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更新日:2016年4月5日

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質疑応答(平成28年3月23日)

日時 平成28年3月23日(水曜日)13時30分~14時44分
場所 本庁舎3階 第一会議室

 

質疑応答

(記者)
それでは、発表の方から一点確認したいんですけど、新しいライオンの展示場の話なんですが、これ、ネーミングライツの方で何件ぐらい応募があって、どういう基準で選定したかを教えていただけますでしょうか。

(市長)
1件です。京葉学院さんが手を挙げてくださいました。

(記者)
分かりました。

(記者)
先ほどせっかくライオンのパネルをちらっと見かけたので、パネルをちょっと説明いただければと思います。よろしくお願いします。

(市長)
それでは、園長。

(記者)
せっかくかっこいいパネルをお持ちですから。

(園長)
このパネルのライオンは、群馬のサファリパークから来たアレン、2歳くらいのライオンなんですれども、イケメンのライオンで、かわいらしくて、今ちょうどトレーニング中でありまして、おととい検疫明けをして、放飼できるところに出してきたんですけど、昨日私が行きましたら、ワッとガラス越しから飛び込んできました。なかなか愛きょうのある、いろいろなことをやってくれるのではないかなというふうに思っております。あと、このパネルそのものの説明は難しいですね…。

(市長)
ライオンが入ることについて、全体の話をお願いします。

(園長)
もう1頭は今日検疫明けをしますので、明日から訓練というか場所になれてもらわなければいけないので、場所に慣れて、いろんなこと言えばあまりびっくりしない、怖がらないという状態をつくるのと、我々の飼育係の方の動物とのチーム合わせですね。なれること、こちらにびっくりされてしまうとしょうがないので、そういうことに対して対応していけるような状況をつくっていくということで、ちょっと予想よりも施設のでき上りが早かった、きれいにでき上がったのと、今のところ全てが順調にいっているので、結果的に少し長い期間になってしまいましたけれども、1カ月ゆっくりトレーニングというかなれをやって万全を期していきたいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(市長)
すごい存在感でしたよ。

(園長)
ついでに言いますと、こちらのアレンはあまり咆えません。もう1頭の多摩から来たライオンのトウヤは、かなり「ガーガー」と言っておりまして、そちらのライオンのトウヤが「ガーガー」と言うので、それにあわせてこちらのライオンのアレンが「ワオッ」という感じで反応する状態になっています。

(記者)
ありがとうございました。あと少しいくつかだけお願いします。企業立地促進事業補助制度の関係なんですけれども、確認ですけれども、申請をこの1年間、28年度内に受け付けるという理解でいいわけですか。ということは、この法人市民税は期間ってあるんですかね、この全額補助されるのは。

(職員)
期間は1年間となります。

(記者)
法人市民税についても1年間全額補助すると。

(職員)
そういうことでございます。

(記者)
ちなみに今のところ、これから募集をかけると思うんですが、既に興味があるところって何件ぐらいあったりとか数字はありますか。

(職員)
数字の方は何社っていうことは申し上げられませんが、実際に特区に指定されたこと、あと、千葉大学の野波先生がいらっしゃいますので、やはり千葉市に対する興味、関心というのは非常に高くなってきております。ですので、そういったところから企業さんの方には、いろいろ我々の制度であるとか、そういったことは周知していきたいというふうに考えております。

(記者)
ありがとうございます。あと、市長に伺いたいんですけれども、ちょっと発表案件とは別なんですが、ひとづくり応援カタログが発売されていますが期限を迎えたということで、実際、売り上げ自体はなかなか予想よりは届かなかったということですけど、この受け止めと、あと実際確か人間ドッグでしたか、市長ご自身がお使いになっている、その感想と使ってみたものの市長ご本人としてレビューをこれから詳細に時間をかけてやるんでしょうけれども、どの辺に原因が、そのなかなか売れなかった原因があるのかと使ってみたご本人としてのコメントをお願いします。

(市長)
私は売れなかったのは時期が一番大きかったのかなというふうに思います。習い事やさまざまなものをやるに当たって、どうしても年度というのは一つの区切りの中で、むしろ年度末が対象期間だったからというのは、短いというのと、その中でも年度末というのはそういう意味では、なかなか難しかったのかなというふうには思います。
報告を聞く限り、最後の最後でぐわって一気に利用が来たようなところもあるので、そういった意味でも、この期間内では習い事等さまざまなものを始めるという意味では、なかなか難しかったのかなというふうに思います。そういう意味では今回の案件について、何が原因だったのかということについて、もう少し詳細にさらに分析をしながら、もし仮にこういうふうな機会があったときには、今回の教訓をしっかり受け止めて、次は完売されるようなそういうものに変えていく責任があるのだろうと、そういうふうには思っています。
一方で私自身がやりました例の脳梗塞リスク判定のように、我々千葉市として大変推していきたい市内初ベンチャーでありながら、まだまだ認知度が、医療機関及びその市民に対して高くなかったものについて、かなりの利用がありましたので、そういった意味では、そういうところに対する販路拡大ではないですけれども、支援には一定程度つながっているところはありますので、今後もそういう目的をしっかり持ったものを我々としては推していくということは重要なんだろうというふうには思います。

(記者)
ありがとうございました。

(記者)
発表の中で千葉港の旅客船桟橋がございましたが、あらめまして市長からこちらにかける期待であったりとか、今後の展開についてあらためてお話しいただきたいのと、あとスペック的な話なんですけれども、今回旅客船桟橋一基が完成ということで、今後、既出かもしれないのですが、あらためて今後の計画の決定についてお伺いできればと思います。

(市長)
千葉港は大変広い、長いんですけど、ほとんど企業の岸壁なんですよね。もともとは千葉というのは、昔から街道が海になっていたぐらい、海で移動するのが大変自然な県民性というか土地柄だったわけですけれども、戦後に企業が岸壁を渡していきながら、千葉方式でこの京葉工業地域ができてくる中で、県民が自然に海に出る空間というのが、全くなくなっていたわけですよね。その中で、この2016年にようやく県民が海に出られるものができてきているのだというのは大変意義深いと思います。
そういう意味では海に出る、船に乗る、こういう習慣そのものが断絶した状況からスタートいたしますから、そういう文化をつくることから恐らく始めなければいけないと思うんですね。当然ニーズはそれなりにはありますけれども、これは横浜や神戸であったとしても、桟橋をつくったから人がどんどこどんどこ平日も含めて船に乗りまくるかというとそうではないですよね。ですから、桟橋の効果を最大限発揮するためには、継続した努力が必要になってきますし、それから海に出ること、それから海に出る船を眺めながら海際で過ごすというライフスタイルをつくっていくことという、そういう意味ではライフスタイルの手順をあわせて必要になってきますから、今ビーチの方もやっていますけれども、海に触れることをどういうふうにライフスタイルとしてつくっていくのかということも、あわせてソフト的な面からも重要なのかなというふうに考えています。ですから、かなり時間がかかるわけですけれども、しかしきちんと前に進めていかなければいけない、大変やりがいのあるものだと思います。
今後は、1基完成をしていますが、まだ緑地の中でまだでき上がっていない空間が一部あるんですね。ですから、それがしっかり最後まででき上がっていき、そしてその次にはその二つ目の桟橋の話に向けて、県と協調をしながら進めていくということになるんだというふうに思います。

(記者)
目途としては大体どれくらいを想定していますか。

(市長)
次の目途は、まだ言えるものではないかなと思います。結構、1基目の桟橋を何年度にやるというのも、かなり県とはいろいろ折衝してやったくらいなので、これはやはりどうしても、国全体の予算にももちろん関係してくるところもありますので、国県市のそれぞれの予算が絡んでくるので、もう少し2基目の話の具体的な年度をいうとかというのは、もう少し時間がかかるのではないかなと思います。我々は今回、完成に伴って一部のコアの管理運営の部分が我々のところにきますので、そこにはしっかり経験値もためていかないといけないというふうに思っていますので、それを含めてしばらくはそこが重要かなと思っています。

(記者)
企業立地促進事業補助制度について教えてください。補助対象業種としてドローンとMICE関連産業を拡充されるということなんですが、この二つを加えられたことについて、市長として千葉市をどういう都市にしていきたいというふうにお考えなのか、この業種を加えられた意義について、あらためて教えてください。

(市長)
まず、ドローンの部分ですけれども、我々とすると国家戦略特区も含めて、これから将来有望な産業に関して、積極的にまちとしてフィールドを用意していくことで、そうした企業、関連産業をできる限り千葉市に集積をさせていく必要があると思っているんですね。ですから、国家戦略特区に選ばれたことを最大限千葉市の将来的な経済産業政策として意味あるものにしていくためには、こういう呼応するような取り組みが必要不可欠だというふうに思っています。
我々はドローンに限らず、そうした今後一大産業になり得る可能性のあるものについて、全国の中でもやはりいち早くそれに対応していくこれこそが、我々千葉市が首都圏の中においても存在感を維持、向上させていくために必要なことだというふうに思っていますので、今後もそういう業種に対して積極的な支援と機会の提供を図っていきたいと思っています。MICEに関しても、我々はやはり成田空港に一番近い政令指定都市でもありますし、いわゆる海外というのを意識してこそ千葉のどん詰まり、千葉に行く人しか千葉に行かないというこの状況を改善するためには、その先の海外とのつながりというのが、我々にとって極めて戦略的にも重要だと思っています。
そういう意味で、そのMICEを含めて、そうした海外も含めたこうした関連の産業を積極的に呼び込むんだというこれはもう我々の生きていく上で大変重要な柱だというふうに思っていますので、我々がこの間数年かけてそうした分野に対して、一定の成果を出してきている中で、よりそれを産業政策全般としてやるんだというような強い決意が込められているのかなと、そういうふうに思っておりますので、我々のまちはこういう方向で生きていくんだよというメッセージですし、そういう関連産業を今後も大事にしていくというメッセージをしっかり出して企業立地につなげていければというふうに考えております。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
今の話の関連なんですけれども、あえて来年度1年間限定でやるということについて、場合によってはこれ以降、たとえば2020年オリンピックまででもいいんじゃないかという部分があるんですけれど、その限定している理由、起爆剤的に考えていらっしゃるのか、その辺ちょっとお伺いしたいですが。

(市長)
こういうのは、やはり旬が大事だというふうに思うので、これから我々が国家戦略特区でドローンの、ここでプロジェクトをこれから展開していく中で、できる限りやはり早い段階でそういう関連産業をここに集めてしまいたい、その人たちと一緒にやっていきたいというふうに思っていますので、そういった意味では、こちらも商売ですので、一応お尻を決めさせてもらって、時期限定で旬のうちに訴求力をもってやらせていただくと、1年後どうなっているかは分かりませんけれども、そういうふうに思っています。

(記者)
もう一つだけなんですけれども、パーソナルモビリティですか、そういう話もあると思うんですけれども、そちらについては今回の対象にはなっていないんですか。

(市長)
今回に関しては、ドローンとMICEを目出しにする形で打ち出しているということです。もちろん、パーソナルモビリティ関係は先端産業であることは間違いないので、個別の事案の中ではそれなりに対象業種の中には入ってくるわけですけれども、今回目出しをするのはドローンとMICEです。パーソナルモビリティもこれから将来やっていく中で、次のステップというのは十分あり得るというふうに思います。

(記者)
分かりました。

(記者)
先ほどの関連で、業種を限って期間限定で特別に有利な条件をあげるというか、こういう政策というのは県内あるいは他県の状況の中でどれぐらい珍しいことなのかどうですか。

(職員)
企業立地の補助制度においては、期間限定というのは常套的な手段でございまして、重点的に例えば3年間とかそういった期間を区切って呼び込むということはあります。ただ、先ほど市長もおっしゃいましたが、1年後にどうなっているか分からないというのは、やはり企業立地の世界でありますので、今回のドローン、あとMICE、こちらの方を拡充したというのは、やはり旬であるということは今市長おっしゃったとおりでございまして、こういった形でドローン、MICEで限定でやっているというのは私の知っている限りではありません。MICEの方は横浜で事例があるかと思いますが、我々の方が幅広に捉えられるのかなというふうに感じております。

(記者)
横浜はまだやっているのですか。そのMICEは今もやっている制度なんですか。

(職員)
今もやっていると思います。

(記者)
ただ、もう少しカバー条件がこちらの方が広いということになりますね。

(職員)
はい、そうです。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
企業立地の話なんですけれども、市長としてはこの制度自体は千葉市全体で適用できる制度だとは思いますが、とりわけやはり幕張新都心にこうしたMICEですとかドローンの関連産業を集積したいというお考えなんでしょうか。

(市長)
はい、まさにそうです。

(記者)
これは、幕張新都心でないと補助が効かないという、そういうことではないということですか。制度的に。

(市長)
制度的にはそうです。

(職員)
MICEにつきましては、賃借型ということなんですけれども、ドローンについては所有型、いわゆる実験したい、飛ばしたいとか、そういったニーズもあると思いますので、全市的に範囲を持っています。

(記者)
ありがとうございます。

(司会)
他にございますでしょうか。よろしいでしょうか。それではご質問がないようですので、以上をもちまして、定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

 

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総合政策局市長公室秘書課

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