更新日:2019年11月22日

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梵鐘(宝徳元年在銘)(県指定文化財)

文化財の紹介

梵鐘

長徳寺にある釣鐘です。

総高86.3cm、口径49.6cm、三段組で鋳上げられています。乳は四段四列、上帯に飛雲文、下帯に唐草文を鋳出しており、池の間四区にわたって銘文が刻まれています。二個の撞座は竜頭の方向と平行に位置し、八葉の複弁としています。

池の間第一区に総州路菅生荘中須賀県日吉山王宮鐘一口とあり、現在の木更津市長須賀にある日枝神社に当初所在したことがわかります。第四区には宝徳元年(1449年)の紀年銘と共に、天文十四年(1545年)下総千葉庄椎名富岡山長福寺に転じたことが追刻されています。長福寺は長徳寺の旧名称です。この梵鐘は小振りではありますが、均整のとれた姿で知られています。

文化財データ

名称 梵鐘(宝徳元年在銘)
ふりがな ぼんしょう(ほうとくがんねんざいめい)
指定(指定年度) 県指定(昭和49年)
区分/種別 有形文化財 工芸品
時代 室町
所在地 緑区富岡町
所有者 長徳寺
公開/非公開 公開

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教育委員会事務局生涯学習部文化財課

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