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更新日:2013年8月30日

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データによる地域分析(2013年8月30日)

総合政策局長の鈴木です。
猛暑の夏もそろそろ終わりに近づいてきましたが、今年は、各地で猛暑日が続き、熱中症で亡くなられた方々も多く、またゲリラ豪雨が各地で発生し、甚大な被害を被った地域も多くありました。
亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を申し上げますとともに、被災地の1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
一方、利根川水系8ダムの貯水量は、例年を下回っており、現在、本市も含めた供給区域では、10%の取水制限が行われており、今後の天候が気になるところです。

さて、今回は、データによる地域分析というテーマです。
行政として把握しているデータを地域単位で集計・分析することで、課題の抽出やその対応策の検討、意識喚起などにつなげることができないかということで、具体的な事例を取り上げ実施してみましたので、その結果をご報告します。
本市では、市民の皆様自身の健康づくりへの意識を高めていただくため、様々な取り組みを行っており、この7月からは、新たに「健康づくり事業」を開始しています。(内容については、以下をご参照ください。)
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/shien/incentive01.html

健康をチェックするうえで、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防は、大切な項目の一つです。
そこで、千葉市国民健康保険被保険者を対象に実施しているメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防の特定健康診査について、平成24年度実施状況のデータを、市内中学校区別に集計・分析してみましたので、まずは以下のレポートをご覧ください。
PDF 1(PDF:233KB),2(PDF:146KB),3(PDF:791KB)
このレポートから読み取れる事柄や取り組みの方向性などについては、以下のとおりであり、今後に活かしていく必要があると考えています。

  • メタボの状況を把握するうえで、まずは未受診率が高い現状を改善し、多くの方に受診していただくことが大切である。
  • 未受診率、メタボ率の数値の高い中学校区については、さらに細かい地域の分析を行うことによって、数値の改善に向けた方策を検討することができる。
  • 地域の方々にこのような地域データを示すとともに、各区役所ともデータを共有し、意識啓発や注意喚起をスムーズに行うことができる。
  • メタボだけでなく、血圧や血糖など、他の項目においても同様の分析が可能なので、今後に活かしていく。
  • 学区で捉えていくと、学校における児童・生徒のデータと連動して分析してみると地域の傾向が顕在化することもあるのではないか。
  • このような事例も参考に、現在検討を進めているオープンデータの活用につながるよう、庁内各局において、それぞれが意識を共有していく。
  • 今後も、把握している様々なデータについて、同様の集計・分析を行って、課題の顕在化やその解決方策の検討に活用していくこととする。

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