都川水の里公園の概要

計画概要

計画の背景・意義

市街地内の空地や自然環境の減少によって、機能的都市基盤整備に偏重しがちだった都市整備は、快適性や心の豊かさに目を向けたまちづくりへと変化しました。河川整備においても、河川が本来有する水辺としての機能や都市景観形成上の役割に注目した河川環境の整備が強く要望されるようになりました。一方、河川流域開発は、雨水流出機構に著しい変化をもたらし、都市水害の原因となりましたが、密集した市街地では河道拡幅が非常に困難であることから、河道改修に加えて、河川上・中流部適地への遊水地の設置が重要視されました。本計画は、「親水公園」として大規模な常時水面を確保しながら、都川を含めた「水辺」に対して、修景的、親水的配慮をした公園の整備を図ろうとするものであり、社会的、時代的要請に応えうる計画として、「水」と対立して捉えられがちな治水事業に対し、「水」と共存を積極的に図ろうとする取り組みです。

計画地

計画地は、千葉市のほぼ中心部に位置し、JR千葉駅から東へ約4kmの地点になります。
若葉区の大宮町と加曽利町の一部、中央区の星久喜町の一部を区域に持ちます。
北側には国道126号、西側には京葉道路、南側には千葉東金道路が走ります。

公園の名称について

親しみのある公園となるように、市民の皆さんに向けて、新しい公園の名称を平成21年度に募集しました。
92通の応募から、市民や地域住民などによる名称選定委員会にはかり、「都川水の里公園」を新しい公園名称として決定いたしました。

～選定の理由～
「都川水の里公園」は、「都川」という場所が分かりやすく、「水に親しむ」という公園のイメージにもつながります。また、「ふるさと」を感じさせ、親しみがもてます。

平面図

都川水の里公園全体の平面図です。
（この平面図は平成17年度に公表した基本計画に基づき作成したものです。
状況により整備内容は変更する場合があります。）

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