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千葉市トップページ総務局 > 総務部 > 総務課 > 平成13年第1回臨時会所信表明

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更新日:2006年2月22日

平成13年第1回千葉市議会臨時会
市長あいさつ
平成13年7月24日

 

議長のお許しをいただきましたので,私の市政運営に対する所信の一端を申しあげ,市民の皆様ならびに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
私は,この度の市長選挙におきまして,多くの市民の皆様のご支援を賜り,市政の重責を担わせていただくこととなりました。
21世紀のスタートとともに,市制施行80周年という大きな節目を迎えた中で,生まれ育った郷土千葉市の新世紀におけるまちづくりの舵取り役を託されましたこと,身に余る光栄であると同時に,課せられた責務の重大さに,身の引き締まる思いをいたしているところであります。

 

さて,21世紀初頭の今,わが国は,あらゆる分野で変革が進んでおり,地方自治体におきましては,地方分権がさらに強力に推進されようとしております。
特に,市民生活に密接に関わる地方自治体は,それぞれの地域の特性を活かし,市民ニーズに沿った,より自主性と自立性を高めた行政運営が,今まで以上に求められております。
私は,これまで引き継がれて参りました「人間尊重・市民生活優先」の市政運営の基本理念は,いつの時代にありましても,市政の舵取り役として,最も大切な変わることのない理念であると考えております。
郷土千葉市は,多くの先人のご努力により,着実な歩みを続けて参りましたが,現在,わが国は,経済の低迷状態が続いている中で,少子・高齢化や国際化・情報化の進展,地球温暖化等の環境問題,さらには教育やIT革命などへの迅速かつ的確な対応が求められております。
このような社会情勢を踏まえ,本市の持続的発展を図るため,私は,今後の市政運営に,全身全霊をささげて参る決意でおります。

 

私は,このたびの選挙を通じまして,多くの市民の皆様と直接話し合いをして参りましたが,「新総合ビジョン」に基づく「新5か年計画」は,市民の皆様のお考えを的確に反映したものとの評価をいただいたと感じておりまして,この「新5か年計画」に位置付けた施策を推進することにより,次の6つのまちづくりに,健全財政のもとで,しっかりと取り組んで参ります。

 

まず,自然を大切にするまちづくりであります。
本市は,東京湾の水辺と下総台地の豊かな緑に囲まれ,四季おりおりの季節感あふれるまちであります。
この恵まれた自然環境を活かし,「緑と水辺の都市宣言」にうたわれている基本理念のもと,緑の保全や緑化を推進するとともに,自然とふれあえる環境づくりなど各種施策を展開いたします。さらに,花のあふれるまちづくりにも力を注ぎ,「花の都千葉」という都市イメージにまで高めて参りたいと考えております。
また,地球温暖化問題,環境ホルモン等化学物質対策,廃棄物問題など,直面する環境問題にも適切に対応して参ります。

 

次に,健やかに安心して暮らせるまちづくりであります。
急速に進む少子・高齢化のなか,子育て支援策や高齢者施策のさらなる充実が必要であります。
子どもを安心して生み育てることができる環境を整えるため,子育て支援センター,児童センター,保育所の整備をはじめ,多様な保育需要に対応したソフト施策を展開するほか,ボランティアなどによる地域ぐるみの子育て支援の充実を図って参ります。
また,高齢者が,いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができるよう,まちのバリアフリー化を進め,高齢者施設の整備や保健・医療サービス,在宅福祉サービスの充実など各種施策に取り組んで参ります。

 

次に,安全で快適なまちづくりであります。
市民の皆様の生活を守るとともに,快適な都市空間を確保するためには,ゆとりと安全性のある生活環境の整備と機能的で質の高い都市基盤の整備が必要であります。
防災体制や消防体制の充実,都市型水害への対策,公共下水道整備などを推進するとともに,道路や都市モノレールなどの交通基盤整備,土地区画整理事業,都市再開発事業なども引き続き取り組んで参ります。

 

次に,豊かな心と文化をはぐくむまちづくりであります。
将来を担う子どもたちの健やかな成長,そして市民一人ひとりの日々の生活における充実感は,都市の表情を明るくします。
子どもたちが豊かな心をはぐくむとともに,21世紀の複雑・多様化する社会にあって,生きていく力を身につけることができるよう,学校における教育内容と施設の充実,心のケアなどに取り組むほか,幼児教育の充実にも取り組んで参ります。
また,芸術・文化・スポーツなどの創造活動,生涯学習活動等における市民同士の交流はもとより,国際交流を推進するとともに,様々な交流から生まれる新しい文化と千葉市の歴史を踏まえた個性ある文化の創出に努めて参ります。
次に,はつらつとした活力あるまちづくりであります。
本市の持続的発展を図るためには,地域経済の活性化や多彩な産業活動の活発な展開を図っていく必要があります。
中心市街地や地域商店街の活性化ならびに中小企業の経営安定と発展の支援に取り組むとともに,新しい事業を立ち上げる起業家の育成・支援,さらには,蘇我副都心をはじめ,3つの都心整備を推進することにより,市民の就業の場の確保と税源の涵養に資する新たな産業活動のための環境づくりを進めて参ります。 また,農業生産基盤の充実強化,農業後継者問題への対応,都市と農村との交流促進など,都市農業の振興を図ってまいります。
さらに,仕事と家庭生活の両立を支援するとともに,女性,高齢者,障害者の雇用機会の確保や働きやすい環境づくりに取り組んで参ります。

 

最後に,みんなで築いていくまちづくりであります。
まちづくりの主役は,都市で生活し,活動するすべての市民,民間団体,企業であり,それらの皆様との参加と協働により,共にまちづくりを進めていくことが大切であります。
ボランティアなどの市民公益活動を支援する施設の整備・充実と男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進するとともに,常設の区民懇話会やITの活用等により,市民の声を市政運営に反映して参ります。
また,IT化を推進し,電子市役所の実現を目指すほか,行政改革や情報公開によるスリムで透明性のある市政運営に努めて参ります。

 

以上,6つのまちづくりの考え方を申しあげましたが,ここで,市町村合併について触れておきたいと思います。
国のいわゆる「骨太の方針」では,地方自立・活性化プログラムとして,すみやかな市町村の再編などが示されており,市町村合併は,地方自治体として避けては通れないテーマであります。
本市については,県の合併推進要綱で,四街道市との合併パターンが示されるなど,様々な動きがございますが,その効果が具体的にどうかということを十分に見極めるとともに,市民の皆様のご意見や議員各位のご意向を伺い,検討を深めつつ,方向性を定めて参りたいと考えております。
以上,私の市政運営の基本的な考え方を述べさせていただきました。

 

今,時代は,将来の予測が極めて難しい時期を迎えている中で,国においては,「聖域なき構造改革」が進められており,地方自治体におきましても,分権型社会にふさわしい新たな視点にたった行政運営が求められてきております。
私は,今後とも,市議会と執行部の良好な信頼関係のもと,「じっくり聞いて しっかり実行」をモットーに,新市長としての清新な気概を持って,全庁一丸となって,市政の発展と市民生活の充実・向上のため,全力を傾注して参る所存でおりますので,議員各位には,特段のご理解とご協力を賜りますよう,心からお願い申しあげます。
市長就任にあたり,市政運営に対する私の所信の一端を申しあげ,ご挨拶といたします。

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