更新日:2019年11月22日

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房総数学文庫(県指定文化財)

文化財の紹介

香取郡万歳村(現旭市)の数学者、花香安精(はなかあんせい)とその一門が収集した数学関係の叢書です。

房総の地は、和算の関流数学家の活躍したところで、この文庫も関流をはじめ松永良弼等の伝書、花香安精の稿本を主としています。内容は数学関係337冊、暦法関係106冊、計443冊からなります。刊本は日本数学(和算)の普及を知る資料であり、写本は江戸時代の日本の数学家の苦心のあとが語られており、ともに数学史の貴重な資料です。

これらの書物は、大正年間、花香安精の子孫より香取郡万歳小学校に寄贈され、間もなく、県立中央図書館に同小学校から寄贈され、平成元年に県立中央博物館に移されて今日に至ります。

文化財データ

名称 房総数学文庫
ふりがな ぼうそうすうがくぶんこ
指定(指定年度) 県指定(昭和43年)
区分/種別 有形文化財 典籍
時代 江戸
所在地 中央区青葉町(県立中央博物館内)
所有者 千葉県
公開/非公開 非公開

このページの情報発信元

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所新庁舎高層棟7階

ファックス:043-245-5992

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