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更新日:2017年9月22日

教育委員メッセージ(平成29年度)

教育委員;小西 朱見【2017年9月22日】

小西教育委員

進め、未来の科学者たち!

 

 すっかり気候も秋らしくなり、夜には鈴虫の大合唱が聞こえるようになりました。

 市内の小中学校では、楽しかった夏休みも終わり、心新たに新学期が始まりました。

 小中学生を抱えるご家庭では、夏休みにどのような自由研究に取り組まれましたのでしょうか? 

 その自由研究のお手本ともいえる「課題研究」に力を入れている高校が千葉市にはあります。千葉市立千葉高校です。市立千葉高校は、文科省から「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」の指定を受け、「千葉市から世界を牽引する科学者を!」という志のもと、大学や企業と連携しながら、学校全体で科学技術系人材の育成に力を入れた教育を行っています。 

 先日、市立千葉高校の授業を見学させていただく機会がありました。まず、最初に見せていただいたのは「クロスカリキュラム」と呼ばれる教科横断型授業。高校2年生は海外研修でアメリカのヨセミテ国立公園へ行くとのことで、ヨセミテの地形をテーマに、「地理×地学」の授業が行われていました。生徒達は、たくさんの見学者がいることなど気にもとめず、堂々と議論し、発表し合い、しかも、生徒達の手には、ヨセミテに関する「英語」の論文資料!思わず、生徒に「英語の論文は難しくないの?」と聞いたところ、「書かれていることが面白いので、どういう意味の単語なのか想像しながら悩むのも楽しいんです!」とのこと。すごい! 

 次に見せていただいた「物理×数学」の授業では、まず、物理の先生が物理の法則を説明し、その法則を解くために、数学の先生が、高校では通常扱われない「行列」の解法を伝授。次回以降、実生活の中で「行列」が利用されている電卓などを使った授業が行われるそうです。 

 教科書に書かれた知識や法則を単に覚えさせるのではなく、実際の生活や他の関連する知識と結びつけて理解させようとする先生方の熱い思いを感じました。

 その後、生徒達が実際に課題研究に取り組んでいる様子も見せていただきましたが、「夏休みの自由研究を1、2年かけてやらせてもらっている感じです。」と、皆さん本当に楽しそうでした。 

市立千葉高校の先生方は、「生徒達には、未知の問題に対して、自ら課題を発見し、それを解決へと導き、他者へ表現する力をつけさせたい。」と言っていました。

人生は「未知」であふれています。そう思うと、この力は人生そのものにおいて求められる能力なのでしょう。私達は、そこに伝えたい思いや解決したい問題があるとき、事実や論理、言葉を使い、時にはクライアントや上司、時には夫婦や友人、世の中を説得し、解決していかなければなりません。 

 市立千葉高校で先生方や生徒達が頑張って取り組まれている先進的な授業が、千葉市全体に広がって行くことを心から期待します。

 千葉市では、毎年、「未来の科学者育成プログラム」、「科学フェスタ」など、子ども達を楽しみながら自然科学の道へといざなうプログラムがたくさん用意されています。皆様のご参加をお待ちしております!

 

未来の科学者育成プログラム

http://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/shogaigakushu/futurescientist.html

科学フェスタ

http://www.chibashi-science-festa.com/

 


 

教育委員;和田 麻理【2017年7月19日】

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55校の知恵と力


「生徒会」と聞くと、ほんのちょっぴりブルーな気分になります。
そんな気持ちを抑えて、先日、「中学校生徒会交流会」に参加しました。

おおっ!今年も熱気ムンムン! 顧問の先生方、若いなぁ。
どんな話が飛び出すのか楽しみ!
生徒会活性化アドバイザーの高橋亮平氏のリードで、テンポよくプログラムが進んで行きます。「1分間で付箋紙に書いて!」と言われても、動じることなくテキパキと鉛筆を動かしています。私、絶対ムリ! 
ワールド・カフェ方式で進められた意見交換は、先生と生徒が同じテーブルについても、ごく自然に対等な関係を保ったまま、率直な発言が飛び交っていました。
生徒はもちろん、先生の口からも本音が聞かれ、日頃の苦労がしのばれました。
1年間の活動の成果と課題を出し合い、テーブルからテーブルへの度重なる席替えを経て改善策を探り、まとめとして数人の生徒が教育委員会に提言をしてくれました。私たちは、出された要望、期待に応えるべく、力を尽くしていかなければなりません。できることから、早速取り組みたいと考えています。

生徒たちが役員になった経緯はさまざまで、最初はヤル気レベルもまちまちだったことと思います。でも、いざ役職に就いたからには精一杯の力を注ぎ、何かをしたいというエネルギーにあふれていました。そしてまた、役員の生徒のアイディアと働きかけによって、活動に興味を持ち、協力、参加する生徒が増えていくのではないかという気配を強く感じます。
地域とのつながりを深めたいという意見も出されました。大人の皆さん、ぜひ、力を合わせて一緒に活動してくださいね。

千葉市では、市全体と区ごとに、年に一度ずつ生徒会交流会を行っています。このような交流をきっかけに刺激を受け合い、いつの日か、千葉市の生徒会活動が、世界の生徒会のモデルとなることを、心から期待しています。

私が中学生の頃、生徒会は男子の天下。未だに「生徒会」と聞くと条件反射的にブルーな気分になるのは、選挙に落選した苦い思い出があるからなのです。
いや待て、もしかして人望がなかったのかも…?

 


 

 

教育委員;中野 義澄【2017年6月15日】

 

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医師会、嘱託医、行政の連携の重要性

 

千葉市内の小中学校の学校医は、千葉市医師会から推薦されています。以前の教育委員メッセージ(2016年3月23日)で述べましたように、学校医は、「児童生徒の健康管理」と「児童生徒に命の大切さを教える」ことが重要な役割となっており、主に学校内で健康診断や就学時健診などを行っています。


今回は、学校医の学校外での活動を紹介したいと思います。

学校医は、千葉市医師会の部会である学校医部会で定期的に勉強会を開いて予防接種や疾患の流行などについて講演会や情報交換を行なっています。そのため、学校医は一定の水準が維持されています。

また、医師会の担当理事を通じて教育委員会にも児童生徒の健康情報が提供されておりますので、行政とも密に連携しています。


一方、就学前の児童の情報は、連携が取れていないところもあり、来年どんな児童が入学してくるのか、就学児健診を行って初めてわかることもあります。


現在、千葉市は、「幼保小接続」で千葉大学と連携し、新入学児がスムーズに小学校生活になじめるようモデル事業に着手したところです。幼保小連携・接続の必要性が求められている現在、医師会、嘱託医、行政とのより密接な連携が望まれる次第です。


教育委員;藤川 大祐【2017年5月17日】

 藤川教育委員

卒業式、入学式にうかがって思うこと

 

 この春は、教育委員として初めて、市内の中学校の卒業式及び小学校の入学式に出席させていただき、教育委員会を代表してご挨拶をさせていただきました。

 中学校の卒業式には、それぞれの学校や地域の特徴がよくあらわれます。私がうかがった学校では合唱に力を入れており、学校オリジナルの楽曲も含め、卒業生、在校生、そして教職員も加わり、多くの合唱曲が披露されました。それぞれに生徒や教職員の思いがこめられていて、素晴らしい合唱に感銘を受けました。

 小学校の入学式は対照的に、幼い1年生たちが懸命に校長先生や私たち来賓の話を聞いてくれたことや、上級生となった2年生たちが堂々と学校生活の紹介をしてくれたことが印象に残りました。1年生の保護者の方々のお子様たちを見守る緊張感が伝わり、これまでのお子様と歩んでこられた過程が想像されました。

 どちらの学校でも、地域の方々がとても多く来賓として式に参加くださっていました。控室で少しお話をうかがいましたが、多くの方々が学校に愛着を感じ、さまざまな形で協力くださっていることがわかりました。

 小学校から中学校までの9ヶ年は、お子様たちにとっても、保護者の方々にとっても、変化が大きく長い時間に感じられることと思います。中学校の卒業式と小学校の入学式に続けて出席させていただいて、子どもたちが義務教育で過ごす時間でどれだけ成長するのかをあらためて実感することができました。

 学校生活には楽しいこともたくさんあるはずですが、もしかしたらつらいことや悲しいこともあるかもしれません。中学校を卒業した方々にとっては、それぞれの進路でさまざまなことが待っているでしょう。どんなときにも、学校がお子様たちや保護者の方々から頼っていただけるような存在でありつづけられるよう、私たちも教育委員会の立場から学校を支えていきたいと心を新たにいたしました。

 日常さまざまな機会に学校現場にお邪魔をしていますが、卒業式や入学式は、学校や地域の様子全体を見ることができる貴重な機会です。また来年、関係する方々とともに、子どもたちの成長をお祝いする場にうかがうこと楽しみにしています。

 


教育委員;千葉 雅昭【2017年4月19日】

 

千葉教育委員

 

教育委員を拝命

  

 10月に教育委員を拝命し、千葉市が教育関係で企画している様々なイベントや祝典に出席させていただきました。1月の成人式では晴れやかな着物に身を包まれた新成人たちがとても輝いて見えました。3月の卒業式では告辞を読ませていただき、その後、在校生からの送辞、そして物語が目の前に繰り広げられんばかりの素晴らしい答辞で、思わず目元が緩んでしまったことをよく覚えています。さらに、地域の方々も一緒に式典に参加されており、地域と学校との連携や協力が学校教育には欠かせないんだということを改めて認識させられました。

 「教育」とはすごく難しく奥深い言葉で、しかしその「教育」という教えのベクトルが違っていたり、しっかり伝授されていなかったりすると無意味なことを、この数か月で痛感しております。

 「教育」の意味や中身、範囲・範疇をもっともっと知りたいと思い始めた今、なんとなく、底の無い、正解の無い問題を解き始めたような感じで、とても愉しく底なき探求の始まりを感じております。

 我が家の8歳の息子を見ていると、親として「怒る・叱る」場面が多々ございます。しかしこんな時一歩引いて冷静になり、「型にはめて規制して怒る・叱る」より「他に善いところを見つけてそちらを伸ばすようにして、叱るところはなるべく短く」できたら、なんて楽な子育てになるのかと日々思っております。

 4月の新学期からは、さらに積極的に学校に出向き、子どもたちと顔を合わせて教育現場を見学したいと思います。さらに、「エチケット・マナー・ルール」などを社会的弱者と言われる車椅子に乗った者から発信させていただき、子どもたちと一緒に考えていけないだろうかとも思っております。またパラリンピックや障害者のスポーツの種目・ルールをご紹介し、より多くの皆様に興味をもっていただきたいと考えております。そして「おもてなし」「ボランタリズム」等についても共に勉強していきたいです。

 まだまだ新米の教育委員ですので、これから一生懸命勉強していこうと思います。

 学校やいろいろな行事でお会いしたらどうぞ声をかけてください。

 新学期からもどうぞよろしくお願いいたします。

 


 

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