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更新日:2021年12月10日

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平成28年第3回千葉市議会定例会提案理由

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第101号は、平成28年度一般会計補正予算であります。

歳入歳出予算については、国の平成27年度補正予算に伴う保育士の修学資金等の貸付に係る経費のほか、子どもルームの入所待機児童解消に向けた施設整備に係る経費など、総額8億5,000万円を追加するものであります。

今回の補正により、一般会計の総額は、4,016億7,600万円となります。

継続費については、宮野木町第2団地建替事業に係る国庫補助金の決定に伴い、年割額を変更するもので、債務負担行為については、市税等のコンビニエンスストア収納業務に係る経費ほか2件について追加するものであります。

また、地方債については、住宅建設事業費及び保健体育施設整備事業費を変更するものであります。

 

議案第102号から第105号までの4議案は、いずれも平成28年度特別会計の補正予算で、総額8億4,400万円を追加するものであります。

今回の補正によりまして、特別会計の総額は4,453億6,400万円となります。

議案第102号の国民健康保険事業特別会計、議案第103号の介護保険事業特別会計、議案第104号の後期高齢者医療事業特別会計及び議案第105号の下水道事業会計は、いずれも公共料金のコンビニエンスストア収納業務に係る経費について債務負担行為を追加するものであります。

これに加えて、議案第102号の国民健康保険事業特別会計は、事業の都道府県単位化に向けたシステム改修経費を追加するもので、議案第103号の介護保険事業特別会計は、前年度剰余金を介護給付準備基金へ積み立てるとともに、県支出金等の超過交付分の償還金を追加するものであります。

 

議案第106号から第114号までの9議案は、いずれも条例の制定改正であります。

議案第106号は、地方税法の改正に伴い、軽自動車税のグリーン化特例の適用期限を延長するほか、所要の改正を行うもので、議案第107号は、省令の改正に伴い、地域密着型通所介護事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるほか、所要の改正を行うもので、議案第108号は、海浜病院の診療科目を追加するものであります。

議案第109号は、コンビニエンスストアに設置された多機能端末により住民票の写し等を交付する場合の手数料の額を定めるほか、所要の改正を行うもので、議案第110号は、新たに、磯辺スポーツセンターを設置するとともに、高洲市民プールの名称及び位置を変更するもので、議案第111号は、産業用地整備支援事業審査会を設置するものであります。

議案第112号は、省令の改正に伴い、保育所における保育士等の配置要件を緩和するもので、議案第113号は、花見川第一小学校及び第二小学校を統合し、新たに花見川小学校を設置するもので、議案第114号は、蘇我スポーツ公園に第2多目的グラウンド南を設置するほか、所要の改正を行うものであります。

 

議案第115号及び第116号は、磯辺4丁目28-1工区及び2工区の液状化対策施設工事について、それぞれ工事請負契約を締結するもので、議案第117号は、旧磯辺第一小学校解体工事の工期を変更するもので、議案第118号は、市道路線を認定するもので、議案第119号は、平成27年度下水道事業会計の未処分利益剰余金を減債積立金に積み立てるほか、資本金に組み入れるものであります。

 

議案第120号から第137号までの18議案は、いずれも平成27年度決算の認定であります。

平成27年度決算は、一般会計では、生活保護費等の扶助費が増加したことなどから歳出決算総額が前年度比で増加するとともに、実質収支につきましては、市税収入が予算に比べ増収となったことなどから、前年度を上回る黒字となりました。また、全会計の市債残高や国民健康保険事業の累積赤字などの 債務につきましては、着実に削減したところであります。

それでは、平成27年度の市政運営の内容と決算の概要についてご説明申し上げます。

平成27年度の市政運営は、公債費の高止まりや扶助費の増加等による厳しい収支見通しの中で、財政健全化に向けた取組みの推進、第2次実施計画事業等の推進の二つの方針を基本に予算編成を行うとともに、効率的な執行に努めて参りました。 

初めに、財政健全化に向けた取組みの推進として、歳入では、市税等の徴収対策の強化に取り組み、市税徴収率は、前年度を0.7ポイント上回る96.4%となったほか、歳出では、市民生活に配慮しつつ、既存事務事業の整理・合理化を図りました。

次に、第2次実施計画事業等の推進につきましては、事業費の精査を行った上で、事業の推進を図ったところであります。

主な事業内容を申し上げますと、医療・介護では、医師、介護支援専門員など多職種間の連携及び自主的な介護予防活動の促進など地域包括ケアシステムの構築に向けた取組みを推進するとともに、成人用肺炎球菌予防接種の自己負担額の引下げを行い、子育て支援では、保育園の整備など待機児童対策を引き続き推進したほか、生後4か月までの乳児家庭や健診未受診家庭への訪問体制を強化しました。

防災・安全では、液状化対策や防犯街灯のLED化を推進し、地域経済の活性化では、企業立地の促進のほか、「千葉あそび」の多言語化やレッドブル・エアレース千葉2015開催に合わせた 観光PRを行いました。

市民協働・業務改革では、区役所窓口改革の推進として、ワンストップ窓口及び事務センターの平成29年1月開設に向けた準備を進めたほか、地域の様々な団体で構成される地域運営委員会の設置・運営を支援し、特性を活かすまちづくりでは、動物公園の展示リニューアルとしてライオン展示場を、千葉中央港地区に旅客船ターミナルをそれぞれ整備し、本年4月に開設したほか、都市アイデンティティを確立するため、戦略プランの策定に取り組みました。

このほか、国の「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」に呼応した取組みとして、地域経済活性化商品券の発行や地方創生に向けた人口ビジョン・総合戦略の策定を行いました。

この結果、平成27年度の一般会計決算額は、歳入3,923億6,000万円、歳出3,848億500万円となり、実質収支は45億4,100万円となったところであります。

また、特別会計14会計の決算額は、歳入3,762億3,800万円、歳出3,822億8,900万円となっており、国民健康保険事業特別会計の収支不足については、翌年度予算の繰上充用で対応いたしました。

さらに、企業会計3会計の決算額は、歳入707億8,500万円、歳出810億300万円となり、収支不足分については、損益勘定留保資金等で対応いたしました。

 

以上、このたび提案いたしました議案の概要を申し上げました。

なにとぞ、よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

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