更新日:2014年3月3日

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卒業にあたって(2014年3月3日)

教育長の志村です。
今年も卒業の季節がやってきました。
平成25年度の卒業式!この3月には約17,800名の児童生徒が、市立小・中・特別支援・高等学校のそれぞれの母校の門から、新しい大空へと巣立っていきます。
卒業生はもとよりご家族の皆さん、地域の方々など、それぞれの想いは異なっても、晴やかな気持ちで卒業式を迎えようとしていることでしょう。

卒業という人生の節目は、人を成長させてくれる大きな力があります。私から卒業という節目を迎える皆さんに言葉を贈ります。

一つ目は、「人との出会いや別れを大切にしてほしい」ということです。
私たちは、数多くのよき友、よき師と出会うことにより、自分の新たな可能性を広げることができ、成長していきます。時には、別れを告げなくてはならないという寂しさもあるかもしれません。しかし、私自身もこれまで多くの人との出会いや別れをくり返す中で、出会いをより豊かで確かなものにするために、日々、人間的に成長しようと努めてきたつもりです。

二つ目は、「新しい自分を発見する機会にしてほしい」ということです。
節目には「新たな環境に進むことで、今まで気づかなかった新しい自分を見つけ出そう!」というチャレンジの気持ちを生み出す不思議な力があります。言い換えれば、卒業はこれまで知らなかった自分のよさを発見するチャンスでもあり、これまで以上に明るい未来を描くことも可能になると思います。

そして、最後に、「お世話になったすべての方々へ感謝の気持ちを伝えてほしい」と思います。私たちが無事に節目を迎えられるのは、当り前のことではなく、いろいろな方々の支えがあってのことだからです。これまでの自分を振り返り、自分に関わってくれた方へ感謝の気持ちを伝えることで、卒業が皆さんにとって意味のある節目になるのです。私の大好きな「真心(まごころ)」という言葉そのものだと思います。

卒業生の皆さんの巣立ちを祝福し、今後のさらなる活躍を心より祈っています。
卒業生の皆さん、本当に卒業おめでとう!
輝く未来は、あなた達のものなのですよ!


各校の平成25年度卒業式の日程はこちらから

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