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更新日:2023年9月14日

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ジカウイルス感染症(ジカ熱)に関する基本的な情報

ジカウイルス感染症とは

デング熱と同様、蚊を媒介して感染する病気であり、アフリカ、中南米、アジア太平洋地域で感染が多く報告されています。

流行国で蚊に刺されることにより、感染する恐れがあるため、海外旅行をされる方は特に注意が必要です。

なお、2020年8月末時点で、日本国内での感染は報告されておりません。

※感染症法における四類感染症に規定されたことに伴い、名称が「ジカ熱」から「ジカウイルス感染症」に変更されました。

ジカウイルス感染症の症状

軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等が主な症状です。

海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に上記のような症状が現れた場合には、医療機関を受診して下さい。

なお、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあるようです。

また、ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり(先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。

ジカウイルス感染症の感染経路及び流行地域

ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することで感染します。

アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生があり、特に近年は中南米及びその周辺地域で流行しています。

厚生労働省が作成したホームページ(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)において、流行地域の情報が定期的に更新されておりますので、海外旅行を計画する場合には参考にしましょう。

ジカウイルス感染症の感染予防策

蚊が媒介する感染について

海外の旅行地にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖、長ズボンの着用が推奨されます。蚊の忌避剤(いわゆる虫避けスプレー)等も現地では活用されています。

ジカウイルス感染症と胎児の小頭症について、関連が示唆されています。このため、妊婦の方の流行地への渡航は控えた方がよいとされています。

やむを得ず渡航する場合は、主治医と相談の上で、厳密な防蚊対策を講じることが必要です。

性行為感染について

ジカウイルス感染症は蚊媒介感染事例が主ですが、性行為による感染についても、男性から女性パートナーへ、女性から男性パートナーへのいずれも少数例ではありますが感染事例が報告されています。

性行為感染及び母体から胎児への感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は症状の有無に関わらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

また、流行地域から帰国した男女は、症状の有無に関わらず、少なくとも6か月間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際に、コンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

医療関係者の方へ

ジカウイルス感染症は、感染症法の四類感染症に追加され、平成28年2月15日から医師による保健所への届出が義務付けられました。

流行地域からの帰国者等で、ジカウイルスへの感染を疑う患者が受診した際には、保健所感染症対策課(043-238-9974)まで連絡をお願いします。

 

 

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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