更新日:2016年5月26日

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質疑応答(平成28年5月12日)

日時 平成28年5月12日(木曜日)13時30分~14時16分
場所 本庁舎3階 第一会議室

 

質疑応答

(記者)
まず、発表事項の幼稚園でのプレ保育の関係で伺いたいんですけれども、このような形の助成は政令市初の試みということなんですけど、他では多分保育所の待機児童問題の方が結構手いっぱいで、なかなかこういうところまで手が回っていないからこういうことなのかなと思っているんですけど、千葉市としては、この段階であえてこういうところにまで支援していくという意義といいますか、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。

(市長)
実際に今、保育所がかなり足りなくなってきている、需要が高まっているというのは、幼稚園から保育所にシフトしていっているわけですけれども、一方でそうはいいながらも、幼稚園に通われている方は、今なお、かなり多い状況になっています。それで、私も実際に保育所に子ども預けていたので分かるわけですけれども、やはり保育所というのは専門的な機関の中で、保護者のさまざまな相談に対してもいろいろサポートをしてもらえるわけですよね。
それに対して幼稚園の方に関しては、幼稚園に預けるまでは、どうしても家の中で向き合ってしまうケースというのも多々あるということで、そういう意味では、そうした方々に対する子育てにおいて悩まないケアをしていく、それから、子どもにとってもできる限り早い段階で適切な支援であったり、集団の場に入っていくというのは望ましいことですから、これまでも既に子育てリラックス館等さまざまな取り組みをやっているわけですけれども、今そういう中で、幼稚園もプレ保育というのをやっているところもありますけれども、大事なことは要件に書いてあるとおり、保護者からの相談にしっかりと答えていく、もしくはそれなりの金額に抑えていただくことを含めて、我々が望ましいその基準をつくっていく、そして基準をつくっていくからには、それが推奨できるだけの補助をしていくということは、逆に今の時代だからこそあらためて必要になるのではないかという思いの中で我々は、保育所に預ける保護者、児童も、そうではない保護者、児童も含めて、両方を我々が支援をしていくことで、千葉市が本当の意味で子育て支援、子育てしやすいまちをつくっていけると、そういうふうに思っている中で、我々はここにあえて踏み込んでいったという感じです。

(記者)
関連してなんですが、すでに6園がこの中でやっていて、5園が始めるってことなんですけど、今回この対象ではない幼稚園でプレ保育というのは幅広く行われているんでしょうか。ちょっと現状を教えていただきたいと思います。

(職員)
きちんと統計的に数字を抑えているわけではないんですけれども、徐々にプレ保育というのは、広がってきているというふうに認識しております。具体的な数については申し上げることができませんが、少なからず一般的にはプレ保育というのは広がりつつはあると思います。

(職員)
補足ですが、今回のプレ保育というのは、実は政令市初と書いてありますけれども、全国の他市町村を見てもあまりない事業でございまして、大きな特徴としては2歳というところに着目しているところで、育児をしていく上で一番大変なのは2歳と言われています。これは、自我が生まれたり、いやいやが生まれたり、赤ちゃんがえりが生まれたりと、それでお母さんやお父さんが育児で一番悩むのがこの2歳、ここのところで一番有効なのが、親子分離というふうに言われております。あえて、お子さんとお母さんを離してあげてリラックスさせてあげる。そして、ここの場合だと幼稚園を使います。同じ年代の子が来ますので、お母さんたちがそこで、友達ができる。そして育児に関する相談ができる。それと子どもにとっては、3歳からの集団生活でなく、2歳から集団生活を経験するということが、子どもの発達上極めて有効だと言われております。ですから、これは子どもの幼稚園、保育所という点もあるんですけれども、子どもの発達の面から、非常にこの2歳児の扱いについて有効な時期であるということで、単に幼稚園を入る前の経験の授業ということではないということでございます。

(記者)
発表事項とは別になんですけれども、指定廃の関係でちょっと伺わせていただきます。解除ルールが決まりまして、千葉市の方では環境省と個別協議を始めるというような報道が出ておりますが、今どういう状況で、来週にもというお話が出ているんですが、その辺で今おっしゃれられるところがあればお願いします。

(職員)
指定解除に向けた協議は、まず事前協議から入るということになっております。それで、事前協議を5月17日に予定をさせていただいておるところでございまして、初回でございますので、指定解除の手続の進め方、あるいは指定廃棄物の再測定の方法等につきましてご相談をしたいというふうに思っております。

(記者)
環境省の方に担当さんが出向かれてご相談されるというということでいいんですよね。

(職員)
あくまで事務的な対応でございますので、私ども事務担当者が環境省の方に赴きまして、事前の協議をさせていただく予定でございます。

(記者)
その内容、予定と今後のことは、まだそこを経ないと分からないということでよろしいんでしょうか。

(職員)
第1回目の協議でございますので、そこで出ました課題につきましては、引き続き協議をさせていただきまして、早期の指定解除を目指してまいりたいと思います。

(記者)
早期解除のところについては、千葉市長としてのお考えをぜひ一言いただきたいんです。

(市長)
私の方は以前から申し上げているとおり、しっかりと環境省と協議をした上で、できる限り早期解除をしていくことが、我々千葉市としては望ましいというふうに思っています。とはいいながら、一方でその環境省サイドに立ったときに、当然ながら指定廃棄物の解除であり処分は、全体のプロセスに責任をもたれていると思いますから、そこは全体を所管されているところと、我々実際預かっていて解除という希望を持っている千葉市との間で、しっかりとした協議をしていくということが必要だと思いますので、多少時間がかかるかもしれませんが、我々としてはしっかりと粘り強く国と接触、協議をしていくとそういうふうに思っています。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
関連なので指定廃の方から伺いたいんですが、あらためてにはなるんですけれど、この指定廃解除の手続をされる理由といいますか、当然、濃度が下回ったとみられるからというところなんですが、その辺千葉市としてそういうふうに思われている根拠のところと、仮に指定が解除された場合に保管場所とか、そのあたりをどう考えられているのか教えてください。

(市長)
我々の場合はもともと保管している量が少数であるということと、それから既に国会の質問注意書への答弁で千葉市は全量を下回っているという、国ご自身がご発言もされている中で、我々自身、あらためて千葉市には既に指定廃棄物は存在していないということを正式に確定させることがまず第一だろうというふうに思っています。それで、解除した後の処分に関してですけれども、これは私どもとすると、量が少量であるということと、また、風評被害等さまざまなことを引き起こすとも十分想定できますので、少なくともしばらくの間は、今管理をしている清掃工場内で継続して保管をしていきたいというのが、私たち千葉市としての考え方です。

(記者)
あと、ここは多分指定解除の話ですけれども、直接リンクはしないと国はいっていますが、指定解除のお話と、千葉県全体の指定廃の処分場候補地に国から選定されているという状況について、今回の指定解除の話が進み出したということについて、あらためてお考えを伺いたいんですけど。

(市長)
市民の皆様方からすれば、少量でかつ事実上現時点においては指定廃棄物がない千葉市に、全ての指定廃棄物が集約をされるということについては、やはりなかなか理解は得られないというふうに思いますし、先ほど当初来申し上げているとおり、選定にいたったプロセスも不透明なところがありますので私たちとすると、やはりあらためて申し上げますけれども、千葉市に千葉県内の指定廃棄物を集約して管理をするということについては現実的にそれは困難、難しい、そういう意味で我々としては、それはできないというのが我々の基本的に変わらない姿勢です。

(記者)
それとあと、発表事項の関係で1点だけ、先ほども説明が局長の方からあったんですが、今回のプレの保育関係で子どもの支援もあるんですが、母親への精神的な支援という点もやはりあるという風に市長もお考えなんでしょうか。

(市長)
やはり、児童虐待等含めて問題の種というのは、基本的に突然生まれるものではなくて、妊娠期であったり、出産直後から近い年齢期であったり、さまざまな形で子育てに悩まれていく中で生まれてくるものだというふうに思っていますので、そういう意味では先ほど局長の方から話があったとおり、やはり親子が少し子育てについて悩む局面におけるしっかりとした支援を我々としては実施をしていくことが、そうした芽を摘みとっていくということと、それから健やかな親子関係のもとで子どもたちが健全に育っていく一路になるんではないかなと、そういうふうに思っています。どうしても、保育所側に注目がいきがちですので、我々としてはしっかりと幼稚園側の保護者にも私たちはできる限り目は向けていきたいというふうに思っております。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
プレ保育の件なんですけれども、プレ保育をやるということのお父さんとしての気持ちというか、そのコメントをいただければありがたいです。

(市長)
ちょうど私の年代は当然子ども持っている人たち多いわけですけれども、その奥さんとかと話しをすると、実はやはり一番子育てに悩んでいたり、こうちょっと塞ぎ込むのはむしろどちらかというと、幼稚園側の子どもを持っているお母さんがやはり多いんですよね。もちろん中には、そういう方でも我々の用意している子育てリラックス館とかに来られる方もいますし、もしくは自らそういう子育て仲間と実際に会って、サークル的に活動をされる方もいるわけですけれども、全員が全員、そうした自主的にアクションを起こせる方々だけではないと思うんですね。やはり孤立している方々がいらっしゃると思います。
そういう中で私たちとすると、それぞれの地域にある幼稚園の中で、慣らしていくということと、それから支援が受けられるようになるようなものを体系的につくっていくというのは、一つのメッセージになるのかなというふうに思っています。それで申し上げているとおり、我々も補助を出すからには、負担に関しても一定程度に抑えていただいていますので、そういうことも含めて私たちどもとしては、多くの方々にご利用をしていただきたいなというふうに思います。私も子育てしていて一番悩んだのは、まさにいやいや期のときですから、ここでやはり誰かに相談できる、私の場合はそういう相談をできる人がいましたから良かったですけれども、それが相談できる場所がある、そして同じ悩みを持っている同じ保護者と会話ができる、これはすごく大きな支えというか救いになるんだと私はそういうふうに思います。

(記者)
ありがとうございます。

(記者)
来月レッドブル・エアレースがあるということで、パブリックビューイングを市民限定でやられるということなんですけれども、市長として市民に、多分よりレッドブル・エアレースの魅力を知ってほしいという、そこに関してもう一度市長の所感をまず教えていただきたいと。

(市長)
このレッドブル・エアレースというのは、世界国内外の大変多くの方々に千葉市の魅力を風景とともに伝えられる、またとないイベントではあると思います。一方でチケットの値段も含めて、やはり全ての市民の皆さんが見られるわけではないということ、それからどうしても我々一回目を受けて実行委員会の方々にもできる限り近隣住民の皆さんへの騒音等に関してはできる限り配慮をしてほしいということは伝えておりますが、それでもやはり騒音と感じる方はいらっしゃると思います。そういう意味では、そうした方々も含めて、やはり市民の皆さん方にこのレッドブル・エアレースというものを評価をしていただきたいですし、できる限り親近感を持っていただきたいと、そういうためには、やはり市民ならではの、市民だからこそ受けられるような間口の広い取り組みが必要だろうというふうに考えておりましたので、今回実行委員会の方々のご理解をいただきながら、市民向けにパブリックビューイングができたということは大変大きいと思います。
我々はこれからも市民の皆さん方が、レッドブル・エアレース、そしてまた千葉市の民間航空発祥の地としての歴史であったりアイデンティティ、そういったものを含めてできる限り理解をして、市民だけでこうしたイベントを盛り上げられるような状況にできるように機運を醸成したいなと、そういうふうに思っています。

(記者)
それでもう1点、今年2回目ということなんですけれども、まだ2回目は終わっていないんですけれども、今後とも継続してやっていくというお考えはないんでしょうか。

(市長)
我々基本的にはそういう思いで、今後もレッドブル・エアレースとは向き合っていく考え方です。

(記者)
車椅子ラグビーの件なんですけれども、今回千葉市から官野選手が出るということなんですけど、もう一人選手がいらしたと思うんですが、その方は今回どういった理由で出られない、何で代表に選出されなかったんでしょうか。

(職員)
もう1名、今井という職員が選手だったんですが、残念ながら3月末で退職いたしましたので現在は1人だけです。

(市長)
やはり私自身が2020年を考えたときに、パラリンピアンを含め障害者アスリートというのは、極めて企業にとっても大変価値の高い人物になるということを申し上げているんですね。市内の企業の方々にも早目にそうした有望な方々をおささえておく、そして、その方々を支援するということが、会社としての最も一つの姿勢としては重要ですよということは申し上げてきました。そういう意味で、非常にアンテナの高い大企業の方々などは、まさにそれに向けて本格的に動き出されていることですね。
そうなったときに、例えば車椅子スポーツというのは、我々が注目しているとおり大変可能性に満ちた分野ですから、そこの日本代表クラスというのは、今ものすごい引く手あまたな状態があるという中で、我々とするとやはり個人の判断より、特に我々はどうしても公務員ですから、税金で給料をいただいているという意味で、朝から晩までずっと練習していいよというふうにはなかなか我々はいかない、それに対して、場合によってそういう企業は、そういう条件も提示できるところもありますので、我々としては少し残念ではありますけれども、その方々が日本代表としてより能力を発揮していただく分にはそれはやむを得ないだろうと、そういう思いはあります。ただ、我々もできる限り残っていただいている官野さんに対しては、できる限り市民の理解を得られる中で、練習環境をバックアップしていきたいと、そういうふうに思っています。

(記者)
ありがとうございました。

(記者)
お知らせの中のビジネスオープンデーについてお教えていただきたいんですけれども、昨年は確か幕張新都心で開催されたと思うんですが、今回は千葉駅周辺のビル街ということで、今回このエリアをピックアップされた理由については、何かあったらお願いします。

(職員)
昨年は幕張新都心で第1回目のビジネスオープンデーということで、オフィスビル合同内覧会をやったんですけど非常に好評で、たくさんの方にお越しいただいたということで、オフィスビルのその管理運営会社の方も非常に高い評価をいただいたということがまず一つありまして、今回やはり先ほど市長も申し上げましたけれども、千葉都心のオフィスビルの稼働率をさらに上げていかなければいけないということと、いろいろな、JR千葉駅ビルの建て替えなどそういう環境の変化がある中、さらにその求心力を高めていこうというそういう狙いがあって、千葉都心、そして千葉港のエリアで今回合同内覧会を行うことにしたところです。

(記者)
市長に教えていただきたいんですけれども、千葉市の方はこれまで、起業立地のご予定とかもお話しされてこられて、これまで制度を拡充されてこられた結果、これまでの総括としてどういうふうにみてらっしゃるのかということと、あとこうやって市内に企業を集めることで、どういうまちづくりを目指されていくのか、というところの2点を教えてください。

(市長)
まず、今まで取り組みの振り返りですけれども、これは大変職員も頑張ってくれましたし、パートナーに恵まれた環境もありまして、大変企業立地施策というのは、以前に比べれば飛躍的に成果を上げてきているのかなとそういうふうに思います。それはもともと千葉市という場所が本来持っている実力を十分に発揮できていなかったということでもあるというふうに思いますけれども、いずれにしても、この間の取り組みというのは大いに誇れるものがあると思います。
これからの展開ですけれども、我々が大事なことは、できる限り千葉市に関連産業を集めていくという、そういう一貫した戦略性のもとで企業を呼び込んでいく中で、我々どうしても東京からみたときに、千葉というのは見えにくい土地柄で、利便性を含めた魅力というのはなかなか伝わらないですから、我々がこうした形で努力を重ねることによって、千葉というのが選択肢に入ってくるということが私は大事というふうに思います。そのために我々は今までもあらゆる戦略で発信をしてきています。
それで、その先に何があるかということなんですけれども、我々とするとやはり成田と羽田の間に位置していて、本質的に我が国がこれから将来、それぞれの企業が活動していく中で、対外的な部分での依存度というのは、ますます高まってくると思います。そうしたときに、全体的な軸が成田と羽田側にじりじり寄ってくると思うんですね。我々千葉はそういう意味での利便性というのは、かなり高い場所にありますので、国家戦略特区の取り組みを含めて、やはり一番首都圏の中で行政のスピード感があるということと、それから先駆的なビジネスモデルを支援するということ、そして3つ目にそうした海外を意識したときに利便性の高い土地である、こういうものをしっかりと確立することが、千葉市の将来的な目で見て選ばれる都市としてのポジショニングなのではないかなと思います。

(記者)
ドローンのことでちょっとお尋ねしたいんですけれども、先日実験があって、まだ1カ月くらいしかたっていないんですけれども、ただその中で何か見えてきた次のステップですとか、また課題というのがありましたら教えてください。

(職員)
今のところ、この前飛ばした実績を踏まえて検証しているということでございまして、ただ、なかなか一足飛びに将来像に向けて次に行くということにならないので、今はまたそこを段階的に、次にどういう部分を実態的に検証するかということを、野波先生のところと今協議をしているという状況です。一方で既に報道されているように、楽天さんがゴルフ場でサービスをやっているということを伺っていまして、あちらにも野波先生の方が絡まれていますので、そういったものも総合的に議論しながら、幕張新都心での実証実験というものをどういうふうに組み立てるかということを今検討しているという状況です。

(記者)
ドローンの話の関連なんですけれども、幕張の方に行って、いろいろマンション住民の人とかに聞いてみると、もちろん好意的な意見、受け止め方もいろいろあった中で、ただ、中にはどういうルートを飛ぶのか気になるとか、子どもが小さいから不測な事態みたいなものは、気になるという声もありまして、そうした慎重派の人たちへのフォローアップみたいなものとか、もともと安全第一とおっしゃっているわけですけれども、ルール、仕組みづくりについてはいかがでしょうか。

(市長)
我々検証委員会といいますか、プロセスの中に地元住民も入っていただくことになっていますから、その中でそうした不安の声というのも自治会やさまざまなところを通して集約して、その上で一歩一歩進んでいくものだと思います。繰り返しになりますけれども、安全性が確立されていない中で、人が歩いている上を通るということではありませんので、そこは我々の考え方をしっかりと、当該住民の皆様方には繰り返し伝えていくということだと思います。

(記者)
はい、分かりました。

(記者)
指定廃棄物で1点だけ確認させていただきたいと思います。質疑で出ていたことと関連しておりますが、解除の協議が来週行われるわけですけれども、環境省側は大臣を含めて、処分場のお話と解除のお話は別だということをかなりいっているんですけれども、あらためて熊谷市長はそれについてはどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

(市長)
選考プロセスと別だというその理屈は私も十分理解いたします。一方で、指定廃棄物がないという状態になったときに、住民の皆さん方がそこに全部を集めるということについて理解が得られるかというと、それは得られないですねと、選考プロセスが巻き戻せないという環境省の理屈には一定程度私も理解をいたしますけれども、だからといって、住民の皆さん方がゼロのところにもってくることにはそれは理解は進まないですし、我々も説明はできないということで、我々がもともと拒否を申し上げた理由の第一は、ないということの前にそもそも説明をしていただきたいといってきたことを十分に説明いただいていないというところが第一でありますので、そこは住民感情の部分として、当然ながら大きな壁としては出てきますよね、ということなんですね。

(記者)
指定廃の関連なんですけれども、市長は千葉市として昨年の12月のときに最終回答という形でやっていますけれども、今回解除の手続がスタートするわけですけれども、その手続の中であらためて最終回答をもう一度するのか、もう最終回答をしているのでボールは向こうにあると。その辺はどうなんでしょうか。

(市長)
それはもう、我々は最終回答申し上げていますので、これ以上我々からこの件についてアクションを起こすというつもりはないです。

(記者)
今井選手の件なんですけれども、選手は既に退職されて、別の企業へ行かれたということでよろしいんでしょうか。ちなみにどちらの企業なんでしょうか。

(職員)
残念ながら就職先の方はお答えしておりません。

(記者)
1点お伺いしたいんですけれども、お隣の東京都のお話になるんですが、舛添知事の報道がいろいろと取り沙汰されておりますけれども、公用車の使い方であるとか危機管理のあり方、海外出張の取り組み方、この点について熊谷市長としては、同じ首長としてどのような認識をされていらっしゃいますでしょうか。

(市長)
もう1点につきますよね。それは市民の皆さん方に説明できるか否か、理解が得られるか否かだと私は思います。私自身も就任してからまだ舛添さんの件では、指摘、注目はされていませんけれども、例えば我々首長には交際費というものがあります。その交際費の以前はこれの使途をどこまで公開しているか、してないかということで、それぞれの自治体の姿勢などが問われてきている時代もあります。そういう意味で我々は、秘書課、市長公室と私とでこうした交際費の問題、それと公用車の使い方を1件1件、これは公務ということで市民理解を得られるか、やはり今でも1点1点議論をしてやってきています。そういう努力を千葉市を含めて多くの自治体はしていると思います。それが私がこの件で申し上げられることです。昔は私自身がエコノミーに乗っていました。

(記者)
昨年はフィリピンの方に出張されましたが、そのときはちなみに…。

(市長)
私はビジネスですね。最初の頃は千葉市の財政再建をしていくんだということで、特に最初の頃は私自身アメリカにいったときも含めて、エコノミーで行っています。ファーストというのは考えられないですね。

(記者)
先日シャープの本社の関係で、幕張に600人とかの人が配置されるかもしれないというような報道がありまして、結構大きいのかなと思うんですけど、どういうふうにお感じかというか、先ほどに限らずですけれども、幕張の立地のお話がありましたので…。

(市長)
ようこそという感じですけれども、我々はお待ちをしておりますというふうに申し上げるのみかなと、もちろんシャープそれぞれのお考えがあるでしょうから、どれくらいの規模感で実際に幕張にあるシャープのビルの方にお越しになるかというのは分かりませんけれども、我々は千葉市に来ていただけるということであれば、さまざまな形でお話し合いはさせていただきたいとそういうふうに思っています。

(記者)
いろいろなんか集まってくるなあって感じですね。

(市長)
内部でしっかりご検討されるというのは、これからという感じではないのですかね。

(司会)
よろしいでしょうか。それでは以上をもちまして、定例記者会見は終了させていただきます。ありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

 

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総合政策局市長公室秘書課

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