更新日:2018年11月28日

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国際交流員が磯辺小学校を訪問(11月6日)

こんにちは、千葉市役所国際交流課国際交流員のプロクター・トリです。
平成30(2018)年11月6日、千葉市立磯辺小学校4年生の「総合的な学習の時間」の「磯辺ワールド探検隊」に講師として参加してまいりました。

今回の学校訪問では出身のアメリカの文化・生活だけではなく、「異文化理解」の紹介もさせていただきました。異文化理解を分かりやすく紹介するために、「イマン君」というアメリカ人小学生のキャラクターとして「アメリカ小学校体験」をするゲームをやってみました。

皆でキャラクターの行動の選択肢を多数決で選んでいくことで、日本とアメリカの小学校の共通点・相違点やヒトの多様性などについても学んでもらえた様子でした。
例えば、ゲームの中で給食を選ぶ際、豚肉が入っている給食にしてしまった時、イマン君の家族の宗教であるイスラム教では、豚肉を食べてはいけないということについてお話ししました。

磯辺小学校学校訪問の様子

それから、「異文化理解」という概念を簡単に紹介し、先ほどのゲームのように、ただの豆知識を知ることだけでは「理解」にならないと説明し、学んだことを異文化理解のために活用してみてもらいました。

ゲームで習った学校生活の違いとイマン君のプロフィールを使って、①イマン君が明日から磯辺小学校に転校したら、どんなお手伝いが必要なのか、②イマン君に、日本・千葉の何を紹介すれば興味を持ってもらえるのか、③逆にあなたが明日イマン君の小学校に転校したら、難しいと感じること・好きになることは何か、という3つの話題について、児童たちにたくさん答えてもらいました。

学校生活の大きく異なる特徴の他にも、日本語学習支援や豚肉のない給食の提供、イマン君の個人的な興味に基づいた、連れて行ってあげたい場所も挙げてくれたので、自分と異なる文化から来る人の視点へ寄り添って思いやることが上手くできて非常に良かったと思います。

その後、アメリカでよく食べられる朝ごはんや国旗、人気のキャラクターなどについて質問をしてもらったので、幅広いお話ができたと思います。最後に児童たちに歌を披露してもらえてとても嬉しかったです。

これから磯辺小学校の4年生がグループに分かれて、それぞれにどこかの国の文化や生活を調べていくとのことですので、児童たちに千葉市の外国人市民は100ヵ国以上から来られており、恐らく勉強のために選ぶ国々からも来られているというお話をしました。そして、選んだ国々の状況を調べるだけではなく、その国々から来た方々は日本や千葉市でどのような生活を送っているかも考えてみてほしいと伝えました。

このように、私たちのコミュニティーにもある多様性について話ができて良かったと思います。

国際交流課では、引き続き児童や青少年等が異文化理解や外国への関心を深めるような取組みに力を入れていきます。

 

【報告者:国際交流員 プロクター・トリ】

 

 

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