国民保護

 
I 国民保護とは
 
 

1. 国民保護とは

 
国民保護のポイントは大きく三つ。 「避難」・「救援」・「武力攻撃災害への対処」です。

平成16年9月に国民保護法が施行されました。国民保護とは、この法律に基づき、外国からの武力攻撃や大規模テロ等から、国民の生命、身体及び財産を保護することをいいます。万が一、こうした事態が発生した場合、政府が策定する基本的な方針に基づき、国や都道府県、市町村などが連携協力して、住民の避難や救援、武力攻撃災害への対処などの国民保護措置を行います。

千葉市では、国民保護法の規定に基づき、平成19年1月に千葉市国民保護計画を策定しました。この計画に基づき、市域における国民保護措置等を実施します。

 

2. 対象となる事態 <武力攻撃事態>

 

武力攻撃が発生した事態又は武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態を、「武力攻撃事態」といいます。

着上陸侵攻 ゲリラ・特殊部隊 弾道ミサイル 航空攻撃
 

3. 対象となる事態 <緊急対処事態>

 

いわゆる大規模テロなど武力攻撃の手段に準ずる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態又は当該行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国民の生命、身体及び財産を保護するため、国家として緊急に対処することが必要な事態を、「緊急対処事態」といいます。

攻撃対象施設等による分類 攻撃手段による分類
○大規模集客施設、ターミナル駅、列車などの爆破
○石油コンビナート、可燃性ガス貯蔵施設などの爆破
○放射線物質を混入させた爆弾などの爆発
○炭疽菌等生物剤やサリン等化学剤の大量散布
○航空機などによる自爆テロ