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むらびとたちの食べ物

                   

 *貝をとる

 縄文時代の東京湾にはハマグリ・アサリ・カキ・キサゴ等の貝が豊富で、縄文人は貝を採り食用にしていました。加曽利貝塚ではたくさんの貝殻が厚い層になって残されています。貝は一年を通して誰にでも安全・確実に採る事ができ、よくだしの出る美味しい食べ物だったので、縄文人にとっては大切な食料でした。 

                                 貝をとるようすの想像図                                                                                  
                                            松下紀久雄  画

 *主食は木の実でした                                    

 縄文人は食料として動物や魚や貝を採っていましたが、食べ物の中心はクリ・クルミ・シイ・クヌギ・トチ等の木の実でした。そして縄文人はそれらの木の実を深い穴を掘って蓄え、食生活の安定をはかっていたようです。貝塚には沢山の貝殻が残されていますが、こうした貝は主食ではなかったわけです。そして、貝殻とともに見つかる魚の骨はおそらく縄文人にとって「ごちそう」のような食べ物で、動物の肉は1年に何回も食べられない「大ごちそう」だったと思われます。

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