更新日:2023年3月28日

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がん検診実施体制

がん検診実施体制

1実施体制(対策型検診と任意検診)

がん検診には、市町村などの住民検診に代表される「対策型検診」と、個人が希望して行われる人間ドックなどの「任意型検診」とがあります。対策型検診は、地域などにおけるがん死亡率の減少を目的として、導入されるものであり、任意型検診は、個人の死亡リスクを下げることを目的に医療機関などが任意で提供する医療サービスです。
どちらが自分のニーズに合っているか理解し、がん検診を受診することが重要です。

  対策型検診(住民検診) 任意型検診(人間ドック)
目的 対象集団全体の死亡率を下げる 個人の死亡リスクを下げる
概要 予防対策として行われる
公共的な医療サービス
医療機関・検診機関などが
任意で提供する医療サービス
検診対象者 構成員の全員
(一定の年齢範囲の住民など)
定義されない
検診費用 公的資金を使用 全額自己負担
利益と不利益 限られた資源の中で、
利益と不利益のバランスを考慮し、
集団にとっての利益を最大化
個人のレベルで、
利益と不利益のバランスを判断

出典:国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービスより引用

2検診のメリット・デメリット

検診のメリットは、科学的根拠に基づく場合にのみ保証されます。

一方でデメリットはどんな検診であっても起こり得ます。

検診のメリット

・症状がない時に検診を受けることで早期発見につながります。

・がんにより亡くなることを減らせます。

検診のデメリット

・がんを100%発見できるものではありません。

・がんがない方でも、判定が「要精密検査」となる場合があります。

・検診や精密検査に伴う偶発症(放射線被ばくや出血等)が発生する可能性があります。

がん検診について(国立がん研究センターがん対策情報センター)

 

このページの情報発信元

保健福祉局健康福祉部健康支援課

千葉市美浜区幸町1丁目3番9号 千葉市総合保健医療センター2階

ファックス:043-238-9946

shien.kenshin@city.chiba.lg.jp

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