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更新日:2014年8月30日

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千葉市の小中学生のみなさんへ~夏休みの成果をもとに、さらに大きく成長しましょう!~(2014年8月30日)

教育長の志村です。

楽しかった夏休みが終わります。いつのまにか、日中のセミの鳴き声に加え、朝夕は、コオロギやバッタの仲間など、虫の音(ね)がたくさん聞かれるようになりました。みなさんが元気で、笑顔で教室に戻ってきてくれて、とてもうれしく思っています。

夏休みの前に、みなさんには二つお願いをしました。一つは、「事故に気をつけて、安全に過ごすこと」、もう一つは、「地域のイベントに進んで参加すること」でしたね。どのように取り組んでくれたのでしょうか。

みなさん一人一人が充実した夏休みを過ごしたと思います。9月1日から学校生活が始まりますが、みなさんを支えてくれている地域の方とのかかわりは、これからも大切にしてほしいと思います。まずは、『元気なあいさつ』から続けてみてください。

さて、9月からの学校生活に向けて、心がけてほしいことをお話しします。

一つは、「今、努力することが、明日の自分をつくる」ということです。この夏は、中学生や高校生の総合体育大会、吹奏楽や科学コンクールなど、様々な場で千葉市や全国の子どもたちが活躍する姿を見ることができました。参加したみなさんからは、「がんばってきてよかった」「これからも続けたい」といった発言が多く聞かれました。自分が一所懸命に取り組んできたことは、これからの自信や誇りにつながります。明日の自分のために、今日を大切にして努力することを忘れずにいてください!

二つ目は、「感性を大切にしてほしい」ということです。私たちの国では、古来より、虫の音や吹く風、雲の様子などの変化で、季節の移り変わりを感じてきました。しかしながら今の世の中は、社会の変化とともに、自然をとおして季節の変化を感じたり心を動かされたりすることが少なくなってきています。セミの鳴き声は、夏の終わり頃になるとアブラゼミやミンミンゼミに代わり、ツクツクボウシが多く聞かれるようになります。朝夕のコオロギなどの虫の音も、よく聞いてみると様々です。見ることはもちろん、「聞く(きく)・嗅ぐ(かぐ)・触る(さわる)・味わう(あじわう)」という感覚をとぎすまし、働かせてみると、生活や学習を豊かにすることができます。

9月は前期学習の総まとめの時期にもあたります。

まずは、生活のリズムを取り戻してください。そして、自分のめあてをもとに、友達や先生と一緒に学習や運動を充実させ、千葉市の子どもとして自信と誇りをもち、楽しい学校生活を送ってください。

保護者・地域の皆様へ

今夏は、日本だけでなく、世界中で子どもたちを巻き込んだ悲惨な事件や事故のニュースが数多く聞かれました。たいへん悲しく、残念なことです。そのような中、本市の子どもたちは大きな事故等に遭うことなく、一人一人が有意義な夏休みを過ごすことができました。皆様のお力添えに、心より感謝申し上げます。

9月1日から学校生活が始まります。学校では、前期学習のまとめの時期を迎えており、子どもたちが学習活動等に集中できるよう取り組んでまいります。そのためにも、これまで以上に家庭や地域の皆様と連携していくことが大切です。

特に、「挨拶の声に元気がない」、「生活のリズムがおかしい」、「交友関係が変わった」など、これまでとは異なる子どもたちの様子や言動が見られる場合には、早めに学校にご連絡・ご相談ください。

今後とも、保護者・地域の皆様と学校、行政とが力を合わせ、次代を担う子どもたちをはぐくむため、「まごころの教育」を進めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様には、本市の子どもの明るい明日のために、引き続きご理解とご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

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