油なべ |
水をかけるのは厳禁。消火器で消し、ガスの元栓を締めるのが一番。下図のように、なべにふたをしたり、ぬらしたシーツやタオルでなべ全体をおおう方法もあります。
火が消えても完全に温度が下がるまでは、ふたやシーツをとらないようにしましょう。
|
|
消火器があるとき |
消火器がないとき |
●なべに向かって噴射し、火が消えたらガス栓を締める。
|
●なべに合うふたを手前から向こう側にかぶせガス栓を締める。 |
|
●ぬらしたシーツを固く絞りなべ全体をおおい、シーツの上からガス栓を締める。 |
|
カーテン ふすま 障子 |
火が燃え上がるときの通り道となるので、天井まで燃え広がる前に水や消火器で消火を。間に合わなければカーテンはレールから引きちぎり、ふすまや障子はけり倒して消します。 |
|
石油ストーブ |
消火器があれば火元に向けて噴射を。ない場合は、毛布などをストーブにかぶせ、バケツの水を真上から一気にかけます。火が消えた後も、天板の余熱で再発火するケースがあるので注意を。 |
|
衣類 |
着衣に火がついたら、転げ回って火を消します。風呂場の近くにいるときは、浴槽の残り水を頭からかぶるか、浴槽の中に飛び込みましょう。
髪の毛に火がついたら、化繊以外の衣類やタオルなどを頭からかぶります。
|
|
電気製品 |
いきなり水をかけると感電する危険も。まずはコードをコンセントから抜くこと。できればブレーカーも切ってから火を消しましょう。 |
|
たばこ |
たばこ火災で怖いのは炎が出ない無炎燃焼。着火後、数時間たって燃え出すこともあります。見えないところに火ダネが残ることもあるので、広範囲に消火器や水をかけましょう。 |
|
風呂場 |
いきなり戸を開けると、火勢が強まる危険があります。消火器や水を用意して、ガスの元栓を締め、徐々に戸を開けて一気に消火しましょう。 |
|
|