地震対策

 
II 地震に備える
 
 

2. 家の周囲の安全対策

 

A.プロパンガス

ボンベを鎖でしっかり固定しておく。

B.窓ガラス

飛散防止フィルムを貼る。

C.屋根

不安定な屋根のアンテナや、屋根瓦は補強しておく。

D.ベランダ

植木鉢などの整理整頓を。 落ちる危険がある場所には何も置かない。

E.ブロック塀・門柱

土中にしっかりとした基礎部分がないもの、鉄筋が入っていないものは危険なので補強する。ひび割れや鉄筋のさびも修理する。

塀の安全性をチェック

不安定なブロック塀や門柱では、地震のときに凶器になってしまいます。

しっかりと点検、補強しましょう。

1. ひび割れたり、崩れかけたりしていないか。

→破損箇所がないか点検し、ひどいものは早急に修理する。

2. 高さが高すぎないか。

→高さは2.2m以下に。

3. 基礎はしっかりしているか。

→コンクリートの基礎は地下40cm以上埋め込む。

4. 支えとなる控え壁はあるか。

→3.4m以下の間隔で設ける。

  奥行きは40cm以上に。

5. 鉄筋は基準どおり入っているか。

→直径9mmの縦筋が80cm以下の間隔で入っていて、横筋にしっかり固定されていること。

6. すかしブロックや面とりブロックなどの化粧ブロックはできるだけ使用しない。

→新たに作るときは、より安全な生垣やネットフェンスに。