災害に備えて

 
I 地域での防災活動
 
 

3. 自主防災組織の活動に参加しよう

 

災害に強い安全な地域社会をつくるためには、住民一人ひとりが、日ごろから自主防災の意識をもって地域の安全を考え、防災の基礎知識を身につけておくことが大切です。

「自分たちのまちは自分たちで守る」という心がまえで、積極的に自主防災組織に参加しましょう。

自主防災組織の役割

平常時の活動

防災知識の普及・啓発

防災訓練や講習会を通じて正しい防災知識を地域住民に伝える。

地域内の防災環境の確認

地域内に被害の拡大につながる原因がないか、また、一人暮らしの高齢者世帯など援助を必要としている人がいないかなどの確認を行う。

防災訓練の実施

災害を想定して訓練を行い、消火器の使用方法など防災活動に必要な知識や技術を習得する。

災害時の活動

初 期 消 火

避 難 誘 導

救出・救助

負傷者の救出、救護所への搬送など。

情報の収集・伝達

災害に関する正しい情報の収集とその伝達を行う。

避難所の管理・運営

水や食料などの分配、炊き出しなどの給食・給水活動。


千葉市の助成制度

千葉市には、自主防災組織に対して、次のような助成制度があります。

1. 組織を結成したとき

世帯数に応じた防災資機材と防災基旗を供与。

世帯数

防災資機材供与限度額

49世帯以下 50,000円
50~299世帯 80,000円
300~999世帯 100,000円
1,000世帯以上 120,000円

2. 組織が訓練を行ったとき

参加人数に80円を乗じた金額を年度1回助成。

3. 組織が防災活動に必要な資機材を購入・賃借したとき

助成限度額の範囲内(100,000円+世帯数×400円)で資機材購入・賃借に要した費用の2分の1を年度に1回助成。

ただし、助成限度額は毎年更新されるものではなく、利用した残額を次年度以降へ引き継ぎ、助成限度額に達した時点で終了となります。

自主防災組織の作り方

●今ある組織を活用し結成する(町内自治会や住宅団地管理組合など)
●新しい組織をつくる(防災に関心のある地域の住民・グループ・商店街など)
【問い合わせ先:各区役所の地域振興課】