると報告がありました。
問題を抱え、暴力や窃盗・いじめでしか自分を表せない子。リストカットなど自虐的な行為でしか自分を認められない子。日常の生活の中で子どもたちの闇の部分を見つけることは難しいです。スクール・サポーターの報告事例から、事件を未然に防ぎ、立直りの支援を学んでいきたいと思いました。

教育委員を終えるにあたって

平成22年夏に日本PTA全国研究大会を終え、その年の10月から教育委員に任命され、4年間の任期を終えようとしています。教育委員の任務がどのようなものであるのか十分に理解しないまま始まりましたが、とにかく参加できる行事にはできるだけ顔を出すようにしました。
その中で感じたことは、私が教育委員についての理解が不十分であったのと同じくらい、学校現場の先生方も誰が教育委員をしているのか関心がないようでした。この4年間でたくさんの学校訪問や、研究会への参加をさせていただき、だいぶ認知されたと思います。教育委員になった時、自分の使命は、学校や先生方がどれだけ頑張って、子どもたちの為に時間と労力を費やしているかを知らせることだと思いました。先生は、出来て当たり前、失敗すると叩かれます。
しかし、毎年教員志望者がいるのは嬉しいことです。教員の年齢構成が若くなっている中、頑張ってほしいと思います。
「頼まれたら断らない」という家訓が我が家にはあります。第1回目の教育委員会会議の定例会はド緊張の中、家訓に従わなければよかったと反省しましたが、今はなかなかできない経験をたくさんさせていただき、人生の幅が広がったと思えるようになりました。これからの教育現場は課題が多くあり、大変だと思います。陰ながら応援しています。4年間ありがとうございました。
(篠原ともえ;2014年9月24日)


教育委員;内山英夫【2014年8月28日】


「チャンス」を生かす

私は、これまで、このメッセージで何度か取り上げてきた「夢と思いやりの心を持ちチャレンジする子ども」という千葉市の目指すべき子どもの姿を示す言葉を大切にしています。
ここで、「何にチャレンジするか?」が問題になります。
私のこれまでをふり返ってみても、何度か「チャンス」があり、その都度、体験を通して得るものがあったと思います。

若くない年代になっての体験として、視覚障害者との出会いがありました。退職後、たまたま、千葉県ホームページの中の、一つの記事に注目しました。
視覚障害者向けの「IT講習会」案内(企画部企画政策課;平成13年2月26日付)で、その中に、インストラクター・ボランティアの募集があり、二つの点から関心を持ちました。
一つには、勤務先で30年以上もコンピュータ利用に関わってきた私が、視覚障害者がどういう仕組みでパソコンを操作できるのか、想像すらできず、知りたいという強い欲望を持ったこと、二つには、「何か行動を起こしたい気持ち」の答えを見つけた、と思いました。
早速、応募、研修会に参加し、「パソコン基本操作、ワープロ文書作成、インターネット利用、電子メール送受信など」を説明した数枚の簡単なテキストをもとに学習しました。
仕組みは、パソコンに「画面読上げソフト搭載」という、知ってみれば当たり前のもののように思えました。
その後、受講者からの引き続く支援の求めに応じ、「千葉県視覚障害者へのパソコン・ボランティアの会」(略称:パソボラ千葉)を設立、平成14年1月から活動を開始、私は4年間で、約30名の方々に対して、学習サポート、電話相談、訪問サポート等を行いました。

この「チャンス」で、私が、もし視覚障害者用のパソコン操作方法を知り、分かったで終わっていたら、私にとって何の意味もなかっただろう、と今にして思い返します。
私の担当した受講者の中に、私と同じサラリーマンで、中途視覚障害者になったお二人の方が強く印象に残っています。
自死を考えたこともあったとのこと。その内のお一人には、3日間の講習最終日、昼食に誘われ、ご一緒し、障害者としての生活上の苦労を聞く機会がありました。
もうお一人には、「内山さん、介護者を付けない私たちの多くが、つば先の長い帽子をかぶっている理由が分かりますか?」と問われ、その答えが「停車中の大型車車体下に白杖の先が入っても、車体を確認する前に、顔面が先に車体に当たるのです」とのことだったこと、また、電車乗車時に親切心から誘導された乗車口がいつもと一つずれたために、降車時に駅ホームの様子が異なることから、パニックになったことなど、暗黒の世界がどれほどのものなのか、私には本当のところは分からない、と思いました。

やりがいを感じたこともあります。利用者の内のお一人で、私の自宅から歩いて10分ほどのところにお住いの方には、9回の訪問サポートを行いましたが、その方が東京へ一人で出掛けられるようになり、最寄り駅付近でお会いすることがあり、今でも声を掛け、言葉を交わします。

本を読んだだけでは、話を聞いただけでは、見ているだけでは、本当のことがわからないところがある、体験して初めて実感できる、いくつになっても学ぶことがある、得難い「チャンス」であったと思います。
子どもたちに、「チャンスを生かせ!」、「チャレンジしよう!」、そして何かを成し遂げた後の「達成感を味わおう!」と言いたい、と思います。
先日開催された子ども議会のように、用意された各種プログラムに参加することを考えて欲しい、また、友だち、先生、両親からの誘いも良いチャンスだと思います。
スポーツの好きな子ども、科学・音楽・図工などの文化に対してより強い関心を持つ子ども、それぞれに、学校での学習以外の事柄で、「チャンス」を生かし、未知の世界での体験をして欲しいと思います。
(内山英夫;2014年8月28日)


教育委員;明石要一【2014年7月16日】


千葉市未来の科学者育成プログラムのねらいは何か

文部科学省は、今年度、土曜日の教育活動に関する予算として約14億円を投入している。その内訳は、いわゆる正規の授業の延長である「土曜日の授業」に1億円、その他の「土曜日ならではの教育活動」に13億円を配分する。
なぜ、「土曜日ならではの教育活動」に多くの予算を投入するのか。それは、子どもの土曜日の活動に体験格差が生まれるからである。
学校週5日制が始まったのが平成4年、そして完全実施になったのが平成14年である。始まってからは既に20年が過ぎている。
学校だけでなく地域や家庭で様々な体験をしてほしい、というのが学校週5日制のねらいであった。ところが、この20年間地域の教育力が衰退し、結果として子どもの土曜日活動は家庭に丸投げの状態になってしまった。
豊かな土曜日の体験活動をしている子どもがいる一方、家の中でテレビや漫画、テレビゲームを友達にする限定された体験しかしていない子どももいる。
この体験格差を是正しようとするのが、「土曜日ならではの教育活動」である。
千葉市はすでに3年前から「土曜日ならではの教育活動」を先取りしている。
それは「千葉市未来の科学者育成プログラム」である。このプログラムは市内在住・在学の中高校生を対象にした、企業や大学、研究機関と連携した1年間の活動である。
コースは次の四つがある。

  1. 総合コース(様々な企業や大学、研究機関に出かけ、科学技術を学ぶコース)
  2. 千葉大学連携コース(千葉大学を中心として高度な科学を学ぶコース)
  3. 医療系コース(医学、医療の現場、生物生態を学ぶコース)
  4. 市立千葉高校SSH(スーパーサイエンスハイスクール)コース(中学2,3年生を対象とし、市立千葉高校で理科や数学を学習するコース)

学習活動日は主に夏休みとそれ以外の土曜日としている。例えば、千葉大学連携コースは18回活動がある。場所は千葉大だけにとどまらず、県立の博物館やきぼーる、それから千葉市動物公園、東京ガス幕張地域冷暖房センターなどで学ぶ。そして、1月に市の教育センターで成果発表会をし、修了証書が授与される仕組みである。
千葉市は、科学立国ならぬ”科学立市”を目指している。その一つがこの未来の科学者育成プログラムである。これは、子どもたちの体験格差の是正だけでなく、優れた才能も育てようとするねらいを持っている。
(明石要一;2014年7月16日)


教育委員;中野義澄【2014年6月26日】


学校医はどのようにして選ばれているか

2012年10月24日付の教育委員メッセージで「学校教育と学校医」と題して学校教育における学校医の役割について述べました。その後学校医は何科の先生がしているのか、又どのようにして選ばれているのか、意外に知らない人が多いことが分かりました。今回は学校医の種類とどんな医師が選ばれているのかをお話ししたいと思います。

千葉市内の市立小中学校、市立高校の学校医は全て千葉市医師会の会員である開業医がなっています。学校医は内科校医、耳鼻科校医、眼科校医と三種類あります。内科校医は主として内科、小児科の医師がなっていますが、外科や整形外科の医師がなっている学校もあります。
内科、小児科でないということで心配する保護者の方もいますが、外科系であっても、校医として必要な一般的な医学知識は十分に身につけており、全く問題ありません。耳鼻科校医は耳鼻科医、眼科校医は眼科医とそれぞれの専門医が校医となっています。その他歯科医師会からは歯科校医、薬剤師会からは学校薬剤師が選ばれています。
なお、多くの学校医はその学校に近い地区の開業医が選ばれています。
このように医師、歯科医師、薬剤師が学校に関わって地区の子供達の健康を見守っているわけです。

一方で近年学校医の高齢化が問題となっています。これは学校医のみの問題ではなく、救急当番医の場合も同じですが、開業医全体の高齢化によるものです。教育委員会に学校医を推薦している千葉市医師会で、学校医の定年制を検討したことがありましたが、定年制にしてしまうと学校医が足りなくなってしまう地域があることが分かり、定年制は見送ることとなりました。
医師としての能力は年齢のみでは判断できませんので、ある程度高齢であっても、学校医としての業務の遂行に支障が無い医師が、医師会から教育委員会に推薦されています。
以前にも述べたように、学校医としての役割は子供達の健康管理のみではなく、領域が広くなってきていますが、上記のような医師が医師会から推薦されておりますので、ご理解頂きたいと思います。
(中野義澄;2014年6月26日)


教育委員;篠原ともえ【2014年5月29日】


地域力

新緑の美しい季節になりました。近隣の小学校の周りでは、地域の方々が手入れされた花々が、行き交う人たちの目を楽しませています。
入学式の翌日、微笑ましい光景に出会いました。1年生が大きな荷物を抱えて歩いていると、上級生が「お持ちしましょうか?」と声をかけていました。名前はわからずともこれから同じ小学校に通うお友だち、はにかみながらも声をかけていた先輩に思わず顔がほころんでしまいました。
セーフティウォッチャーをしていると、子どもたちの様子をいろいろな角度から見ることができ、とても楽しいです。十数年前から学校・家庭・地域の連携について叫ばれるようになり、安全・安心のまちづくりの推進など、地域住民が活動できる場が増えています。子どもたちの安全を見守りながら、私たち自身の心身の健康にも繋がっていると思います。
平成17年度文部科学白書の中で、近年の度重なる青少年の凶悪犯罪や、いじめ、不登校など、青少年をめぐる様々な問題の背景として、地域や家庭の「教育力の低下」があるという指摘があるとされており、「地域の教育力に関する実態調査」の結果についての記載があります。この調査で55.6%の保護者が、以前と比べて地域の教育力は低下していると回答しています。個人主義が浸透してきていること。近所の人々が親交を深められる機会が不足していること。居住地に対する親近感が希薄化していることなどがその原因として挙げられていました。
このようなことから、地域教育力再生プランがスタートし、地域に根ざした多様な活動の機会の提供の推進が始まりました。今、子どもたちが元気に活動している姿を間近に見ていると、地域の教育力の低下を身近に感じることはありませんが、その一方で、携帯をいじり、イヤフォンを付けて他者との関わりを
持たないかのような若者を見ると、これでいいのか日本!と感じます。
社会の形態が変化していく中でその時に合った教育環境を構築するには、机上だけのことではなく、学校・家庭・地域の連携を強め、たくさんの意見や情報を得ていかなければならないと思います。千葉市の子どもたちが安心して暮らせるように、まず身近なところから心がけていきたいと思います。
(篠原ともえ;2014年5月29日)


教育委員長;和田麻理【2014年4月16日】


はじめの一歩

ピッカピカの1年生に会ってきました。
私たち教育委員は、毎年、市内小学校の入学式に出席しています。
今年私が出席したのは、市内きっての大規模校。203名の新入生を迎えました。
少し体に力を入れ、口をしっかり閉じて、きちんと前を向いて式典に臨む姿は、とても素晴らしく立派でした。
教育委員会からのお祝いの言葉として、新1年生に、いつも2つのお願いをしています。1つ目は「毎日元気に登校すること」、2つ目は「自分からあいさつをすること」です。壇上から話しかけると、大きな声で「はいっ!」と返事をしてくれて、思わずこちらの顔もほころびます。
来賓の方々の紹介があり、「おめでとうございます」と声をかけていただくと、必ず「ありがとうございます」とお礼の言葉が返ってきます。大人が見習わなければならない態度がたくさん!年度の初めに、新1年生から、気持ちを新たにさせてもらっています。
日頃から学校と子どもたちをあたたかく見守り、様々な面からサポートして下さっている地域の方々も来賓としてお見えになっており、学校と地域の連携のお話も伺うことができ、とても心強く感じます。子どもたちも顔見知りの方を見つけると、嬉しそうにしている様子が見てとれます。学校・家庭以外にも自分を応援してくれる人がいるという安心感は、子どもにとって絶大なのです。
私は、娘たちの小学校の保護者会の会長を務め、それがきっかけで、青少年育成委員や青少年相談員といった地域活動にも携わるようになり、今日に至っています。自分の子どものためと思って始めたことですが、大変勉強になり、たくさんの子どもたちと触れ合うことができ、また、素晴らしい仲間との出会いの場にもなりました。
PTAや保護者会活動を始めとするボランティア活動は「お月謝のいらない習い事」だと常々思っています。保護者の皆さま、いえ、市民の皆さま、お忙しい日常かと思いますが、一歩を踏み出してみませんか?皆さんがさしのべる手を待っている子どもたちが大勢います。加えて、学校にも地域にも、ご家庭や職場とは一味違った社会があり、目からうろこがボロボロ落ちます。
そして、ご自分の人生が、より豊かなものになること請け合いです!
(和田麻理;2014年4月16日)


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