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更新日:2014年12月24日

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千葉市の小中学生のみなさんへ~健康と安全に気をつけて、充実した冬休みをすごしましょう!~(2014年12月24日)

教育長の志村です。
2014年も残すところ1週間となりました。
今年は、日本の科学技術への注目が集まった1年といえます。その大きなニュースの一つとして、効率的な青色発光ダイオード(LED)の研究、開発の功績により、3人の日本人研究者のノーベル物理学賞の受賞がありました。また、12月には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)により、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げに成功しました。この「はやぶさ2」は、東京オリンピックが開催される2020年に地球に帰ってくるとのことで、楽しみが一つ増えましたね。
さて、青色発光ダイオードの研究者たちは、研究を始めた時、「そんなことは不可能だ」「無駄な努力だ」と言われた時期もあったと聞きます。そんな中でも、あきらめずに努力を続けたことが成果となって表れました。8月に皆さんに送ったメッセージのように、「今、努力することが、明日の自分を作った」のだと思います。自分が目指す目標、信じる道に対して一所懸命に取り組むことを皆さんも大切にしてほしいと思います。

ところで、千葉市でも科学技術に関するうれしいニュースが飛び込んできました。高校生科学技術チャレンジ(JSEC 2014)というコンテストで、市立千葉高等学校1年生の市毛貴大さんが、最高賞である「グランドアワード科学技術振興機構賞」に輝いたことです。市毛さんは、中学生の頃、扇風機の回転速度により、羽根越しに見える発光ダイオードの光の見え方が異なることに気づき、この研究を始めたそうです。身近な自然現象に興味を持ち、根気強く研究に取り組んできたことが、今回の栄誉につながりました。
他にも、紹介したい千葉市の子どもたちの活躍がたくさんありましたが、いずれも日々の努力を積み重ねた結果であり、とてもうれしく思っています。また、大会やコンテストで賞をいただくことはなくても、自分なりの目標や夢を持ち努力する、「明日の自分をつくる」皆さんがいました。家庭や地域で進んでお手伝いをする、本をたくさん読む、鉄棒や縄跳びで新しい技に挑戦する、自分の苦手なことをがんばるなど、皆さん一人一人が輝いていることをとても頼もしく、また誇らしく思っています。
今日から始まる冬休みは、夏休みに比べて短いですが、皆さんが年末年始を健康で安全に過ごし、2015年の目標や夢を持つ機会となることを期待しています。
1月6日には、皆さんがまた元気で登校してくることを楽しみにしています。

≪保護者・地域の皆様へ≫
日頃から、本市教育に、ご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
子どもたちは、12月24日から1月5日まで、冬休みとなります。子どもたち一人一人が家族や地域の皆様とかかわる中で、自分の目標や夢を持つ機会となることを願っております。
一方、このところ、子どもたちを狙った犯罪や、子どもたちが事故や事件に巻き込まれることが多くなっており、たいへん心配しております。
学校では、日頃より事故防止に対する指導を行っておりますが、年末年始の慌ただしい中ですので、「地域の子どもは地域で守り、育てる」ために、保護者や地域の皆様方の温かな見守りをお願いいたします。
冬休み明けの1月6日には、千葉市のすべての子どもたちが、元気で学校に登校できることを願っております。ご支援、ご協力をお願いいたします。

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