指標の詳細説明
寒川第一地区の都市再生整備計画において設定した指標を解説します
指標1「公共用地率」について
1.指標の定義
本地区の全体面積のうち、道路や公園等の面積の割合とします。
2.本指標設定の考え方
道路や公園の面積が増えることにより、密集市街地の改善が図られ、災害等に強いまちになると判断できることから、防災環境の改善状況を確認する指標として設定しました。
3.目標値と従前値
従前値:20% (H20年度)
目標値:24% (H25年度)
4.目標値設定の考え方
本地区は既成密集市街地の改善を目指しており、最終的な目標として30%の公共用地率を目指しますが、当計画期間の5年間で4%増の24%を目指す考えです。
指標2「緊急車両乗り入れ不可能建物棟数」について
1.指標の定義
本地区内の幅4m未満の道路に面する建物や道路に面していない建物が平成元年、土地区画整理事業着手時から事業の進捗とともに解消されていますが、残りの建物の割合とします。
2.本指標設定の考え方
緊急車両の乗り入れが困難な建物は災害時等の対応が困難です。このような建物を減らすことは、住みやすい環境づくりと結びつくと判断できることから、良好な居住環境の改善状況を確認する指標として設定しました。
3.目標値と従前値
従前値:31% (H20年度)
目標値:19% (H25年度)
4.目標値設定の考え方
本地区は、安全で住みよい街を目指しており、最終的な目標は0%を目指すが、当計画の5年間で12%の改善を目指す考えです。