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更新日:2012年5月23日
千葉市が世界に誇る大賀ハスの素晴らしさをもっと知っていただくため、大賀ハスの由来、大賀博士のハス研究、千葉公園の開花状況など、大賀ハスに関するさまざまな情報を集めました。
1951(昭和26)年3月3日から4月4日までの34日間、大賀一郎博士たちは千葉県検見川の東京大学農学部厚生農場内(現・東京大学総合運動場)の泥炭層を掘り下げ、地下約6メートルから3月30日に第1番目の古蓮実1粒、4月6日に2粒の実を発掘しました。同年5月に大賀博士宅(東京都府中市)で発芽処理が行われ、生育した実生苗2株が6月に千葉県農業試験所(現県農林総合研究センター)へ移されました。1株は間もなく枯れ、3月30日出土の実生苗だけが立葉8枚の株に大きく生長しました。
翌1952(昭和27)年4月7日に生長根を掘り上げ、蓮根4節60cmを東大園芸試験所(現東大大学院農学生命研究科附属緑地研究所)に、3節約40cmを千葉市千葉公園の弁天池(綿打池の一角)へ移植、2節約30cmを県農業試験場に分根、栽培されました。
東大の蓮根は、地元の伊原茂氏に栽培委託され、この株が1952(昭和27)年7月18日に開花しました。1954(昭和29)年3月31日付で千葉県の天然記念物「検見川の大賀蓮」として指定され、以来、この古蓮は「大賀蓮」と呼ばれています。大賀蓮は、実と同じ地層から出土した丸木舟のラジオカーボンテストによって2000年前の古蓮と推定されました。分根された千葉公園の株は1953年(昭28年)8月5日、県農業試験場の株は1955年(昭30年)に開花しています。
1粒の古蓮実が3つの蓮根となり、その後、実や蓮根によって、国内及び海外へ150箇所以上に分根、移植され、友好と平和の使者として親しみ愛されています。また、平成5年(1993)4月29日、千葉市が政令指定都市に移行したことを記念し「市の花」に制定され、古代のロマンを秘めた花蓮として本市の象徴になっています。
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