更新日:2019年11月22日

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木造伝七仏薬師坐像(県指定文化財)

文化財の紹介

東光院に安置されている仏像です。

いずれもヒノキ材で作られ、中尊の両脇に3体ずつを配します。中尊は像高約1.07m、一木割矧造りで鎌倉時代初期の作品であり、薬壺を持つ通例の薬師如来像です。他の6体は像高約85cm~99cm、一木造りで平安時代(10世紀後半)の作と見られます。これらは宝冠をかぶるものと単髷の頂に仏面を表すものとがあり、6体とも胸飾りや腕飾りを着け、一般の薬師如来像とは異なる姿ですが、寺では昔から薬師如来の分身とされる七仏薬師と伝えられています。

像に残る修理銘から左方の1体は嘉禄3年(1227年)に修理され、それも含めて7体全部が明暦元年(1655年)に修理されたことがわかっています。

文化財データ

名称 木造伝七仏薬師坐像
ふりがな もくぞうでんしちぶつやくしざぞう
指定(指定年度) 県指定(昭和45年)
区分/種別 有形文化財 彫刻
時代 鎌倉
所在地 緑区平山町
所有者 東光院
公開/非公開 非公開

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教育委員会事務局生涯学習部文化財課

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