地震対策

 
V 津波に備える
 
 

3. 津波から身を守るために

 

強い地震や長い時間の
揺れを感じたら

ただちに海岸から離れ、急いで高台などの安全な場所に避難する。

 

津波警報・注意報が
発表されたら

海岸にいる人は、ただちに海岸から離れる。

●津波警報が発表されたら、地震を感じなくても、ただちに海岸から離れ、急いで高台などの安全な場所に避難する。

●正しい情報をラジオ、テレビなどを通じて入手する。

●津波注意報でも、海水浴や磯釣りは危険なので行わない。

●津波は繰り返し襲ってくるので、警報・注意報が解除されるまで海岸に近づかない。

津波はこんなところに注意!

津波の早さはジェット機なみ!


津波の速さは海が深いほど速く、津波が太平洋を伝わる早さは、ジェット機なみにもなります。海岸近くでも秒速10m程度の速さなので、津波が見えてからではとても逃げきれません。

津波の高さは想像を超える!


津波は普通の波と性質が異なり、長い時間に及ぶ非常に長い波長の波であり、その高さは海岸の地形などに大きく左右され、ときには数倍の高さに及ぶこともあります。

引き潮がなくても津波は襲ってくる


津波の前に、引き潮が必ずあるとは限りません。地震の起こり方や、震源付近の地形によっては、引き潮が起こらないこともあります。

津波は繰り返し襲ってくる


津波は2回、3回と繰り返し襲ってきます。1回目で安心しないこと。波が落ち着くまで注意し、警報・注意報が解除されるまで海岸に近づかないようにしましょう。