連携・協働による地域課題解決モデル事業の紹介
平成23年度・24年度に実施してきた、「連携・協働による地域課題解決モデル事業」の取組み概要について紹介します。
この事業は、地域の多様な団体が連携・協働して地域課題の解決に向けて取り組む会議体を立ち上げ、対等な立場で合意形成を行いながら地域課題解決の取組みを進める事業で、千葉県県民活動促進事業の一環として県補助金を活用して実施してきました。

千葉県県民活動促進事業ホームページ(外部サイトへリンク)
今後、本市では、市民主体のまちづくりを進めるため、こうした仕組みづくりを全市に広げていきたいと考えています。
- 事業名
住民参加と地域資源の協働による「安全・安心のまちづくり」
- 実施主体
第16地区町内自治会連絡協議会、淑徳大学、千葉市
- 事業概要
松ヶ丘中学校地区は、住民の健康・老後への不安感の表れや地域コミュニティの希薄化などが表面化し、課題となっている。
そこで、「安全・安心のまちづくり」を実現するため、淑徳大学との連携による健康相談・傾聴ボランティア事業や、地域活動等の活性化を図るための人材バンク・地域情報発信事業等を実施した。
⇒⇒⇒ 松ヶ丘中学校地区成果報告会資料(PDF:2,504KB)
- 事業名
幸町1丁目を安心と生きがいのあるまちに再生
- 実施主体
第36地区町内自治会連絡協議会、特定非営利活動法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ、千葉市
- 事業概要
幸町1丁目は、集合住宅に多くみられる地域コミュニティの希薄化、高齢化によりまちの活力の低下が心配され、買い物難民や高齢者の孤立と孤独死の発生が大きな課題となっている。
これらの課題解決を図り「安心と生きがいのあるまち」に再生するため、定期的な市(いち)の開催による買い物の場の提供、高齢者の孤立と孤独死を防ぐための見守り安否確認などを地域の多様な主体が連携・協働して実施するとともに、活動を安定的、継続的に展開させるためにNPO法人を設立した。
⇒⇒⇒ 幸町第二中学校地区成果報告会資料(PDF:1,246KB)
- 事業名
「地域の緑を地域で守り育てる街づくり」
緑の空間を活用した地域コミュニティ活動の循環モデル構築事業
- 実施主体
おゆみ野地区コミュニティづくり懇談会、おゆみ野の森を育てる会、千葉市
- 事業概要
地域住民による緑の空間の維持管理及び利活用の協働作業「地域によるパークマネジメント」を行うとともに、地域のコミュニティ活動を推進するための財政的な基盤の構築(地域の基金の創設)を合わせて行うことを目指す。
これらの連携により「地域協働による管理活動→活動への報酬確保→基金の創設→地域活動の実施と支援→協働への参画」へと連動し、「地域のコミュニティ活動が循環するシステム」のモデル的な構築を目標とする。
⇒⇒⇒ おゆみ野地区成果報告会資料(PDF:2,593KB)
- 事業名
地域マネジメントを目指した住民主体のまちづくり検討事業
- 実施主体
幕張ベイタウン協議会、特定非営利活動法人千葉まちづくりサポートセンター、千葉市
- 事業概要
幕張ベイタウンにおける住民主体の一体的なまちの運営を目指すため、円卓会議の開催や住民アンケート調査により課題を共有、地域内の合意形成や各団体間の連携を深めたほか、まちづくりに係るワークショップ・シンポジウムや各種研修会等の開催を通じて、地域の人材・組織基盤強化を図りながら地域マネジメント推進に係るまちづくり検討を行った。
⇒⇒⇒ 幕張ベイタウン地区成果報告会資料(PDF:1,779KB)