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更新日:2016年2月18日

林野火災発生に注意を!!

林野火災は春先に多く発生しています!!

林野火災は春先にかけて大変多く発生しています。

これは冬の間に落ち葉が積もって燃えやすい状態になっていることや季節風が強く特に太平洋側は乾燥した状態になっているといった自然条件が関わっています。

更に、暖かくなると山菜取りや登山などで山に入る人が増加することも深く関係しています。
ヘリコプター空中消火写真

山火事の多い時期の月別発生件数

山火事の多い季節を表したグラフ

上のグラフ(林野庁ホームページより)を見てわかるように、2月から山火事の発生件数が増え始め、4月に最も発生件数が多くなり梅雨を迎える6月頃には発生件数は少なくなっていきます。一年間で春先は特に林野火災に注意しなければなりません

大規模な林野火災の事例

平成14年以降に住民避難勧告が発令された大規模な林野火災(林野庁ホームページより)
発生場所 発生日~鎮火日 焼損面積(ha) 避難勧告人数
茨城県水府市 平成14年3月12日~15日 69 12世帯38人
宮城県丸森町 〃3月17日~3月19日 144 4世帯20人
兵庫県宝塚市 〃3月19日~3月21日 32 241世帯718人
長野県松本市 〃3月21日~3月23日 170 60世帯338人2施設
岡山県備前市 〃4月4日~4月4日 30 75世帯185人
岐阜県岐阜市・各務原市 〃4月5日~4月6日 410 1,160世帯3,613人
香川県丸亀市 〃8月20日~9月3日 160 15世帯22人
広島県尾道市・三原市 〃12月3日~12月4日 30 4世帯8人
香川県直島町 平成16年1月13日~1月19日 122 283世帯650人
広島県瀬戸田町・因島市 〃2月14日~2月23日 391 17世帯40人
愛媛県今治市 平成20年8月24日~8月29日 107 52世帯
東京都三宅村 平成24年11月16日~11月25日 156 85世帯約146名
栃木県足利市 平成26年4月23日~5月2日 72 約40世帯90名
岩手県盛岡市 平成26年4月27日~5月5日 78

87世帯277名

林野火災は一度発生すると簡単には消火できません。大規模な火災になると鎮火するまで数日間もかかる場合があります。更に、大規模な火災を起こしてしまった際、重過失が考えられる場合は賠償を求められる可能性もあります。

林野火災の原因は何?

林野火災の直接的な原因は何が多いのでしょうか?落雷などの自然現象でしょうか?

いえいえ、実は林野火災の発生の原因の多くは私たち人間の行動によるものがほとんどなのです!

下の表は林野火災の出火件数を原因別に円グラフにしたものです。

林野火災の原因別出火件数(林野庁ホームページより)

林野火災の出火別原因円グラフ

「たき火」が29.6%で最も多く、次いで「火入れ」、「放火(疑い)」、「たばこ」となっています。これを見てもわかるように落雷などの自然現象が原因となっているものは極めて稀なのです。言い換えれば、林野火災は私たちが十分に気をつければ発生を防ぐことができるのです

林野火災が発生しやすい条件とは?

落ち葉の挿絵落ちて積もった葉っぱ

林野火災が発生しやすい条件には下記のことが考えられます。

  • 強い風が吹いていること
  • 燃え広がりやすい地形になっていること
  • 燃え広がりやすい木や草が植生していること

強い風が吹いていると燃え広がりやすく、更に飛び火が発生します。

林野火災に限りませんが、強風により火があおられて拡大してしまいます。更に炎がある程度の大きさになると飛び火が発生し、広域にわたって燃え広がる可能性があります。場合によっては飛び火は何百メートル先にまで飛ぶこともあるため非常に危険です。

燃え広がりやすい地形では一気に炎が拡大します。

林野火災の中でも、山火事などのように斜面や勾配があるところでは、炎が山頂へ向けて一気に燃え広がる可能性があります。更に、炎の熱による上昇気流や谷風などによる影響が重なると逃げ道を失う勢いで燃え広がることもあります。林野火災はその土地の地形により、思いもよらない勢いや方向へ燃え広がることがあるため大変恐ろしい火災だとしっかり覚えていてください。

燃え広がりやすい草木が多い場所は要注意です。

春先など落ち葉が乾燥した状態で積もっていたり枯れ木が多く立っている状態の林野では、落ち葉や枯れ木が簡単に燃え広がる可能性があります。また、枯れた木などに穴が開くと、シダ類の植物が侵入しやすくなりますが、シダ植物は枯死した葉の層が年々厚くなり大変燃えやすくなるとされています。更に、春先にかけ乾燥している状態だと燃えやすさは倍増してしまいます。林野火災の恐ろしさは、こうした木々や草花が激しく燃える可燃物として多く存在するところにあります。いわば、そこらじゅうに燃料が撒かれている状態なのです。

林野火災による2次的な被害

火災そのものが恐ろしいだけでなく、林野火災における2次的な被害は大変深刻なものです。火災により地表部が失われるとそれまで木々の葉で遮断されていた雨が直接地面に叩きつけられることになり、表土や土壌が侵食されやすくなります。更に木々の根は例え燃え残ったとしても、地表部が焼失してから約10年程度で腐ってしまいます。通常木の根は、『土壌の流出を防ぐ杭の役割』や『地下水の保持機能による水の流出量や速度の調整機能』を持っていますが、それが失われてしまうため、土石流や洪水氾濫などの甚大な災害が発生しやすくなってしまうのです。

土砂災害の写真

↑土砂災害による被害(消防博物館より)

林野火災を防ぐために

林野周辺に居住している方や、業務により林野にかかわる機会の多い方は、火を使う時には、気象状況、周囲の可燃物の状況に注意するとともに、近くに消火用の水を必ず用意し、火から離れないようにするなど十分な管理をしてください。
キャンプファイアーイラスト
レクリエーションやドライブの目的で林道等を訪れる方は、たばこの投げ捨てをしないなど、マナーの向上に努めることが大切です。また、バーベキューなどの火気の取扱いに十分注意してください。

注意事項のまとめ

  • 火気を使用する場合は、気象状況、周囲の可燃物の状況に注意し、確実に消火すること
  • 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
  • 火入れを行う際、許可を必ず受けること
  • たばこは、指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てないこと
  • 火遊びはしないこと

林野火災の多くは、私たち一人ひとりの注意で防ぐことができます。人命や貴重な森林資源を火災から守るため、林野での火気の取扱いにはくれぐれも気をつけましょう。

 

このページの情報発信元

消防局予防部予防課

千葉市中央区長洲1丁目2番1号 セーフティーちば4階

電話:043-202-1613

ファックス:043-202-1669

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