更新日:2016年10月7日

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黒砂分教場の記念碑(市地域文化財)

文化財の紹介

黒砂文教堂石碑

稲毛区黒砂4丁目、新港横戸町線黒砂陸橋脇の敷地に建っている2基の石碑です。「学制」発布後の明治8年、黒砂村に村民の手により黒砂小学校が創設されました。その後この学校は、近隣の登戸小学校や弥生小学校の分教場として昭和29年3月まで存続し、約80年にわたり地域の発展と教育の向上に寄与してきました。大正3年に建立された「校地購買記念碑」には、借地であった小学校の敷地を購入するために、明治41年に黒砂村の共有林を売却してその資金に充てたことが刻まれており、昭和13年に建立された「学校敷地寄附記念碑」には、小学校に隣接する土地が学校の敷地として寄贈されたことが刻まれています。
黒砂分教場の跡地は、平成14年、新港横戸町線工事のため旧黒砂本村とともに黒砂陸橋の橋の下に姿を消しました。そのため、黒砂分教場の存在を示すものはこの記念碑のみとなり、当地域の歴史を知る上で重要なものであるとともに地域にとって大変貴重なものとなっています。

文化財データ

名称 黒砂分教場の記念碑
ふりがな くろすなぶんきょうじょうのきねんひ
指定(指定年度) 市地域(平成27年)
区分/種別 有形文化財 歴史資料
時代

昭和

所在地 稲毛区黒砂4丁目
所有者 黒砂第一自治会
公開/非公開 公開

このページの情報発信元

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所新庁舎高層棟7階

ファックス:043-245-5992

bunkazai.EDL@city.chiba.lg.jp

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